ルカク&ツィエク弾のチェルシーが躍進ボロに完勝! 余裕を持って準決勝進出《FAカップ》
2022.03.20 04:12 Sun
FAカップ準々決勝、ミドルズブラvsチェルシーが19日にリバーサイド・スタジアムで行われ、0-2で勝利したチェルシーが準決勝進出を決めた。
対するミドルズブラはマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムとプレミアリーグのビッグ6を破る快進撃を見せ、ノッティンガム・フォレストと共にチャンピオンシップ勢としてベスト8進出。直近のリーグ戦ではバーミンガムを2-0で破り、熾烈な自動昇格、プレーオフ争いの中で7位に位置する。
アウェイチケット販売不許可によってチェルシーが一時無観客開催を要請し、それをミドルズブラが強く非難するすったもんだの末、チェルシー側が要請を撤回することになった因縁の一戦。
最終的にホームサポーターと、制裁前の段階でチケットを購入した一部アウェイサポーターが集った中でスタートした試合は、アウェイチームが立ち上がりからクオリティの差を見せつける。
15分には自陣右サイドでのチアゴ・シウバを起点としたパスワークで相手の陣形を崩すと、右サイドのスペースに飛び出したマウントにツィエクから縦パスが繋がる。そのままボックス付近まで運んだイングランド代表MFは、背走して守るディフェンスとGKの間のスペースへ絶妙なグラウンダーのクロスを供給。これをルカクがGKの寸前でワンタッチで流し込んだ。
先制以降は攻勢を強めるミドルズブラの圧力を受け、攻め込まれる状況がしばらく続くが、相手の攻撃のクオリティ不足もあり、要所を締める守備で決定機まで持ち込ませない。
すると、前半半ば過ぎの31分には再び前から嵌めに来た相手に対して、左サイドのリュディガーからコバチッチへの縦パスで一気に局面を変えると、中央のマウントからボックス手前右でボールを受けたツィエクがカットインから左足を強振。ややドライブ回転がかかった低弾道のシュートがゴール左下隅に決まり、まんまと追加点を奪った。
この2点目でより落ち着いて試合を運べるようになったトゥヘルのチームは、ツィエクのお膳立てからルカクに3点目のチャンスが訪れるなど、危なげない支配運びをみせ、前半終了を迎えた。
後半も試合展開に大きな変化はなし。負けても失うものがないミドルズブラは立ち上がりから積極的にゴールを目指すが、前半同様にチェルシーの堅守を前になかなかフィニッシュまで持ち込めない。
一方、チェルシーはリスクを冒して攻撃に出ることはなく、中盤でボールを動かしながら試合を落ち着かせようとする。
後半は互いに決定機はおろかシュート数が増えないクローズな状況が続く。その中でチェルシーは69分にコバチッチ、プリシッチを下げてカンテ、ヴェルナー。80分を過ぎてケネディ、ヴェイルと若手をピッチに送り込んで試合を締める作業に入った。
試合終盤にはチェルシーにヴェルナー、ミドルズブラにコバーンと互いに相手ゴールへ迫る場面を作り出したが、後半はスコアが動くことなくタイムアップを迎えた。この結果、ユナイテッド、トッテナムを連破したボロの進撃をストップしたチェルシーが順当にベスト4進出を決めた。
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前ラウンドでチャンピオンシップ(イングランド2部)のルートン・タウンを逆転で破って8強入りを決めたチェルシー。ピッチ外ではオーナーを務めるアブラモビッチ氏の資産凍結、クラブ売却交渉とゴタゴタが続くも、チームは公式戦5連勝と好調を維持している。今回の一戦では2-1で競り勝ったチャンピオンズリーグのリール戦から先発5人を変更。並びを[4-2-3-1]に変更し、ルカク、ロフタス=チーク、マウント、サール、ツィエクがスタメンに名を連ねた。アウェイチケット販売不許可によってチェルシーが一時無観客開催を要請し、それをミドルズブラが強く非難するすったもんだの末、チェルシー側が要請を撤回することになった因縁の一戦。
最終的にホームサポーターと、制裁前の段階でチケットを購入した一部アウェイサポーターが集った中でスタートした試合は、アウェイチームが立ち上がりからクオリティの差を見せつける。
開始直後に右に流れたマウントの正確なクロスからいきなり決定機を作り出したチェルシーは、積極的に前から圧力をかける相手の守備をうまくいなしていく。
15分には自陣右サイドでのチアゴ・シウバを起点としたパスワークで相手の陣形を崩すと、右サイドのスペースに飛び出したマウントにツィエクから縦パスが繋がる。そのままボックス付近まで運んだイングランド代表MFは、背走して守るディフェンスとGKの間のスペースへ絶妙なグラウンダーのクロスを供給。これをルカクがGKの寸前でワンタッチで流し込んだ。
先制以降は攻勢を強めるミドルズブラの圧力を受け、攻め込まれる状況がしばらく続くが、相手の攻撃のクオリティ不足もあり、要所を締める守備で決定機まで持ち込ませない。
すると、前半半ば過ぎの31分には再び前から嵌めに来た相手に対して、左サイドのリュディガーからコバチッチへの縦パスで一気に局面を変えると、中央のマウントからボックス手前右でボールを受けたツィエクがカットインから左足を強振。ややドライブ回転がかかった低弾道のシュートがゴール左下隅に決まり、まんまと追加点を奪った。
この2点目でより落ち着いて試合を運べるようになったトゥヘルのチームは、ツィエクのお膳立てからルカクに3点目のチャンスが訪れるなど、危なげない支配運びをみせ、前半終了を迎えた。
後半も試合展開に大きな変化はなし。負けても失うものがないミドルズブラは立ち上がりから積極的にゴールを目指すが、前半同様にチェルシーの堅守を前になかなかフィニッシュまで持ち込めない。
一方、チェルシーはリスクを冒して攻撃に出ることはなく、中盤でボールを動かしながら試合を落ち着かせようとする。
後半は互いに決定機はおろかシュート数が増えないクローズな状況が続く。その中でチェルシーは69分にコバチッチ、プリシッチを下げてカンテ、ヴェルナー。80分を過ぎてケネディ、ヴェイルと若手をピッチに送り込んで試合を締める作業に入った。
試合終盤にはチェルシーにヴェルナー、ミドルズブラにコバーンと互いに相手ゴールへ迫る場面を作り出したが、後半はスコアが動くことなくタイムアップを迎えた。この結果、ユナイテッド、トッテナムを連破したボロの進撃をストップしたチェルシーが順当にベスト4進出を決めた。
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