ホーム黒星もCLベスト8進出に安堵のクロップ、インテルらイタリア勢を称賛「大変な仕事だった」
2022.03.09 10:56 Wed
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出に安堵した。クラブ公式サイトが伝えている。
有利な状況で迎えた一戦は、一進一退の攻防を繰り広げながらハーフタイムへ。後半はFWモハメド・サラーがいくつかのチャンスを生かせずにいると、一瞬の緩みから先制点を献上。しかし、直後にインテルのFWアレクシス・サンチェスが2枚目のイエローカードによって退場したことで数的優位となると、その後はスコアこそ動かず0-1で敗れたものの、2戦合計スコアで2-1と上回りCLベスト8進出を決めた。
試合後のクロップ監督は、突破を決められたことに安堵。試合自体は反省内容が多かったと振り返りつつ、これまでCLで戦ってきたイタリア勢を称えた。
「この大会での目標は明らかに突破であり、もし負けることが許される試合があるならそれは今夜の試合だった。ただ、結果に大喜びしているわけではない。抽選を見たときから『これは厳しいな』と思っていたよ。2試合を通せば我々は突破に値すると思うし、それで問題ない」
「(インテルもミランも)本当に良いチームだ。ミラン戦後にも言ったと思うが、若い選手とのミックスやそういったプロジェクトが本当に好きだ。インテルは経験も豊富であり、マンマークなどセットアップも違うから対戦は本当に大変だ。両チームのクオリティは非常に高い」
「イタリアのサッカーの質について語るとき、トップ4や5について誰も語らない。だがアタランタとの対戦はアンフィールドであっても本当に難しかった。ユーベについてわざわざ話す必要はないだろう。それから、ナポリ戦でも我々は多くを費やした。我々はイタリアの専門家だが、イタリアのチームと対戦が決まったからといってすぐパーティーを始められるわけではない。『ああ、大変だ』と思うだろうし、実際大変な仕事だった」
また、クロップ監督はサンチェスの退場にも言及。議論の余地はないとしており、そもそも前半に同選手が見せたMFチアゴ・アルカンタラのヒザへの足裏を見せたタックルで退場しなかったことが幸運だと断言した。
「なぜ、退場について議論する必要があるか理解できないね。サンチェスが飛んできて、ボールには触ったかもしれないが、結局止まりきれずファビーニョにも当たってしまったというのは本当に良くない話だ。前半のチアゴへのファールで、ヒザにタックルしたのと同じような状況であり、あそこで退場しなかったのはかなりラッキーだっただろう。情熱あるプレーは絶対に良いことだが、それがこういうことにつながれば何の役にも立たない」
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1stレグを2-0で勝利していたリバプールは、ホームで8日に行われたCLラウンド16・2ndレグでインテルと対戦した。試合後のクロップ監督は、突破を決められたことに安堵。試合自体は反省内容が多かったと振り返りつつ、これまでCLで戦ってきたイタリア勢を称えた。
「この大会での目標は明らかに突破であり、もし負けることが許される試合があるならそれは今夜の試合だった。ただ、結果に大喜びしているわけではない。抽選を見たときから『これは厳しいな』と思っていたよ。2試合を通せば我々は突破に値すると思うし、それで問題ない」
「試合を振り返ると、前半20分間はプレスが機能せずボールを奪い返せなかった。それは私の望むものではなかった。ただ、最終的には相手のクオリティを尊重しなければならない。それでもセットプレーや他の場面でチャンスを生かせたら、少しのドタバタはあっても勝てたかもしれない。私が関心を持っているのはその点のみであり、本当に強い相手に対して勝ち進めたのはフェアなことだ。これを続けていきたい」
「(インテルもミランも)本当に良いチームだ。ミラン戦後にも言ったと思うが、若い選手とのミックスやそういったプロジェクトが本当に好きだ。インテルは経験も豊富であり、マンマークなどセットアップも違うから対戦は本当に大変だ。両チームのクオリティは非常に高い」
「イタリアのサッカーの質について語るとき、トップ4や5について誰も語らない。だがアタランタとの対戦はアンフィールドであっても本当に難しかった。ユーベについてわざわざ話す必要はないだろう。それから、ナポリ戦でも我々は多くを費やした。我々はイタリアの専門家だが、イタリアのチームと対戦が決まったからといってすぐパーティーを始められるわけではない。『ああ、大変だ』と思うだろうし、実際大変な仕事だった」
また、クロップ監督はサンチェスの退場にも言及。議論の余地はないとしており、そもそも前半に同選手が見せたMFチアゴ・アルカンタラのヒザへの足裏を見せたタックルで退場しなかったことが幸運だと断言した。
「なぜ、退場について議論する必要があるか理解できないね。サンチェスが飛んできて、ボールには触ったかもしれないが、結局止まりきれずファビーニョにも当たってしまったというのは本当に良くない話だ。前半のチアゴへのファールで、ヒザにタックルしたのと同じような状況であり、あそこで退場しなかったのはかなりラッキーだっただろう。情熱あるプレーは絶対に良いことだが、それがこういうことにつながれば何の役にも立たない」
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