【J1開幕直前ガイド|横浜F・マリノス】目指すは覇権奪還、そしてアジアの舞台で躍動なるか
2022.02.18 12:43 Fri
18日、いよいよ2022シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、戦力分析やシーズンの目標、注目ポイントに加え、Jリーグの開幕キャッチコピーとして発表された「#Jが世界を熱くする」にあやかり、注目選手として世界を熱くしそうな選手をピックアップした。
横浜F・マリノス
2021シーズン成績:2位(24勝7分け7敗)
◆戦力分析
ただ、前田のポジションには、サンフレッチェ広島や北海道コンサドーレ札幌で得点を重ねたFWアンデルソン・ロペスとベガルタ仙台のFW西村拓真を補強。CBにはサガン鳥栖を支えたDFエドゥアルド、中盤にはMF藤田譲瑠チマを獲得。遜色ない選手を揃えたと言える。
昨シーズンのベースはしっかりと残っており、ケヴィン・マスカット監督が率いる2年目のシーズンもスタイルは継続するだろう。アジアでの戦いも待っている中で、選手層も十分揃い、昨シーズンはケガで離脱していた選手たちも復帰。一方でその穴を埋めていた選手たちもチームへのフィットと成長が見られただけに、さらに上の成績を目指すことは不可能ではない。
◆目標
2022シーズンのチーム目標はやはりタイトル獲得となるだろう。2019シーズンは優勝、2020シーズンは9位と落ち込んだが、昨シーズンは2位に終わった。昨シーズンはシーズン途中には川崎フロンターレに勝ち点差1にまで迫ったが、その後勝ち点を取りこぼしての2位と悔しい思いをした。
シーズン2度の対戦でも1分け1敗と勝てず、チームとしての悔しさは大きかったはず。3連覇を阻止するだけでなく、3年ぶりに優勝を果たしたいところだろう。
そしてアジアでの戦いにも注目。2020シーズンは久々に出場し、クラブとして初の決勝トーナメントに進出した。しかし、頂点に立つことはできず、2021シーズンは出場権なし。2年ぶりの舞台で、アジアのタイトルも獲得したいところ。圧倒的な攻撃力があるものの、やはりトップに立つというところ、チームとしてタイトル獲得が求められるだろう。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MF藤田譲瑠チマ(20)
今シーズンの注目選手としては、新加入のMF藤田譲瑠チマをピックアップ。
東京ヴェルディの下部組織で育った藤田は、そのままトップチーム昇格。ルーキーながらJ2で41試合に出場し3得点を記録するなど、チームの中心に君臨した。
2021シーズンは徳島に活躍の場を移すことに。すでに海外からも注目を集めていた藤田は、J1で28試合に出場し1得点を記録。チームはJ2へと降格したが、スケールの大きいプレーを見せていた。
東京オリンピックに臨むU-24日本代表のトレーニングパートナーにも選ばれるなど、将来は有望。パリ・オリンピック世代でありながら、着実にステップアップしているだけに、横浜FMでさらに磨きをかけて世界へと羽ばたく可能性も高いだろう。
◆注目ポイント
注目ポイントは覇権奪還だろう。ストップ・ザ・フロンターレの一角として、そして3年ぶりのリーグ優勝へ意気込みは強いはずだ。
その中で、マスカット監督がどの様な準備をしているかも気になるところ。昨シーズンはアンジェ・ポステコグルー監督(セルティック)の後を引き継いだこともあり、なかなか難しいところもあったはずだ。
ポステコグルー監督が作り上げたチームから、より進化させ、より攻撃に比重を置きたいマスカット監督がどう時間をかけて準備をするか。新戦力も多いだけに、チームとしての完成度も早い段階で上げたいところ。過密日程も避けられず、4つの大会を戦うだけに、やりくりとシーズン中のチーム力アップも注目したい。
今シーズンから18クラブに戻り、昇格・降格が従来の形に戻ることに。コロナ禍で変則的だったシーズンが、コロナ前の状態に戻ることとなる。
横浜F・マリノス
2021シーズン成績:2位(24勝7分け7敗)
◆戦力分析
多くの選手が出入りした今オフの横浜FM。特にリーグ得点王のFW前田大然、守備の要のDFチアゴ・マルチンス、中盤の司令塔MF扇原貴宏の移籍は大きくチームに影響を与えるはずだ。
ただ、前田のポジションには、サンフレッチェ広島や北海道コンサドーレ札幌で得点を重ねたFWアンデルソン・ロペスとベガルタ仙台のFW西村拓真を補強。CBにはサガン鳥栖を支えたDFエドゥアルド、中盤にはMF藤田譲瑠チマを獲得。遜色ない選手を揃えたと言える。
昨シーズンのベースはしっかりと残っており、ケヴィン・マスカット監督が率いる2年目のシーズンもスタイルは継続するだろう。アジアでの戦いも待っている中で、選手層も十分揃い、昨シーズンはケガで離脱していた選手たちも復帰。一方でその穴を埋めていた選手たちもチームへのフィットと成長が見られただけに、さらに上の成績を目指すことは不可能ではない。
◆目標
2022シーズンのチーム目標はやはりタイトル獲得となるだろう。2019シーズンは優勝、2020シーズンは9位と落ち込んだが、昨シーズンは2位に終わった。昨シーズンはシーズン途中には川崎フロンターレに勝ち点差1にまで迫ったが、その後勝ち点を取りこぼしての2位と悔しい思いをした。
シーズン2度の対戦でも1分け1敗と勝てず、チームとしての悔しさは大きかったはず。3連覇を阻止するだけでなく、3年ぶりに優勝を果たしたいところだろう。
そしてアジアでの戦いにも注目。2020シーズンは久々に出場し、クラブとして初の決勝トーナメントに進出した。しかし、頂点に立つことはできず、2021シーズンは出場権なし。2年ぶりの舞台で、アジアのタイトルも獲得したいところ。圧倒的な攻撃力があるものの、やはりトップに立つというところ、チームとしてタイトル獲得が求められるだろう。
◆Jから世界を熱くしてくれそうな選手
MF藤田譲瑠チマ(20)
今シーズンの注目選手としては、新加入のMF藤田譲瑠チマをピックアップ。
東京ヴェルディの下部組織で育った藤田は、そのままトップチーム昇格。ルーキーながらJ2で41試合に出場し3得点を記録するなど、チームの中心に君臨した。
2021シーズンは徳島に活躍の場を移すことに。すでに海外からも注目を集めていた藤田は、J1で28試合に出場し1得点を記録。チームはJ2へと降格したが、スケールの大きいプレーを見せていた。
東京オリンピックに臨むU-24日本代表のトレーニングパートナーにも選ばれるなど、将来は有望。パリ・オリンピック世代でありながら、着実にステップアップしているだけに、横浜FMでさらに磨きをかけて世界へと羽ばたく可能性も高いだろう。
◆注目ポイント
注目ポイントは覇権奪還だろう。ストップ・ザ・フロンターレの一角として、そして3年ぶりのリーグ優勝へ意気込みは強いはずだ。
その中で、マスカット監督がどの様な準備をしているかも気になるところ。昨シーズンはアンジェ・ポステコグルー監督(セルティック)の後を引き継いだこともあり、なかなか難しいところもあったはずだ。
ポステコグルー監督が作り上げたチームから、より進化させ、より攻撃に比重を置きたいマスカット監督がどう時間をかけて準備をするか。新戦力も多いだけに、チームとしての完成度も早い段階で上げたいところ。過密日程も避けられず、4つの大会を戦うだけに、やりくりとシーズン中のチーム力アップも注目したい。
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