ユナイテッド指揮官の手には6言語の「平和」とピースサイン、ウクライナ選手も「ありがとう、レッズ」
2022.02.27 22:07 Sun
プレミアリーグ第27節マンチェスター・ユナイテッドvsワトフォードのキックオフ前、両チームの選手とユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が平和への祈りを込め、ともに写真撮影を行った。
ウクライナの国内リーグは当然のように中断となり、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝の舞台はロシアのサンクトペテルブルクからフランスのサン=ドニへと変更。それでも、選手やチームは各々にできる方法を模索し、声高に戦争反対を叫んでいる。
ラングニック監督も26日の試合前にメッセージを発信。ユナイテッドの選手だけでなく、対戦相手であるワトフォードの選手たちも指揮官に賛同し、両チームの選手たちが肩を組んで平和を訴える写真を撮影した。
ユナイテッド就任以前はロコモティフ・モスクワでスポーツ部門と開発部門の責任者を務めており、ロシアにもゆかりのあるラングニック監督。集合写真の中央に立つ"教授"が持つパネルには、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ロシア語、ドイツ語の6カ国語で「平和」と書かれており、中心にはピースサインも記されている。
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ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が暗い影を落とす昨今の世界情勢。ウクライナの首都・キエフでは銃撃戦が勃発し、第2の都市・ハリコフでも市街戦が繰り広げられるなど、暗澹たる状況が続いている。ラングニック監督も26日の試合前にメッセージを発信。ユナイテッドの選手だけでなく、対戦相手であるワトフォードの選手たちも指揮官に賛同し、両チームの選手たちが肩を組んで平和を訴える写真を撮影した。
ユナイテッド就任以前はロコモティフ・モスクワでスポーツ部門と開発部門の責任者を務めており、ロシアにもゆかりのあるラングニック監督。集合写真の中央に立つ"教授"が持つパネルには、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ロシア語、ドイツ語の6カ国語で「平和」と書かれており、中心にはピースサインも記されている。
ユナイテッドの公式ツイッターがこの写真を公開すると、アタランタのウクライナ代表選手も「ありがとう、レッズ」と返信。MFルスラン・マリノフスキーは24日のヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグのオリンピアコス戦で、ゴール後に「ウクライナでの戦争に反対する」とメッセージが書かれたアンダーシャツを披露していた。
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