なでしこ“北欧トリオ”が開幕から躍動! AIK林穂之香、リンシェーピング宝田沙織がゴールを記録、籾木結花も先発出場

2022.03.28 19:28 Mon
Getty Images
スウェーデンの地で奮闘するなでしこジャパンの戦士たちが、早速結果を残している。26日から28日にかけて行われているスウェーデン女子1部、ダーム・アルスヴェンスカンの開幕節。MF林穂之香の所属するAIKフットボールは27日、KIFエーレブルーをホームに迎えた。
昨シーズンから加入し、欠かせない存在となっている林も当然スタメン出場。12分にはチームのオープニングゴールとなる先制点を挙げた。

ボックス右からジェニー・ノルディンが斜めのパスをゴール前に入れると、林はクリアボールをボックス内で回収し、左足を迷いなく一閃。右ポストを叩いたシュートはGKに当たり、ゴールへと吸い込まれた。

AIKは78分にも1点を追加すると、そのままタイムアップを迎え、2-0で勝利。フル出場を果たした林は自身のインスタグラムで「開幕戦勝利。初めて観に来ましたっていう日本人の方が応援しに来てくれてて嬉しかったです。ありがとうございました!」と、喜びのコメントを残している。
また、DF宝田沙織とMF籾木結花を擁するリンシェーピングFCは27日にヴィットショーGIKとホームで対戦。宝田はフル出場、籾木は86分までプレーした。

試合はゴールレスで迎えた前半終了間際にセットプレーからホームチームが先制点を挙げる。左CKの際にボックス右手前に位置取っていた宝田が、クリアボールを拾ってボックスに侵入し、相手をかわしての右足シュートを左隅に流し込んだ。

昨年のワシントン・スピリット時代は無得点に終わっていたため、宝田にとっては加入後初得点となっただけでなく、海外クラブでの初ゴールとなった。

リンシェーピングは後半に失点を喫し、開幕戦をドローで終えた。宝田は試合後「開幕戦初ゴール。次はチームを勝たせる点を取るためにしっかり切り替えて頑張ります」と、自身のツイッターでさらなる奮起を誓った。

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