菅澤優衣香の決勝点で千葉Lを下し浦和Lが悲願の初優勝《皇后杯》
2022.02.27 16:12 Sun
第43回皇后杯決勝、三菱重工浦和レッズレディースvsジェフユナイテッド市原・千葉レディースが27日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、1-0で勝利した浦和レディースが大会初優勝を飾った。
互いにここまで無失点で勝ち上がり、ともに初優勝を目指す両チーム。浦和レディースとしては3大会連続6度目の(前進のさいたまレイナス時代を含めると7度目)、千葉レディースにとっては9大会ぶり2度目の決勝となった。
浦和レディースは猶本光ら、AFC女子アジアカップに出場したなでしこジャパンのメンバー5名が先発に名を連ねた一方で、千葉レディースはこれまで最前線のファーストチョイスだった大澤春花がベンチスタートとなった。
ボールを握る浦和レディースは菅澤優衣香がヘッドで狙えば、千葉レディースは速攻から鴨川実歩がロングシュートを狙う。戦前の予想通り、赤のユニフォームがポゼッションを高め、柴田華絵や塩越柚歩がボックス手前からも足を振っていく。
守勢は織り込み済みの千葉レディース守備陣も破綻することなく、岸川奈津希や曽根七海が長い距離のシュートを見せる。だが、互いにリスクを冒さなかったためかボックス内での決定機を作ることはできず、ゴールレスで前半を終えた。
安藤梢からパスを受けた清家貴子がボックス右から柔らかいクロスを送ると、ファーで合わせたのは菅澤。たたき付ける右足ボレーが古巣のネットを揺らし、浦和レディースが待望の先制点を奪取する。
1点を追う千葉レディースは78分、出産を経てプレーに復帰した大滝麻未をピッチへ送り出す。後半アディショナルタイムにはセットプレーから浦和ゴールに迫ったものの、最後まで牙城を崩すことはできずにタイムアップ。虎の子の1点を守り切った浦和レディースが悲願の初制覇を成し遂げた。
三菱重工浦和レッズレディース 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
【浦和レディース】
菅澤優衣香(後22)
互いにここまで無失点で勝ち上がり、ともに初優勝を目指す両チーム。浦和レディースとしては3大会連続6度目の(前進のさいたまレイナス時代を含めると7度目)、千葉レディースにとっては9大会ぶり2度目の決勝となった。
ボールを握る浦和レディースは菅澤優衣香がヘッドで狙えば、千葉レディースは速攻から鴨川実歩がロングシュートを狙う。戦前の予想通り、赤のユニフォームがポゼッションを高め、柴田華絵や塩越柚歩がボックス手前からも足を振っていく。
守勢は織り込み済みの千葉レディース守備陣も破綻することなく、岸川奈津希や曽根七海が長い距離のシュートを見せる。だが、互いにリスクを冒さなかったためかボックス内での決定機を作ることはできず、ゴールレスで前半を終えた。
後半立ち上がりは浦和レディースが立て続けのCKを含めて攻勢を強めると、60分には猶本のクロスを収めた菅澤がゴール前フリーでシュート。これは枠を外れてしまう。千葉レディースは流れを変えようと、65分に大澤、安齋結花の2枚を同時に投入したが、直後に試合を動かしたのは浦和レディースだった。
安藤梢からパスを受けた清家貴子がボックス右から柔らかいクロスを送ると、ファーで合わせたのは菅澤。たたき付ける右足ボレーが古巣のネットを揺らし、浦和レディースが待望の先制点を奪取する。
1点を追う千葉レディースは78分、出産を経てプレーに復帰した大滝麻未をピッチへ送り出す。後半アディショナルタイムにはセットプレーから浦和ゴールに迫ったものの、最後まで牙城を崩すことはできずにタイムアップ。虎の子の1点を守り切った浦和レディースが悲願の初制覇を成し遂げた。
三菱重工浦和レッズレディース 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
【浦和レディース】
菅澤優衣香(後22)
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