クラブの窮地もチェルシー主将は毅然とした態度「外側の問題は忘れるべき」
2022.03.11 16:19 Fri
イギリス政府によるロシア制裁の影響で逆風が吹いているチェルシー。だが、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタはキャプテンらしい一貫した態度を示している。
そんな中で行われた10日のプレミアリーグ第30節のノリッジ戦では、気概を見せた選手たちが躍動。開始3分にDFトレヴォ・チャロバーのゴールで早々に先制すると、14分にはMFメイソン・マウントのゴールで追加点。後半にPKで1点を返されたものの、試合終了間際にはMFカイ・ハヴァーツがダメ押しのゴールを決めて、1-3の快勝を収めた。
先発出場したアスピリクエタも、クラブの窮地を心配しながらも、選手たちは目の前の試合に集中しなければならないと毅然とした態度を見せた。イギリス『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
「今日は普通の日ではなかったと認めざるを得ない。この問題は僕たちにはどうしようもない」
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ウクライナ侵攻を機に世界がロシア制裁の動きに舵を切る中、チェルシーではウラジミール・プーチンとの親交が深いオリガルヒの一員であるロシア人実業家のロマン・アブラモビッチオーナーが、イギリス政府によって資産が凍結され、クラブ自体も新規のチケット購入が禁止されるなど、計り知れない影響が及び始めている。先発出場したアスピリクエタも、クラブの窮地を心配しながらも、選手たちは目の前の試合に集中しなければならないと毅然とした態度を見せた。イギリス『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
「今日は普通の日ではなかったと認めざるを得ない。この問題は僕たちにはどうしようもない」
「ただ僕たちは、ここで試合に集中し、勝ち点3を取るために戦わなければならないことはわかっている。外で起きていることは一旦忘れなければならない」
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