セビージャが白熱のセビージャダービー制してマドリーとの6pt差維持! ベティスはホアキンのラストダービー飾れず…《ラ・リーガ》
2022.02.28 02:20 Mon
ラ・リーガ第26節、セビージャとベティスによる、セビージャ・ダービーが27日にサンチェス・ピスフアンで行われ、ホームのセビージャが2-1で勝利した。
2位のセビージャ(勝ち点51)と、3位のベティス(勝ち点46)による、今季公式戦3度目となるセビージャ・ダービー。
セビージャは前節、曲者エスパニョールと敵地で対戦。クンデの一発退場が響き、痛恨の1-1のドローという結果となった。また、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)では3-1で勝利した1stレグのアドバンテージによってラウンド16進出を決めたものの、主力クラスを起用した中、敵地でディナモ・ザグレブに0-1の敗戦を喫している。
コパ・デル・レイの前回対戦でジョルダンが相手サポーターの投擲物によって頭部を負傷し、翌日に延期された試合で敗れた悔しさを晴らしたいホーム開催の一戦ではディナモ・ザグレブ戦から先発4人を変更。サスペンションのクンデとオカンポス、モンティエル、ラファ・ミルに代えてヘスス・ナバス、ジョルダン、デラネイ、エン=ネシリを起用した。
対するベティスは前節、マジョルカにホームで2-1の勝利。また、セビージャ同様にミッドウィーク開催のELではゼニトとの2ndレグを0-0のドローで終え、2戦合計3-2のスコアでこちらも突破を決めている。先日に今季限りでの現役引退の意向を示したレジェンド、ホアキン・サンチェスのラストダービーに注目が集まる中、その“ベティスの太陽”はベンチから戦況を窺うことになった。
以降もホームチームがボールを握り相手陣内でハーフコートゲームを展開する中、フェキルの接触プレーをキッカケに両軍入り乱れる小競り合いが発生。ヒートアップしたカナレスとジョルダンにカードが掲示されるダービーらしい一幕も。
試合開始15分を過ぎた辺りからベティスがやや盛り返し始めるが、セビージャがワンチャンスを生かして先制に成功する。22分、ヘスス・コロナが右サイドで鮮やかな仕掛けから絶妙な浮き球のパスを前線のエン=ネシリに供給。これがDFバルトラの足に当たってうまくボックス内に流れると、GKブラーボより先にボールを突っついたエン=ネシリがボックス内でファウルを誘い、PKを獲得。これをキッカーのラキティッチが冷静に左隅へ突き刺した。
幸先よく先制に成功したセビージャだが、直後にはパプ・ゴメスが足を痛めてプレー続行不可能となり、30分にムニルをスクランブル投入。だが、結果的にこのアクシデントがプラスに働く。
41分、GKブヌのゴールキックでエン=ネシリと競ろうとしたベティスDFの連携ミスから誰も競ることなく、このロングボールが背後のスペースに流れる。これに抜け目なく反応したムニルがそのままボックス内に侵入し、左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。そして、相手のミスを効果的にゴールに結びつけたホームチームが2点リードで試合を折り返した。
このままでは終われないベティスはフェキル、ウィリアム・カルヴァーリョを下げてハーフタイム明けにホアキン、ルイバルを同時投入。カナレスをピボーテに下げて、より攻撃的な布陣にシフトした。
これがラストダービーとなるホアキンの絶大な存在感によって躍動感を見せ始めるベティスは、立ち上がりからホームチームを押し込むと、テージョが鋭い右足のシュートでGKブヌを脅かすシーンを作り出す。さらに、66分にはボックス右でフリーのルイバルに決定機も、右足のシュートはわずかに枠の左に外れる。
後半に入ってなかなか攻撃に出られないものの、持ち味の堅守で2点差をキープするセビージャは、70分過ぎにはアクーニャの持ち上がりからボックス右で仕掛けたコロナに決定機も、右足のシュートは枠の右に外れる。
以降は互いに交代カードを切って流れに変化を加えようとする中、白熱の攻防が続く。80分にはホアキン、ベジェリンの右サイドでの絡みからファーに飛び込んだアレックス・モレノに絶好機が訪れるが、ここはボレーシュートを枠に飛ばせない。
その後も守備の集中を切らさないセビージャがこのまま逃げ切りかに思われたが、ベティスが意地を見せる。94分、ペナルティアーク付近の好位置で得たFKをキッカーのカナレスが壁の上をギリギリ越える見事な左足のシュートを右隅へ突き刺した。
