日本代表合流前に伊東純也が個人技で技ありゴール! チームは敗れPO争いが混沌《ジュピラー・プロ・リーグ》

2022.03.21 11:01 Mon
Getty Images
20日、ジュピラー・プロ・リーグ第32節のクラブ・ブルージュvsヘンクが行われ、3-1でクラブ・ブルージュが勝利した。
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この試合、日本代表MF伊東純也は2トップの一角で先発フル出場を果たし、1ゴールを記録している。
8位に位置するヘンクは、激しいプレーオフ2の出場争いをしている状況。猛然と後方から追いかけるシント=トロイデンが勝ち点を順調に積み上げており、敗れれば勝ち点で並ばれる可能性もある試合となった。

試合は4分、右CKを得たクラブ・ブルージュはショートコーナーを選択。変化をつけた流れから味方のシュートをハンス・ヴァナケンが合わせてコースを変え、クラブ・ブルージュが先制する。

ポール・オヌアチュが不在のヘンクは前線のターゲットが不在に。それでも23分、ボックス内右でパスを要求した伊東がクロスを送るが、中では合わない。
それでも39分に伊東が見せる。右サイドからのパスをボックス手前で受けると、相手のプレスを回避しながらドリブルで左サイドへ持ち出しながら左足シュート。これがゴール右に決まり、ヘンクが同点に追いつく。

日本代表合流前に結果を残した伊東。試合はそのまま1-1で後半に入るが、49分に失点する。

クラブ・ブルージュは右サイドをダイレクトパス交換で崩すと、ボックス右からクリントン・マタが浮き球のクロス。これをニアサイドでチャールズ・デ・ケテラエルが打点の高いヘッドを叩き込み、リードを奪う。

負けられないヘンクは伊東が厳しいプレスでも貢献。しかし、64分にムジャイド・サディックが決定機阻止で一発退場となってしまった。

それでも67分にはこのファウルの流れから、上手く守ったヘンクがカウンター。伊東がスピードを生かして持ち込むと、グラウンダーのクロスをボックス中央でジョセフ・ペイントシルがトラップ。そこからシュートも、ブロックされてしまう。

数的不利の状況でも負けられないヘンクは攻め込むと、73分にはこぼれ球を拾った伊東がゴール近くからシュートも枠外。すると74分にサルギス・アダムヤンにゴールを許して勝負あり。伊藤は精力的に動き、何度もゴールに向かったが一歩及ばず、3-1でクラブ・ブルージュが勝利した。

この敗戦でヘンクは勝ち点45のままとなり、ベールスホットを下したシント=トロイデンに勝ち点で並ばれることとなった。

クラブ・ブルージュ 3-1 ヘンク
【クラブ・ブルージュ】
ハンス・ヴァナケン(4分)
チャールズ・デ・ケテラエル(49分)
サルギス・アダムヤン(74分)
【ヘンク】
伊東純也(39分)



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