U-21を率いる大岩剛監督、パリ五輪世代のカタールW杯のメンバー入りへ「なんとしても入って行くというパワーを見せて欲しい」

2022.03.25 21:10 Fri
©超ワールドサッカー
U-21日本代表の大岩剛監督が、ドバイカップU-23の第2戦、カタール戦に向けてメディア取材に応じた。

23日に行われたドバイカップU-23の初戦でU-20クロアチア代表と対戦した日本。過密日程の中で、調整もままならない中での試合だったが、後半途中出場の小田裕太郎(ヴィッセル神戸)がゴールを奪い、1-0で勝利を収めた。
第2戦のカタール戦を前に大岩監督がオンラインのメディア取材に応対。カタールの印象については「映像を見る限り力のある選手、スピードのある選手も前線は多く、テクニカルスタッフを見ても様々な国の方がいらっしゃいます。非常に現代的なサッカーをする印象があります」とコメント。手強い相手と感じているようだ。

カタール代表は、日本代表がアジアカップで対戦し、決勝で敗れた相手。そのチームと似た印象があると言い、「若干システムは違いますが、コーチングスタッフはスペイン人の他にもチリ人などの南米の人もいます。テクニカルなサッカーを当時もやっていましたが、その流れはあると思います。幅を使った攻撃をしてきます。ウィークポイントもあるので、そこを突くように準備していきたいと思います」と、警戒しながらも弱点を突きたいとした。

クロアチア戦では交代枠6つを使った日本だが、第2戦が終わって帰る選手もいる。明日のメンバーについては「(クロアチア戦に)途中から出た選手、出場しなかった選手を積極的に使いたいと思います」とコメント。「ただ、色々な状況がありますので、しっかりと加味しながら選手選考を行いたいと思います」と語り、初戦で出ていない選手たちが中心となりそうだ。
24日にはA代表がカタール・ワールドカップ(W杯)出場を決めたが、「昨日も選手たちに言いましたけど、ああいうギリギリの戦いで、色々なプレッシャーがあり、気候、環境、試合までのアプローチ全て。そしてピッチに入った時の相手との駆け引き、戦いというのが、サッカー選手としての大きさというか、全てが関わってあの舞台に立って勝つという偉業を成し遂げました。そこまでの道は一筋縄ではいかないし、一足飛びにもいかない。刺激を受けながらあそこを目指す。しっかりと自分たちのスタンダードにして日常を変えて行くということしか方法はないです」とコメント。A代表の苦労を知っているだけに、選手たちにもしっかりと伝えたという。

ただ、「外部から言っても、選手たちが感じて気付いて、我々が個人としてあの場に立てるタイミングを早くしてあげるということしかない」と語り、「A代表は最終予選を戦う中で、システム、戦い方はブレないながらも変化してきたと思います。どういう選手がチームとして必要とされるかチームとして力を発揮できるかを我々の選手たちも見てきているので、どんなシステム、どんな戦術でも力を出せる選手を見極める、育てていきたいなと思いますし、A代表に負けないグループにしていきたいと思います」と、パリ五輪を目指すこのチームも、A代表に匹敵する集団にしたいようだ。

A代表経由ということを口にしている大岩監督。カタールW杯にU-21の選手が入って欲しいかという質問には「報道を見ると、今A代表に試合に出ている選手、関わっている選手からもここからが戦いだとコメントしているので、そういう選手たちも目の色を変えて実際に自分自身を高めて行くだろうし、そんな簡単な気持ちでグループに割り込んでいけるとは思っていないですが、そういう気概というか、欲というか、そういうものがみなぎっている選手が出てくることを願っています」とコメント。「アプローチはしていきますが、自分自身がなんとしても入って行くというパワーを持っている選手がいると良いなと思います」と、選手たちが刺激を受けて本気でW杯出場を目指すようになって欲しいと語った。

今のA代表に割り込むには選手個々の武器が必要になる。大岩監督は「色々な特徴を持っている選手がいます。スピード、中盤での運動量、ゲームコントロール、サイドバックに求められる要素を持っている選手もいる」とコメント。「いかに解き放つと言ったら変ですが、限界を作っているというか、これぐらいで良いという限界か、これぐらいしかできないという限界なのか、ミスを恐れているというか。ミスを忘れて高いレベルに持って行くという選手であって欲しいです」と、持っている力を出し切る選手になって欲しいとした。

また「ミスを恐れることがミス。ミスをして気付いて修正していく。それを繰り返して行くことがレベルを上げて行くことになります」とコメント。具体的な選手名も挙げ、「(鈴木)唯人だったりは期待されていますが、変に収まらずに、まだまだやれるし、ジョエル(藤田譲瑠チマ)や半田(陸)は負けない素質は持っていると思います。それをいかに解き放つか。変な限界を作らないで欲しいですし、まだまだできると思います」と、選手たちの持っている力を信じていると語った。
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