【J1開幕直前ガイド|ヴィッセル神戸】リーグとACLをどう戦うか、目指すは2つ目のタイトル
2022.02.18 19:55 Fri
18日、いよいよ2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、戦力分析やシーズンの目標、注目ポイントに加え、Jリーグの開幕キャッチコピーとして発表された「#Jが世界を熱くする」にあやかり、注目選手として世界を熱くしそうな選手をピックアップした。
ヴィッセル神戸
2021シーズン成績:3位(21勝10分け7敗)
◆戦力分析
リーグタイトルを窺いながら、アジア制覇も目指すシーズンにおいて、チームとしては経験者を迎え入れられたことは大きいだろう。また、昨夏加入したFW大迫勇也、FW武藤嘉紀、FWボージャン・クルキッチの3名はシーズン開幕から起用できる。スタートダッシュをかける意味でも、この3名が開幕からチームにいることは大きな補強だ。
また、三浦淳寛監督が昨シーズン若い選手も積極起用。特に中盤では、MF井上潮音、MF佐々木大樹、MF中坂勇哉の3名は先発出場も途中出場も2桁を記録。経験をしっかりと積むことができているため、4つの大会を戦う今季は大きな力となってくれるだろう。
◆目標
2022シーズンのチーム目標は、リーグタイトル、そしてアジア制覇だ。2021シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を目標にすると、しっかりと3位でフィニッシュ。プレーオフからの参加にはなるが、しっかりと目標を達成した。
三浦監督が就任して3年目のシーズン。2020年にはアジアの舞台を経験し、日本勢では初出場ながら最高位となるベスト4の成績を残した。延長戦で敗れた蔚山現代はそのまま優勝。神戸もアジアの頂点を目指せる自信を掴んだはずだ。
今シーズンの目標達成は非常に難しいミッションと言えるだろう。ただ、三浦監督が掲げる「トレーニング」の重要性を今シーズンも突き詰めていけるか。タイトル獲得に向けてはそこの質を上げ、充実した戦力をしっかりと活かせれば見えてくるだろう。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
DF菊池流帆(25)
今シーズンの注目選手には、DF菊池流帆を挙げたい。
「熱くしてくれそう」というよりは、すでに熱さを持っている選手。ゴールを決めた後の雄叫びはもう知られたものだろう。ただ、菊池に期待したいのはそこだけではない。
神戸に来て2年目の昨シーズンは37試合に出場。欠場したのは1試合のみと神戸の守備を支えただけでなく、5得点とキャリアハイの数字を残した。
その菊池が力を示したのは、2020年のACL。11月に再開してから出場機会を増やすと、その流れで2021シーズンも中心となった。対人能力の高さ、体の強さを生かした守備とその才能はトップクラス。日本代表入りを期待する声も挙がっているが、その期待に応えるパフォーマンスを見せられるかに注目だ。
◆注目ポイント
注目ポイントは4つの大会をどう戦っていくかだろう。目標を考えれば、リーグ戦とACLをしっかりと戦わなければいけない状況。2020年はACLこそベスト4に勝ち上がったが、リーグ戦は14位と低迷してしまった。
チームとしては2度のACL挑戦で、同じ轍は踏みたくないはず。目標に掲げている通り、リーグ戦でも上位に立つとが大事であり、そのために選手のやりくりをどうするかだ。
ただ、今シーズンもグループステージは集中開催。リーグ戦と並行して戦うわけではないものの、どのように選手を起用していくかはその後の戦いに影響する。選手層は十分。あとはその使い方。三浦監督の手腕が1番の注目ポイントになりそうだ。
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
ヴィッセル神戸
2021シーズン成績:3位(21勝10分け7敗)
◆戦力分析
今オフの動きは少なかったが、主軸の流出は2名のみ。一方で、即戦力としてDF槙野智章、MF扇原貴宏、MF汰木康也の3名を獲得した。
リーグタイトルを窺いながら、アジア制覇も目指すシーズンにおいて、チームとしては経験者を迎え入れられたことは大きいだろう。また、昨夏加入したFW大迫勇也、FW武藤嘉紀、FWボージャン・クルキッチの3名はシーズン開幕から起用できる。スタートダッシュをかける意味でも、この3名が開幕からチームにいることは大きな補強だ。
また、三浦淳寛監督が昨シーズン若い選手も積極起用。特に中盤では、MF井上潮音、MF佐々木大樹、MF中坂勇哉の3名は先発出場も途中出場も2桁を記録。経験をしっかりと積むことができているため、4つの大会を戦う今季は大きな力となってくれるだろう。
◆目標
2022シーズンのチーム目標は、リーグタイトル、そしてアジア制覇だ。2021シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を目標にすると、しっかりと3位でフィニッシュ。プレーオフからの参加にはなるが、しっかりと目標を達成した。
三浦監督が就任して3年目のシーズン。2020年にはアジアの舞台を経験し、日本勢では初出場ながら最高位となるベスト4の成績を残した。延長戦で敗れた蔚山現代はそのまま優勝。神戸もアジアの頂点を目指せる自信を掴んだはずだ。
今シーズンの目標達成は非常に難しいミッションと言えるだろう。ただ、三浦監督が掲げる「トレーニング」の重要性を今シーズンも突き詰めていけるか。タイトル獲得に向けてはそこの質を上げ、充実した戦力をしっかりと活かせれば見えてくるだろう。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
DF菊池流帆(25)
今シーズンの注目選手には、DF菊池流帆を挙げたい。
「熱くしてくれそう」というよりは、すでに熱さを持っている選手。ゴールを決めた後の雄叫びはもう知られたものだろう。ただ、菊池に期待したいのはそこだけではない。
神戸に来て2年目の昨シーズンは37試合に出場。欠場したのは1試合のみと神戸の守備を支えただけでなく、5得点とキャリアハイの数字を残した。
その菊池が力を示したのは、2020年のACL。11月に再開してから出場機会を増やすと、その流れで2021シーズンも中心となった。対人能力の高さ、体の強さを生かした守備とその才能はトップクラス。日本代表入りを期待する声も挙がっているが、その期待に応えるパフォーマンスを見せられるかに注目だ。
◆注目ポイント
注目ポイントは4つの大会をどう戦っていくかだろう。目標を考えれば、リーグ戦とACLをしっかりと戦わなければいけない状況。2020年はACLこそベスト4に勝ち上がったが、リーグ戦は14位と低迷してしまった。
チームとしては2度のACL挑戦で、同じ轍は踏みたくないはず。目標に掲げている通り、リーグ戦でも上位に立つとが大事であり、そのために選手のやりくりをどうするかだ。
ただ、今シーズンもグループステージは集中開催。リーグ戦と並行して戦うわけではないものの、どのように選手を起用していくかはその後の戦いに影響する。選手層は十分。あとはその使い方。三浦監督の手腕が1番の注目ポイントになりそうだ。
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