U-21日本代表、斉藤光毅&山本理仁の鮮烈弾でU-23カタール撃破! 連勝で29日の順位決定戦へ《ドバイカップU-23》
2022.03.26 22:55 Sat
U-21日本代表は26日、ドバイカップU-23でU-23カタール代表と対戦し、2-0で勝利した。
パリ・オリンピックを目指す世代の初の国際試合となった今大会。日本は23日に行われたU-20クロアチア戦を小田裕太郎のゴールで1-0と勝ち切り、大岩剛監督の初陣を白星で飾った。
連勝を目指す日本は中2日での一戦に向け、半田陸、甲田英將、斉藤光毅を除く先発8人を変更。GKに小久保玲央ブライアンが入ったほか、初戦で出場機会がなかった鈴木海音、木村誠二、川崎颯太、細谷真大が今大会初出場となった。
◆U-21日本代表(スターティングメンバー)
GK:小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
DF:半田陸(山形)、鈴木海音(栃木)、木村誠二(山形)、加藤聖(長崎)
MF:川崎颯太(京都)、松木玖生(FC東京)
MF:甲田英將(名古屋)、荒木遼太郎(鹿島)、斉藤光毅(ロンメル)
FW:細谷真大(柏)
引き続き[4-2-3-1]の布陣で臨んだ日本は、立ち上がりからボールの主導権を掌握。開始4分には甲田の右から中央への仕掛けを起点に、最後はボックス内の斉藤がファーストシュートに持ち込む。
ビルドアップの苦戦に加え、相手にボールを握られて縦に速い攻撃に晒されて、GK小久保玲央ブライアンの身体を張った守備で幾度かピンチを凌ぐ場面も。そういった中、前半半ば過ぎの28分には松木の浮き球パスに反応した細谷が相手DFに先んじてボールを突いてボックス左でフリーの斉藤につなぐも、フリーで放った左足のシュートは左ポストを叩き、この試合最大の決定機を逸した。
飲水タイムによる中断を経て、全体の戦い方を整理した日本はやや相手陣内でのプレータイムを増やすが、終盤にかけては相手の強度の高いプレーにボールロストが目立ち防戦の展開に。最後の粘りで失点こそ喫しなかったが、難しい状況のままハーフタイムを迎えることになった。
メンバー交代なしで臨んだ後半は相手のプレッシャーをうまくかい潜りながらサイドを起点にチャンスを作り出す。49分には半田の裏への飛び出しからのプルバックをボックス中央の甲田がダイレクトシュートもDFの身体を張ったブロックに遭う。
しかし、良い形で攻撃を続ける日本は53分、甲田のフリックに反応した細谷が快足を飛ばして右サイド深い位置まで運び、並走する斉藤へ絶妙な折り返しを供給。斉藤はダイレクトでシュートを打つことはできなかったものの、ボックス中央で細かいフェイントでDFのタイミングを外して股間を抜く技ありのシュートをゴール左下隅へ流し込んだ。
前半の決定機逸を払しょくする斉藤のゴールで2試合連続で先制に成功した日本は、これで完全に勢いに乗る。直後の54分には荒木のスルーパスに抜け出した甲田がボックス内でGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、ここは続けざまに放ったシュートのコースが甘くなり相手GKのファインセーブに阻まれる。
その後、徐々にビハインドを追うカタールに攻め込まれる場面が増えてきた日本は、64分にこの試合最初の選手交代を敢行。甲田と川崎を下げて、松村優太と共に今大会初出場の山本理仁をいずれも同じポジションに投入した。すると、67分にはその山本がボックス左で得意の左足を振り抜き、いきなり相手GKを脅かす。さらに、直後にも細谷が高い位置でのボール奪取からそのままボックス内に持ち込むが、ここはシュートを逡巡して相手のブロックに阻まれる。
追加点を奪い切れないものの、危なげなく時計を進めていく日本は、さらに76分に3枚替え。殊勲の斉藤、荒木、松木を下げて藤尾翔太、鈴木唯人、藤田譲瑠チマと初戦で先発した3選手を投入し、藤尾と細谷が前線に並ぶ[4-4-2]に並びを変えた。
相手にボールを持たれるが、カウンターから幾度か良いシーンを作り出した日本は終盤にセットプレーから試合を決める2点目を奪い切る。鈴木の左CKがゴール前でDFに撥ね返されるが、ペナルティアーク付近でこぼれに勢いを持って飛び込んできた山本が見事な左足のジャンピングボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。
その後、加藤を下げて内野貴史の投入で試合をクローズに入った日本はこのまま2-0でタイムアップを迎え、今大会2連勝を飾った。そして、29日に行われる順位決定戦で大会3連勝締めを狙う。
U-21日本代表 2-0 U-23カタール代表
【日本】
斉藤光毅(53分)
山本理仁(86分)
◆U-21日本代表
GK:小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
DF:半田陸(山形)、鈴木海音(栃木)、木村誠二(山形)、加藤聖(長崎)[→内野貴史(デュッセルドルフ)]
MF:川崎颯太(京都)[→山本理仁(東京V)]、松木玖生(FC東京)[→藤田譲瑠チマ(横浜FM)]
