ロシアでプレーする外国人救出に向けFIFAへ訴え、FIFProが選手のフリー移籍を求める…日本人では橋本拳人がプレー
2022.03.01 19:10 Tue
ロシアでプレーする外国人選手たちの救済に関して、FIFPro(国際プロサッカー選手会)が国際サッカー連盟(FIFA)へ訴えかけた。
2月24日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの軍事侵攻を決断。多くの犠牲者を出している中、その侵攻はまだ続いている。
ロシアに対しては、世界各国が制裁を決定。サッカー界でもFIFAが、ロシアでの試合開催やチーム名、国旗の使用を禁ずるなど制裁を科すとした他、大会への参加禁止を欧州サッカー連盟(UEFA)とともに発表するなど、厳しい措置が取られている。
ウクライナでプレーする選手や監督らは、国民同様に脱出を図っている状況。一方で、ロシアでプレーする選手たちも大きな被害を受けている。
そんな中、FIFProは2月28日に声明を発表。FIFAの決定に対して抗議していたが、それとは別に選手たちの救済のために移籍のルール改正を求めているようだ。オランダ『VI』が伝えた。
「これはできるだけ早く実行されなければならない。我々はFIFAにそう求めてきた」
「ますますエスカレートする対立は、クラブに移籍金を支払うことなく契約を打ち切ることができる理由となる。そのことについて協議中だ」
移籍のルールに関しては、2年前に新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延していた頃、リーグ戦が延長したこともあり、特別に移籍期間を変更。有事の時にはルールを変えた実績がある。
エバラード氏は、今回もそれに匹敵する緊急事態だとし、受け入れるべきだと主張した。
「FIFAの理事会は、当時示されたように、緊急時にはレギュレーションを調整することができる。極めて憂慮すべき状況にあることから、選手の出国は自由であるべきだと考えている。一刻も早く明確にしてもらいたい」
ロシア・プレミアリーグでは現在133名の外国籍選手がプレー。日本人では橋本拳人(FCロストフ)が所属している。また2部リーグにも54名の外国籍選手がいるとのことだ。
FIFAがこの要請を受け入れれば、200名近くの選手がフリーで退団することができるが、果たしてどのような結末を迎えるだろうか。
2月24日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの軍事侵攻を決断。多くの犠牲者を出している中、その侵攻はまだ続いている。
ウクライナでプレーする選手や監督らは、国民同様に脱出を図っている状況。一方で、ロシアでプレーする選手たちも大きな被害を受けている。
そんな中、FIFProは2月28日に声明を発表。FIFAの決定に対して抗議していたが、それとは別に選手たちの救済のために移籍のルール改正を求めているようだ。オランダ『VI』が伝えた。
FIFProの理事でありVVCS(オランダのプロサッカー選手労働組合)の理事でもあるルイ・エバラード氏が語った。
「これはできるだけ早く実行されなければならない。我々はFIFAにそう求めてきた」
「ますますエスカレートする対立は、クラブに移籍金を支払うことなく契約を打ち切ることができる理由となる。そのことについて協議中だ」
移籍のルールに関しては、2年前に新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延していた頃、リーグ戦が延長したこともあり、特別に移籍期間を変更。有事の時にはルールを変えた実績がある。
エバラード氏は、今回もそれに匹敵する緊急事態だとし、受け入れるべきだと主張した。
「FIFAの理事会は、当時示されたように、緊急時にはレギュレーションを調整することができる。極めて憂慮すべき状況にあることから、選手の出国は自由であるべきだと考えている。一刻も早く明確にしてもらいたい」
ロシア・プレミアリーグでは現在133名の外国籍選手がプレー。日本人では橋本拳人(FCロストフ)が所属している。また2部リーグにも54名の外国籍選手がいるとのことだ。
FIFAがこの要請を受け入れれば、200名近くの選手がフリーで退団することができるが、果たしてどのような結末を迎えるだろうか。
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