チェルシーがFA杯ボロ戦の無観客開催要請を撤回! FAの前向きな事態解決への声明受け翻意
2022.03.16 06:15 Wed
チェルシーは15日、イングランドサッカー協会(FA)に対して要請していたFAカップ準々決勝のミドルズブラ戦での無観客開催を撤回した。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏の資産が凍結となったチェルシー。これにより、クラブ売却交渉が完全にストップされたほか、新規チケットの販売や移籍市場における各種交渉が制限されるなど、厳しいクラブ運営を強いられている。
そういった中、クラブは19日にリバーサイド・スタジアムで行われるFAカップのアウェイゲームにチェルシーサポーターの参加を可能とすべく、金融制裁執行局(OFSI)と協議を進めていたものの、アウェイチケットの購入期限までに許可を得ることができず。最終的にアウェイチケット販売を断念することになった。
これを受け、クラブは「スポーツの健全性の問題からFA理事会に非公開で試合を行うよう指示することを非常に不本意ながら求めています」と、同試合の無観客開催を要請したことを明らかにした。
一方、この要請によってホームゲームでの無観客開催を強いられる可能性が出てきたミドルズブラは、「我々は、土曜日のFAカップ6回戦の試合を非公開で行うというチェルシーの要求を確認した。彼らの提案は信じられないものであり、何のメリットもないと考えている」、「我々は現在、FAからの正式な次のステップの通知を待っているが、クラブはチェルシーの行動に対して、最も強い言葉で抵抗していくので安心してほしい」と、怒りの声明を出していた。
そして、FA側との建設的な話し合いを受け、チェルシーも今回要請していたミドルズブラ戦での無観客開催を取り下げることを決めた。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏の資産が凍結となったチェルシー。これにより、クラブ売却交渉が完全にストップされたほか、新規チケットの販売や移籍市場における各種交渉が制限されるなど、厳しいクラブ運営を強いられている。
これを受け、クラブは「スポーツの健全性の問題からFA理事会に非公開で試合を行うよう指示することを非常に不本意ながら求めています」と、同試合の無観客開催を要請したことを明らかにした。
一方、この要請によってホームゲームでの無観客開催を強いられる可能性が出てきたミドルズブラは、「我々は、土曜日のFAカップ6回戦の試合を非公開で行うというチェルシーの要求を確認した。彼らの提案は信じられないものであり、何のメリットもないと考えている」、「我々は現在、FAからの正式な次のステップの通知を待っているが、クラブはチェルシーの行動に対して、最も強い言葉で抵抗していくので安心してほしい」と、怒りの声明を出していた。
その後、事態の収拾を図りたいFAは両クラブに続いて声明を発表。チェルシーのファン、対戦相手のファンの試合観戦を可能とすべくプレミアリーグ、イギリス政府と前向きな話し合いを継続していくことを約束した。
そして、FA側との建設的な話し合いを受け、チェルシーも今回要請していたミドルズブラ戦での無観客開催を取り下げることを決めた。
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