MF:甲田英將(名古屋)[→松村優太(鹿島)]、荒木遼太郎(鹿島)[→鈴木唯人(清水)]、斉藤光毅(ロンメル)[→藤尾翔太(徳島)]
FW:細谷真大(柏)
パリ・オリンピックを目指す世代の初の国際試合となった今大会。日本は23日に行われたU-20クロアチア戦を小田裕太郎のゴールで1-0と勝ち切り、大岩剛監督の初陣を白星で飾った。
◆U-21日本代表(スターティングメンバー)
GK:小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
DF:半田陸(山形)、鈴木海音(栃木)、木村誠二(山形)、加藤聖(長崎)
MF:川崎颯太(京都)、松木玖生(FC東京)
MF:甲田英將(名古屋)、荒木遼太郎(鹿島)、斉藤光毅(ロンメル)
FW:細谷真大(柏)
引き続き[4-2-3-1]の布陣で臨んだ日本は、立ち上がりからボールの主導権を掌握。開始4分には甲田の右から中央への仕掛けを起点に、最後はボックス内の斉藤がファーストシュートに持ち込む。
しかし、10分が過ぎた辺りから不用意なボールロストが増えると、相手に続けてセットプレーを与えるなど、一転して押し込まれる場面が目立ち始める。
ビルドアップの苦戦に加え、相手にボールを握られて縦に速い攻撃に晒されて、GK小久保玲央ブライアンの身体を張った守備で幾度かピンチを凌ぐ場面も。そういった中、前半半ば過ぎの28分には松木の浮き球パスに反応した細谷が相手DFに先んじてボールを突いてボックス左でフリーの斉藤につなぐも、フリーで放った左足のシュートは左ポストを叩き、この試合最大の決定機を逸した。
飲水タイムによる中断を経て、全体の戦い方を整理した日本はやや相手陣内でのプレータイムを増やすが、終盤にかけては相手の強度の高いプレーにボールロストが目立ち防戦の展開に。最後の粘りで失点こそ喫しなかったが、難しい状況のままハーフタイムを迎えることになった。
メンバー交代なしで臨んだ後半は相手のプレッシャーをうまくかい潜りながらサイドを起点にチャンスを作り出す。49分には半田の裏への飛び出しからのプルバックをボックス中央の甲田がダイレクトシュートもDFの身体を張ったブロックに遭う。
しかし、良い形で攻撃を続ける日本は53分、甲田のフリックに反応した細谷が快足を飛ばして右サイド深い位置まで運び、並走する斉藤へ絶妙な折り返しを供給。斉藤はダイレクトでシュートを打つことはできなかったものの、ボックス中央で細かいフェイントでDFのタイミングを外して股間を抜く技ありのシュートをゴール左下隅へ流し込んだ。
前半の決定機逸を払しょくする斉藤のゴールで2試合連続で先制に成功した日本は、これで完全に勢いに乗る。直後の54分には荒木のスルーパスに抜け出した甲田がボックス内でGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、ここは続けざまに放ったシュートのコースが甘くなり相手GKのファインセーブに阻まれる。
その後、徐々にビハインドを追うカタールに攻め込まれる場面が増えてきた日本は、64分にこの試合最初の選手交代を敢行。甲田と川崎を下げて、松村優太と共に今大会初出場の山本理仁をいずれも同じポジションに投入した。すると、67分にはその山本がボックス左で得意の左足を振り抜き、いきなり相手GKを脅かす。さらに、直後にも細谷が高い位置でのボール奪取からそのままボックス内に持ち込むが、ここはシュートを逡巡して相手のブロックに阻まれる。
追加点を奪い切れないものの、危なげなく時計を進めていく日本は、さらに76分に3枚替え。殊勲の斉藤、荒木、松木を下げて藤尾翔太、鈴木唯人、藤田譲瑠チマと初戦で先発した3選手を投入し、藤尾と細谷が前線に並ぶ[4-4-2]に並びを変えた。
相手にボールを持たれるが、カウンターから幾度か良いシーンを作り出した日本は終盤にセットプレーから試合を決める2点目を奪い切る。鈴木の左CKがゴール前でDFに撥ね返されるが、ペナルティアーク付近でこぼれに勢いを持って飛び込んできた山本が見事な左足のジャンピングボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。
その後、加藤を下げて内野貴史の投入で試合をクローズに入った日本はこのまま2-0でタイムアップを迎え、今大会2連勝を飾った。そして、29日に行われる順位決定戦で大会3連勝締めを狙う。
U-21日本代表 2-0 U-23カタール代表
【日本】
斉藤光毅(53分)
山本理仁(86分)
◆U-21日本代表
GK:小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
DF:半田陸(山形)、鈴木海音(栃木)、木村誠二(山形)、加藤聖(長崎)[→内野貴史(デュッセルドルフ)]
MF:川崎颯太(京都)[→山本理仁(東京V)]、松木玖生(FC東京)[→藤田譲瑠チマ(横浜FM)]
MF:甲田英將(名古屋)[→松村優太(鹿島)]、荒木遼太郎(鹿島)[→鈴木唯人(清水)]、斉藤光毅(ロンメル)[→藤尾翔太(徳島)]
FW:細谷真大(柏)
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