しかし、ベティスに同点ゴールを奪う時間は残されておらず、白熱のダービーを2-1で制したセビージャが首位レアル・マドリーとの6ポイント差を維持する大きな勝ち点3を手にした。
2位のセビージャ(勝ち点51)と、3位のベティス(勝ち点46)による、今季公式戦3度目となるセビージャ・ダービー。
コパ・デル・レイの前回対戦でジョルダンが相手サポーターの投擲物によって頭部を負傷し、翌日に延期された試合で敗れた悔しさを晴らしたいホーム開催の一戦ではディナモ・ザグレブ戦から先発4人を変更。サスペンションのクンデとオカンポス、モンティエル、ラファ・ミルに代えてヘスス・ナバス、ジョルダン、デラネイ、エン=ネシリを起用した。
対するベティスは前節、マジョルカにホームで2-1の勝利。また、セビージャ同様にミッドウィーク開催のELではゼニトとの2ndレグを0-0のドローで終え、2戦合計3-2のスコアでこちらも突破を決めている。先日に今季限りでの現役引退の意向を示したレジェンド、ホアキン・サンチェスのラストダービーに注目が集まる中、その“ベティスの太陽”はベンチから戦況を窺うことになった。
ホームサポーターの熱烈なサポートを受け、ホームのセビージャが立ち上がりからベティスを押し込んでいく。7分には左サイド深くでパプ・ゴメスが入れたクロスを、ゴール前に飛び込んだエン=ネシリがワンタッチで合わすが、これはGKブラーボの好守に遭う。
以降もホームチームがボールを握り相手陣内でハーフコートゲームを展開する中、フェキルの接触プレーをキッカケに両軍入り乱れる小競り合いが発生。ヒートアップしたカナレスとジョルダンにカードが掲示されるダービーらしい一幕も。
試合開始15分を過ぎた辺りからベティスがやや盛り返し始めるが、セビージャがワンチャンスを生かして先制に成功する。22分、ヘスス・コロナが右サイドで鮮やかな仕掛けから絶妙な浮き球のパスを前線のエン=ネシリに供給。これがDFバルトラの足に当たってうまくボックス内に流れると、GKブラーボより先にボールを突っついたエン=ネシリがボックス内でファウルを誘い、PKを獲得。これをキッカーのラキティッチが冷静に左隅へ突き刺した。
幸先よく先制に成功したセビージャだが、直後にはパプ・ゴメスが足を痛めてプレー続行不可能となり、30分にムニルをスクランブル投入。だが、結果的にこのアクシデントがプラスに働く。
41分、GKブヌのゴールキックでエン=ネシリと競ろうとしたベティスDFの連携ミスから誰も競ることなく、このロングボールが背後のスペースに流れる。これに抜け目なく反応したムニルがそのままボックス内に侵入し、左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。そして、相手のミスを効果的にゴールに結びつけたホームチームが2点リードで試合を折り返した。
このままでは終われないベティスはフェキル、ウィリアム・カルヴァーリョを下げてハーフタイム明けにホアキン、ルイバルを同時投入。カナレスをピボーテに下げて、より攻撃的な布陣にシフトした。
これがラストダービーとなるホアキンの絶大な存在感によって躍動感を見せ始めるベティスは、立ち上がりからホームチームを押し込むと、テージョが鋭い右足のシュートでGKブヌを脅かすシーンを作り出す。さらに、66分にはボックス右でフリーのルイバルに決定機も、右足のシュートはわずかに枠の左に外れる。
後半に入ってなかなか攻撃に出られないものの、持ち味の堅守で2点差をキープするセビージャは、70分過ぎにはアクーニャの持ち上がりからボックス右で仕掛けたコロナに決定機も、右足のシュートは枠の右に外れる。
以降は互いに交代カードを切って流れに変化を加えようとする中、白熱の攻防が続く。80分にはホアキン、ベジェリンの右サイドでの絡みからファーに飛び込んだアレックス・モレノに絶好機が訪れるが、ここはボレーシュートを枠に飛ばせない。
その後も守備の集中を切らさないセビージャがこのまま逃げ切りかに思われたが、ベティスが意地を見せる。94分、ペナルティアーク付近の好位置で得たFKをキッカーのカナレスが壁の上をギリギリ越える見事な左足のシュートを右隅へ突き刺した。
しかし、ベティスに同点ゴールを奪う時間は残されておらず、白熱のダービーを2-1で制したセビージャが首位レアル・マドリーとの6ポイント差を維持する大きな勝ち点3を手にした。
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