「これしかない」スーパーボレーを振り返る神戸FW武藤嘉紀、槙野の同点ゴールは「最後は全員で決めたゴール」
2022.02.23 23:25 Wed
ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀が、浦和レッズ戦を振り返った。23日、明治安田生命J1リーグ第9節の浦和vs神戸が埼玉スタジアム2002で行われた。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程の関係で前倒して行われた試合。開幕戦で京都サンガF.C.に敗れた浦和と、名古屋グランパスに敗れた神戸の一戦となった。
試合は立ち上がりに神戸がPKを獲得するも、武藤のシュートはGK西川周作がセーブ。しかし、その武藤が先制ゴールを決めるが、浦和は松崎快、柴戸海のゴールで逆転する。
浦和がリードして迎えた後半だが、明本考浩が小林友希と競り合うと、報復行為で一発退場に。数的不利となった浦和は、守備を固めて守り抜く戦いを選択。しかし、87分に途中出場のアンドレス・イニエスタのクロスを、凱旋の槙野智章がヘッド。これが決まり2-2の同点に。最終盤にはセルジ・サンペールのミドルシュートがクロスバーを叩くなどしたが、そのまま引き分けに終わった。
しかし、その後先制ゴールを記録。そのゴールについては「トラップの時点で浮いていたので、その瞬間これしかないなと思いました」とハーフボレーを選択した理由を説明。「強く当てるとループ気味にはならないので、とにかく行ってくれという気持ちでいました」とゴールシーンを振り返った。
後半に相手が1人少なくなったがその後の戦いには苦労した。「相手も守り切るという気持ちで全員下がっていて、難しいと思っていました」と武藤は振り返ったが、「あの粘り。クロスを続ける、2列目から出てきてクロスというのが、最終的に槙野選手のゴールになったと思います。最後は全員で決めたゴールだと思います」とチームが粘り強くやり続けた結果が、同点ゴールを生み出したと語った。
連敗にならずに済んだ神戸。武藤は「三浦監督もおっしゃってましたが、勝ち点1は必ず大きなものになる。昨年も引き分けた時におっしゃっていて、その勝ち点1がリーグ3位につながったという自負もあります」とコメント。「この勝ち点1というのは、勝てればベストですが、勝ち点1を取り切ったことは自分たちにとってプラスだと思います」と、敗戦を引き分けにできたことをポジティブに捉えているようだ。
開幕2試合で勝利がない点については「前線からもっと守備を連動していくこと。前節の初戦ではみんなで行けていなかった。少し気持ちが入っていなかったというより、みんなでやりたいことが全面に出しきれなかった」と課題を分析。「初戦の硬さもあり、新しい選手が入ってきて、上手くいかないなりに個々が粘り強く戦えればよかったです」と前節を反省した。
一方で「浦和戦は1人1人が戦う意識でやりましたが、不運な形で失点し、自分も得点を2点、3点と奪えなかったので勝ちきれなかったです」と振り返り、「そこはみんなで戦うことを共通認識として持ってやらなければいけないかなと思います」と、チーム一丸となって同じ方向を向いて戦うことが必要だとした。
試合は立ち上がりに神戸がPKを獲得するも、武藤のシュートはGK西川周作がセーブ。しかし、その武藤が先制ゴールを決めるが、浦和は松崎快、柴戸海のゴールで逆転する。
浦和がリードして迎えた後半だが、明本考浩が小林友希と競り合うと、報復行為で一発退場に。数的不利となった浦和は、守備を固めて守り抜く戦いを選択。しかし、87分に途中出場のアンドレス・イニエスタのクロスを、凱旋の槙野智章がヘッド。これが決まり2-2の同点に。最終盤にはセルジ・サンペールのミドルシュートがクロスバーを叩くなどしたが、そのまま引き分けに終わった。
PK失敗について武藤は「大迫選手が素晴らしいPKをとってくださって、足が痛いということで譲ってもらって」とキッカーになった経緯を説明。その中で「確実に決められなければと思っていましたが西川選手に止められてしまいました」と振り返った。
しかし、その後先制ゴールを記録。そのゴールについては「トラップの時点で浮いていたので、その瞬間これしかないなと思いました」とハーフボレーを選択した理由を説明。「強く当てるとループ気味にはならないので、とにかく行ってくれという気持ちでいました」とゴールシーンを振り返った。
後半に相手が1人少なくなったがその後の戦いには苦労した。「相手も守り切るという気持ちで全員下がっていて、難しいと思っていました」と武藤は振り返ったが、「あの粘り。クロスを続ける、2列目から出てきてクロスというのが、最終的に槙野選手のゴールになったと思います。最後は全員で決めたゴールだと思います」とチームが粘り強くやり続けた結果が、同点ゴールを生み出したと語った。
連敗にならずに済んだ神戸。武藤は「三浦監督もおっしゃってましたが、勝ち点1は必ず大きなものになる。昨年も引き分けた時におっしゃっていて、その勝ち点1がリーグ3位につながったという自負もあります」とコメント。「この勝ち点1というのは、勝てればベストですが、勝ち点1を取り切ったことは自分たちにとってプラスだと思います」と、敗戦を引き分けにできたことをポジティブに捉えているようだ。
開幕2試合で勝利がない点については「前線からもっと守備を連動していくこと。前節の初戦ではみんなで行けていなかった。少し気持ちが入っていなかったというより、みんなでやりたいことが全面に出しきれなかった」と課題を分析。「初戦の硬さもあり、新しい選手が入ってきて、上手くいかないなりに個々が粘り強く戦えればよかったです」と前節を反省した。
一方で「浦和戦は1人1人が戦う意識でやりましたが、不運な形で失点し、自分も得点を2点、3点と奪えなかったので勝ちきれなかったです」と振り返り、「そこはみんなで戦うことを共通認識として持ってやらなければいけないかなと思います」と、チーム一丸となって同じ方向を向いて戦うことが必要だとした。
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