スイス人実業家がチェルシー購入の可能性? ロシア人オーナーからのオファーを明かす「チェルシーに参加することは想像できる」
2022.03.02 21:10 Wed
スイス出身のビリオネア(億万長者)であるハンスユルグ・ヴィース氏(86)が、チェルシーを購入する可能性があるようだ。スイス『ブリック』のインタビューで語った。
ヴィース氏は、世界で最も影響力のあるスイス人として知られ、アメリカでは政治のフィクサーとしても知られている。1963年にハーバード・ビジネス・スクールで学び、卒業後にペンシルバニア州で医療デバイスメーカーの「シンセス」を設立。2012年に「ジョンソン・エンド・ジョンソン」に202億ドル(約2兆3280億円)で売却していた。個人資産総額58億ドル(約6684億円)とも言われ、世界的に有名なビリオネアだ。
ヴィース氏は、『ブリック』のインタビューで現在起きているロシアによるウクライナへの軍事侵攻について語り、その中でチェルシーについて言及した。
ウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻については「全く驚かない。プーチンは攻撃の計画なしに、ウクライナ東部とベラルーシの国境に15万人以上の兵士を配備することはない」とコメント。「ワシントンとホワイトハウスでの私の間接的な接触は、数週間前にプーチンが本当に戦争を望んでいると言った。プーチンは制御不能だとね」と、ロシアの攻撃は時間の問題だったとした。
また、そのプーチン大統領と親しく、チェルシーのオーナーであるロシア人実業家のロマン・アブラモビッチ氏が経営を諦めたことについては、「アブラモビッチはプーチンの最も親しい顧問であり、友人の1人だ。他の全てのオリガルヒ(新興財閥)のように、彼もパニックに陥っている」とコメントした。
アブラモビッチ氏からの売却オファーを受けたというヴィース氏。しかし「私は4、5日待たなければならない。アブラモビッチは現在、あまりに多くを求めている。ご存知の通り、チェルシーは彼に20億ポンド(約3072億円)の借金がある。しかし、チェルシーにはお金がない。チェルシーを購入する人は、アブラモビッチに補償しなければいけない」と、チェルシーを購入する際の課題を語った。
また価格についても言及。「現在のところ、正確な販売価格は分からない」とコメント。「パートナーと一緒にチェルシーに参加することは想像できる。でも、まずは一般的な条件をよく確認しなければならない」と可能性を語りながらも、条件が重要だとした。さらに「もう1つ言えることがある。確かに1人ではこういうことはできないが、私がチェルシーを買うならば、6、7人の投資家からなるコンソーシアム(共同事業体)で行うだろう」と語り、複数人で共同保有する形になる可能性を語った。
ヴィース氏は、世界で最も影響力のあるスイス人として知られ、アメリカでは政治のフィクサーとしても知られている。1963年にハーバード・ビジネス・スクールで学び、卒業後にペンシルバニア州で医療デバイスメーカーの「シンセス」を設立。2012年に「ジョンソン・エンド・ジョンソン」に202億ドル(約2兆3280億円)で売却していた。個人資産総額58億ドル(約6684億円)とも言われ、世界的に有名なビリオネアだ。
ウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻については「全く驚かない。プーチンは攻撃の計画なしに、ウクライナ東部とベラルーシの国境に15万人以上の兵士を配備することはない」とコメント。「ワシントンとホワイトハウスでの私の間接的な接触は、数週間前にプーチンが本当に戦争を望んでいると言った。プーチンは制御不能だとね」と、ロシアの攻撃は時間の問題だったとした。
また、そのプーチン大統領と親しく、チェルシーのオーナーであるロシア人実業家のロマン・アブラモビッチ氏が経営を諦めたことについては、「アブラモビッチはプーチンの最も親しい顧問であり、友人の1人だ。他の全てのオリガルヒ(新興財閥)のように、彼もパニックに陥っている」とコメントした。
アブラモビッチ氏は自宅などの資産を売却に動いていると報道もあったが、「アブラモビッチはイギリスで彼の全ての別荘を売ろうとしている。彼はまた、チェルシーもすぐに売りたいと思っているだろう。私と他の3人は、火曜日(1日)にアブラモビッチからチェルシーを購入しないかというオファーを受けた」と、アブラモビッチ氏からの打診があったことを明かした。
アブラモビッチ氏からの売却オファーを受けたというヴィース氏。しかし「私は4、5日待たなければならない。アブラモビッチは現在、あまりに多くを求めている。ご存知の通り、チェルシーは彼に20億ポンド(約3072億円)の借金がある。しかし、チェルシーにはお金がない。チェルシーを購入する人は、アブラモビッチに補償しなければいけない」と、チェルシーを購入する際の課題を語った。
また価格についても言及。「現在のところ、正確な販売価格は分からない」とコメント。「パートナーと一緒にチェルシーに参加することは想像できる。でも、まずは一般的な条件をよく確認しなければならない」と可能性を語りながらも、条件が重要だとした。さらに「もう1つ言えることがある。確かに1人ではこういうことはできないが、私がチェルシーを買うならば、6、7人の投資家からなるコンソーシアム(共同事業体)で行うだろう」と語り、複数人で共同保有する形になる可能性を語った。
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