鎌田大地が“EL男”の本領発揮で決勝点記録! フランクフルトが敵地でベティスに先勝《EL》
2022.03.10 04:47 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の1stレグ、ベティスvsフランクフルトが9日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、アウェイのフランクフルトが1-2で先勝した。なお、フランクフルトのMF鎌田大地は78分までプレー、MF長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。
グループDを3勝3分けの無敗で首位通過したフランクフルトは、ベスト4に終わった2018-19シーズン以来の8強進出を目指し、今季ラ・リーガでトップ4争いを繰り広げる難敵ベティスのホームに乗り込んだ。
直近のヘルタ・ベルリン戦を鎌田のアシストなどによって4-1のスコアで快勝し、連敗を「3」でストップしたチームは、その一戦と全く同じスタメンを採用。鎌田は[3-4-3]の左シャドーに入り、長谷部は引き続きベンチスタートとなった。
立ち上がりからアグレッシブな入りを見せたフランクフルトは、10分を過ぎてホームチームに押し返され始めるが、意外な形からファーストチャンスをゴールに結びつける。14分、相手陣内中央でボールを持ったソウが左サイドでフリーのコスティッチに展開。コスティッチはファーサイドに走り込む鎌田ら味方へのクロスを狙ったと思われるが、この柔らかなクロスが絶妙なループシュートの形でゴール右上隅に決まった。
幸先よく敵地で先制に成功したフランクフルトだが、以降はベティスの攻勢に晒される。すると、30分にはボックス右でカナレスからパスを受けたフェキルへの寄せが甘くなると、カットインから見事な左足のシュートをゴール左下隅へ突き刺された。
鎌田の今季EL4点目ですぐさま勝ち越しに成功したフランクフルトは、前半終盤にかけて攻勢を強めたホームチームの反撃を冷静に撥ね返し続けて1点リードで試合を折り返した。
後半立ち上がりにはフランクフルトに3点目を奪う絶好機が訪れる。リンドストロームがボックス右で折り返したボールがDFルイバルのボックス内でのハンドを誘いPK獲得。だが、キッカーのボレが左を狙って蹴ったシュートはGKブラーボに完璧に読まれキャッチされて痛恨のPK失敗となった。
ここから試合は攻守が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開に。ベティスがフェキルのラストパスからカナレス、フランクフルトが鎌田の正確なサイドチェンジからコスティッチと互いに相手ゴールへ迫る。その流れの中で60分過ぎにベティスはミランダと共に切り札のホアキンをピッチへ送り出した。
前がかりなホームチームの背後を狙う形でカウンターから際どいシーンを作り出すフランクフルト。67分には相手のバックパスを奪った鎌田がボックス内に持ち込んで絶妙なヒールパスでボレの決定機を創出。だが、PK失敗を含めて2度のビッグチャンスを逃していたコロンビア代表FWはここでもシュートコースが甘くGKブラーボの好守に遭う。
後半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続く中、両ベンチは積極的に交代カードを切っていく。78分には殊勲の鎌田がお役御免となり、より守備的なレンツがピッチへ送り出された。
その後はホームのベティスが幾度も相手ゴールに迫るシーンを作り出したが、フランクフルトが身体を張った守備で2点目を許さず。鎌田のゴールで勝ち切ったフランクフルトが大きなアドバンテージを得て、17日にホームで行われる2ndレグに臨むことになった。
また、同日行われたポルトvsリヨンは、アウェイのリヨンが0-1で勝利した。
UEFAコンペティションの常連対決は立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられる。GKジオゴ・コスタ、GKアントニー・ロペスと両守護神の好守もあり、0-0で折り返した試合は後半序盤に動く。
59分、リヨンがカウンターからボックス左に侵入したトコ・エカンビが冷静に中に折り返すと、相手と競ったデンベレの足に当たったボールが前向きのパケタの足元へこぼれると、リヨンの背番号10が冷静に左足のシュートをゴール左隅へ流し込んだ。
その後、ホームのポルトが攻勢を仕掛けた中、6分が加えられた後半アディショナルタイムにはFKからムベンバがゴールネットを揺らして劇的同点ゴールかに思われたが、VARのレビューの結果、オフサイドの判定でゴールは取り消しに。
