資産凍結のアブラモビッチ氏、ロシア政府とズブズブの関係も…不正取引の証拠見つかる
2022.03.15 12:10 Tue
イギリス政府により資産を凍結されてしまったチェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏。しかし、過去に不正な取引に関わっていることが発覚したようだ。イギリス『BBC』が報じた。
そのアブラモビッチ氏だが、現在ウクライナへと軍事侵攻しているロシアのウラジーミル・プーチン大統領と親しい仲にあり、その影響を受けて10日に資産を凍結されてしまった。
クラブの売却が現時点で不可能になったこと、クレジットカードの差し押さえの他、スポンサーの撤退など大きな影響出ている状況。そんな中、『BBC』の調査で、過去に不正取引に関与していたことが発覚した。
アブラモビッチ氏は1995年に不正なオークションでロシア政府から石油会社を購入し、数十億を稼いだとのこと。シブネフチ(現:ガスプロム・ネフチ)を2億5000万ドルで購入し、2005年に130億ドルでロシア政府に売り戻したとされている。
ただ、このことはすでにアブラモビッチ氏もイギリスの裁判所で認めており、不正な支払いをしたことを認めている。
しかし、この件はボリス・エリツィン大統領によって守られたとされ、秘密文書が政府によって抑えられたとのこと。担当し調査を進めていた検察官も解雇されるという不可思議なことが起きていた。
その後、2000年にウラジーミル・プーチン大統領が就任した際にもアブラモビッチ氏は守られることとなった。
さらに2002年にはスラブ・ネフチという石油会社を購入するオークションで、中国人の投資家がアブラモビッチ氏とパートナーシップを結んだ会社の提示額の2倍を予定したとされていた。しかし、モスクワに到着した際に誘拐される事件が発生。オークションを辞退することが解放の条件とされ、結果としてアブラモビッチ氏が関与する会社が買収していたという。
誘拐にアブラモビッチ氏が関与していたかどうかの証拠はないが、結果としてこの取引も出来レースであったことが指摘。しかし、この件も弁護士は否定しているとのことだ。
PR
ロシアの大富豪であり、実業家として知られるアブラモビッチ氏。2003年にチェルシーを買収すると、潤沢な資金を当時、ビッグネームを次々に獲得。チェルシーに数多くのタイトルをもたらしビッグクラブへと成長させていた。クラブの売却が現時点で不可能になったこと、クレジットカードの差し押さえの他、スポンサーの撤退など大きな影響出ている状況。そんな中、『BBC』の調査で、過去に不正取引に関与していたことが発覚した。
アブラモビッチ氏は1995年に不正なオークションでロシア政府から石油会社を購入し、数十億を稼いだとのこと。シブネフチ(現:ガスプロム・ネフチ)を2億5000万ドルで購入し、2005年に130億ドルでロシア政府に売り戻したとされている。
しかし、アブラモビッチ氏の弁護士は、犯罪行為によってとても大きな富を築いたという根拠はないと反論した。
ただ、このことはすでにアブラモビッチ氏もイギリスの裁判所で認めており、不正な支払いをしたことを認めている。
しかし、この件はボリス・エリツィン大統領によって守られたとされ、秘密文書が政府によって抑えられたとのこと。担当し調査を進めていた検察官も解雇されるという不可思議なことが起きていた。
その後、2000年にウラジーミル・プーチン大統領が就任した際にもアブラモビッチ氏は守られることとなった。
さらに2002年にはスラブ・ネフチという石油会社を購入するオークションで、中国人の投資家がアブラモビッチ氏とパートナーシップを結んだ会社の提示額の2倍を予定したとされていた。しかし、モスクワに到着した際に誘拐される事件が発生。オークションを辞退することが解放の条件とされ、結果としてアブラモビッチ氏が関与する会社が買収していたという。
誘拐にアブラモビッチ氏が関与していたかどうかの証拠はないが、結果としてこの取引も出来レースであったことが指摘。しかし、この件も弁護士は否定しているとのことだ。
PR
|
関連ニュース