「ラポルタは私を追い出したがっていた」…バルサ監督解任のクーマン氏が恨み節
2022.03.04 12:56 Fri
今シーズン途中までバルセロナを指揮していたロナルド・クーマン氏が古巣の会長であるジョアン・ラポルタ氏を批判した。スペイン『アス』が伝えている。
現在はチャビ・エルナンデス監督の下でラ・リーガ4位にまで巻き返してきているバルセロナだが、クーマン氏は現在も自身の扱いに不満を抱いているようだ。オランダ『Algemenn Dagblad』のインタビューに応じた同氏はラポルタ会長を批判。チャビ監督と違い、自分は最初から十分なサポートを受けることができなかったと不満を示している。
「ラポルタは以前に何度も、チャビは経験がないから監督にはなれないと言っていた。しかし、彼には盾が必要だったのだろうね。自分を隠してくれる人物を求めていた」
「私はラポルタにとっての監督ではなかった。最初の瞬間からそう感じていたよ。選挙が終わってからは接触もなく、上からのサポートは欠けていた。私はバルセロナの監督として本当に成功したかったし、できる限りのことをしたかった。だが、ラポルタが私を追い出したいと思っていることもわかっていた」
「彼らは新監督のチャビに与えた時間を私には与えてくれなかった。解任は今でも苦痛だよ。負傷した選手が多いなかで仕事をしていたんだ。今はペドリの体力が戻り、ウスマン・デンベレもそうだね。すべての選手を見ることができる。どの監督も、経営陣からの時間と忍耐を必要としているのだ」
「私もフェラン(・トーレス)、アダマ(・トラオレ)、(ピエール=エメリク・)オーバメヤンのような選手を獲得したかった。とはいえ、今は状況が良くなっていて、クラブも選手も幸せだと思う。フレンキー・デ・ヨングが以前のフォームを取り戻しているのは嬉しいね。彼はとてもクオリティが高い」
また、クーマン氏は財政難を理由に昨夏メッシを退団させながら、クラブが高額を投じて補強していることを疑問視。メッシを退団させたのには、別の理由があったかもしれないと推察した。
「昨夏、クラブの経営陣の強い要望もあり私は何人かの選手の退団に同意した。しかし、リオネル・メッシを放出した直後に5500万ユーロの選手(フェラン・トーレス)と契約したのを見るとね。何か別のことが起こっていたのではと思う。なぜメッシは去らなければならなかったのだろうね」
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クーマン監督は2020年8月にバルセロナの指揮官に就任すると、FWリオネル・メッシの退団騒動や会長交代など混迷するクラブのなかでラ・リーガ3位、コパ・デル・レイ優勝などまずまずの結果を残した。しかし、今季は開幕直前にメッシの退団が発表される不穏なスタートを切ると、ラ・リーガ9位に沈んだほかチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでも連敗するなど、不振に陥り、昨年10月に解任された。「ラポルタは以前に何度も、チャビは経験がないから監督にはなれないと言っていた。しかし、彼には盾が必要だったのだろうね。自分を隠してくれる人物を求めていた」
「私はラポルタにとっての監督ではなかった。最初の瞬間からそう感じていたよ。選挙が終わってからは接触もなく、上からのサポートは欠けていた。私はバルセロナの監督として本当に成功したかったし、できる限りのことをしたかった。だが、ラポルタが私を追い出したいと思っていることもわかっていた」
「カンプ・ノウで私を見ることはしばらくないだろう。まだその時期ではない。あの会長の下では、何事もなかったかのように装うことはできないからね」
「彼らは新監督のチャビに与えた時間を私には与えてくれなかった。解任は今でも苦痛だよ。負傷した選手が多いなかで仕事をしていたんだ。今はペドリの体力が戻り、ウスマン・デンベレもそうだね。すべての選手を見ることができる。どの監督も、経営陣からの時間と忍耐を必要としているのだ」
「私もフェラン(・トーレス)、アダマ(・トラオレ)、(ピエール=エメリク・)オーバメヤンのような選手を獲得したかった。とはいえ、今は状況が良くなっていて、クラブも選手も幸せだと思う。フレンキー・デ・ヨングが以前のフォームを取り戻しているのは嬉しいね。彼はとてもクオリティが高い」
また、クーマン氏は財政難を理由に昨夏メッシを退団させながら、クラブが高額を投じて補強していることを疑問視。メッシを退団させたのには、別の理由があったかもしれないと推察した。
「昨夏、クラブの経営陣の強い要望もあり私は何人かの選手の退団に同意した。しかし、リオネル・メッシを放出した直後に5500万ユーロの選手(フェラン・トーレス)と契約したのを見るとね。何か別のことが起こっていたのではと思う。なぜメッシは去らなければならなかったのだろうね」
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