スパーズがバウンスバックの勝利! ロメロ初弾にケインがアウェイ通算得点でPL新記録!《プレミアリーグ》
2022.03.17 06:26 Thu
プレミアリーグ第16節延期分、ブライトンvsトッテナムが16日にアメリカン・エクスプレス・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが0-2で勝利した。
立ち上がりから相手のビルドアップをけん制し合う中、トッテナムにいきなりビッグチャンス。5分、ボックス外に出て味方からバックパスを受けたGKサンチェスにハイプレスを仕掛けたケインが引っかけて相手ボックス内でボール奪取。だが、ボックス左角度のないところから無人のゴールへ向けて放った左足のシュートは惜しくも枠の右に外れた。
幸先よく決定機を作ったトッテナムは以降もボールを保持しながら相手の守備ブロック攻略を図るが、連戦による疲労の影響もあってか全体の動き出し、局面を変えるコンビプレーを繰り出せず、守備ブロックの前でボールを動かすに留まる。
前半半ばを過ぎると、攻撃の停滞に加えて相手にボールを握られて自陣深くまで攻め込まれる場面も増えるトッテナム。だが、決定力不足の相手の攻撃を水際で凌いでイーブンの状態を維持。すると、37分にはボックス中央でレギロンのクロスのこぼれを回収したソン・フンミンから横パスを受けたクルゼフスキが左足のグラウンダーシュートを放つと、ゴール前のロメロの足にディフレクトしたボールがゴール左隅の絶妙なコースに決まった。
結局、1点リードで試合を折り返したトッテナムは、勢いを持って後半に入ったブライトンに押し込まれる立ち上がりに。なかなか相手を押し返せない守勢が続いたが、得意のカウンターからエースが決定的な仕事を果たす。
57分、自陣ペナルティアーク付近でのクルゼフスキとホイビュルクのサンドした守備でボールを奪い切ると、ベンタンクールがそのまま持ち上がって背後のスペースを狙うケインへスルーパスを通す。やや左へ流れたこのスルーパスは球足が長くなったものの、GKサンチェスの判断ミスもあってケインが先に回収。中途半端なサンチェスのポジションを見極めてゴール左下隅へ右足のシュートを流し込んだ。
なお、リーグ戦4試合連発となったケインはこれがプレミアリーグでのアウェイ通算95点目(139試合)となり、ウェイン・ルーニーの94点(243試合)を抜き歴代最多記録となった。
この追加点で一気にラクになったコンテ率いるチームは、相手の攻勢を冷静に受け止めながらカウンターでトドメの3点目を狙う。71分にはケインの圧巻のスルーパスに抜け出したレギロンがボックス右に持ち込んで左足のシュートを放つが、ここはGKサンチェスにうまくコースを消された。
その後、2点差を維持して時計を進めるアウェイチームは80分にソン・フンミン、ドハーティを下げてルーカス・モウラ、エメルソンのブラジル人コンビを投入。試合をクローズする作業に入った。
試合終了間際にもケインやクルゼフスキ、レギロンに3点目のチャンスが訪れたが、GKサンチェスの意地のセーブもあって試合はこのままタイムアップ。トッテナムがユナイテッド戦の敗戦を払しょくする勝利を収めてトップ4争いに踏みとどまった。
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トッテナム(勝ち点45)は前節、敵地でマンチェスター・ユナイテッドに2-3で競り負け、トップ4を懸けたシックス・ポインターを落とし、暫定ながら8位に転落。その敗戦からリバウンドメンタリティが試される中3日での一戦ではリーグ5連敗中の13位ブライトン(勝ち点33)のホームに乗り込んだ。なお、コンテ監督は敗れたユナイテッド戦と全く同じスタメンを採用した。幸先よく決定機を作ったトッテナムは以降もボールを保持しながら相手の守備ブロック攻略を図るが、連戦による疲労の影響もあってか全体の動き出し、局面を変えるコンビプレーを繰り出せず、守備ブロックの前でボールを動かすに留まる。
前半半ばを過ぎると、攻撃の停滞に加えて相手にボールを握られて自陣深くまで攻め込まれる場面も増えるトッテナム。だが、決定力不足の相手の攻撃を水際で凌いでイーブンの状態を維持。すると、37分にはボックス中央でレギロンのクロスのこぼれを回収したソン・フンミンから横パスを受けたクルゼフスキが左足のグラウンダーシュートを放つと、ゴール前のロメロの足にディフレクトしたボールがゴール左隅の絶妙なコースに決まった。
幸運な形でのロメロの加入後初ゴールで先手を奪ったアウェイチームは、より前に出てきたホームチームに対して、徐々に得意とするカウンターの形が出始める。そういった中、42分にはロングボールへの対応を誤ったDFダフィのヘディングクリアを引っかけたクルゼフスキがボックス内でGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、ここはGKサンチェスのファインセーブに阻まれて追加点を奪い切ることはできなかった。
結局、1点リードで試合を折り返したトッテナムは、勢いを持って後半に入ったブライトンに押し込まれる立ち上がりに。なかなか相手を押し返せない守勢が続いたが、得意のカウンターからエースが決定的な仕事を果たす。
57分、自陣ペナルティアーク付近でのクルゼフスキとホイビュルクのサンドした守備でボールを奪い切ると、ベンタンクールがそのまま持ち上がって背後のスペースを狙うケインへスルーパスを通す。やや左へ流れたこのスルーパスは球足が長くなったものの、GKサンチェスの判断ミスもあってケインが先に回収。中途半端なサンチェスのポジションを見極めてゴール左下隅へ右足のシュートを流し込んだ。
なお、リーグ戦4試合連発となったケインはこれがプレミアリーグでのアウェイ通算95点目(139試合)となり、ウェイン・ルーニーの94点(243試合)を抜き歴代最多記録となった。
この追加点で一気にラクになったコンテ率いるチームは、相手の攻勢を冷静に受け止めながらカウンターでトドメの3点目を狙う。71分にはケインの圧巻のスルーパスに抜け出したレギロンがボックス右に持ち込んで左足のシュートを放つが、ここはGKサンチェスにうまくコースを消された。
その後、2点差を維持して時計を進めるアウェイチームは80分にソン・フンミン、ドハーティを下げてルーカス・モウラ、エメルソンのブラジル人コンビを投入。試合をクローズする作業に入った。
試合終了間際にもケインやクルゼフスキ、レギロンに3点目のチャンスが訪れたが、GKサンチェスの意地のセーブもあって試合はこのままタイムアップ。トッテナムがユナイテッド戦の敗戦を払しょくする勝利を収めてトップ4争いに踏みとどまった。
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