この結果、敵地で競り勝ったリヨンが大きなアドバンテージを手にしてホームに帰還することになった。
グループDを3勝3分けの無敗で首位通過したフランクフルトは、ベスト4に終わった2018-19シーズン以来の8強進出を目指し、今季ラ・リーガでトップ4争いを繰り広げる難敵ベティスのホームに乗り込んだ。
立ち上がりからアグレッシブな入りを見せたフランクフルトは、10分を過ぎてホームチームに押し返され始めるが、意外な形からファーストチャンスをゴールに結びつける。14分、相手陣内中央でボールを持ったソウが左サイドでフリーのコスティッチに展開。コスティッチはファーサイドに走り込む鎌田ら味方へのクロスを狙ったと思われるが、この柔らかなクロスが絶妙なループシュートの形でゴール右上隅に決まった。
幸先よく敵地で先制に成功したフランクフルトだが、以降はベティスの攻勢に晒される。すると、30分にはボックス右でカナレスからパスを受けたフェキルへの寄せが甘くなると、カットインから見事な左足のシュートをゴール左下隅へ突き刺された。
これで試合の流れは一気にホームチームに傾くかに思われたが、フランクフルトの“EL男”がまたしても大仕事を果たす。失点直後の32分、DFエドガル・ゴンサレスの不用意な縦パスをソウがカットしたショートカウンターからリンドストロームがボックス右に抜け出し、GKとDFをうまく引き付けてゴール前へ丁寧な折り返しを供給。周囲の状況を冷静に確認してゴール前でステイの判断をした鎌田はドフリーの状態で右足インサイドの丁寧なシュートをゴールネットへ流し込んだ。
鎌田の今季EL4点目ですぐさま勝ち越しに成功したフランクフルトは、前半終盤にかけて攻勢を強めたホームチームの反撃を冷静に撥ね返し続けて1点リードで試合を折り返した。
後半立ち上がりにはフランクフルトに3点目を奪う絶好機が訪れる。リンドストロームがボックス右で折り返したボールがDFルイバルのボックス内でのハンドを誘いPK獲得。だが、キッカーのボレが左を狙って蹴ったシュートはGKブラーボに完璧に読まれキャッチされて痛恨のPK失敗となった。
ここから試合は攻守が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開に。ベティスがフェキルのラストパスからカナレス、フランクフルトが鎌田の正確なサイドチェンジからコスティッチと互いに相手ゴールへ迫る。その流れの中で60分過ぎにベティスはミランダと共に切り札のホアキンをピッチへ送り出した。
前がかりなホームチームの背後を狙う形でカウンターから際どいシーンを作り出すフランクフルト。67分には相手のバックパスを奪った鎌田がボックス内に持ち込んで絶妙なヒールパスでボレの決定機を創出。だが、PK失敗を含めて2度のビッグチャンスを逃していたコロンビア代表FWはここでもシュートコースが甘くGKブラーボの好守に遭う。
後半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続く中、両ベンチは積極的に交代カードを切っていく。78分には殊勲の鎌田がお役御免となり、より守備的なレンツがピッチへ送り出された。
その後はホームのベティスが幾度も相手ゴールに迫るシーンを作り出したが、フランクフルトが身体を張った守備で2点目を許さず。鎌田のゴールで勝ち切ったフランクフルトが大きなアドバンテージを得て、17日にホームで行われる2ndレグに臨むことになった。
また、同日行われたポルトvsリヨンは、アウェイのリヨンが0-1で勝利した。
UEFAコンペティションの常連対決は立ち上がりから一進一退の攻防が繰り広げられる。GKジオゴ・コスタ、GKアントニー・ロペスと両守護神の好守もあり、0-0で折り返した試合は後半序盤に動く。
59分、リヨンがカウンターからボックス左に侵入したトコ・エカンビが冷静に中に折り返すと、相手と競ったデンベレの足に当たったボールが前向きのパケタの足元へこぼれると、リヨンの背番号10が冷静に左足のシュートをゴール左隅へ流し込んだ。
その後、ホームのポルトが攻勢を仕掛けた中、6分が加えられた後半アディショナルタイムにはFKからムベンバがゴールネットを揺らして劇的同点ゴールかに思われたが、VARのレビューの結果、オフサイドの判定でゴールは取り消しに。
この結果、敵地で競り勝ったリヨンが大きなアドバンテージを手にしてホームに帰還することになった。
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