【ELプレーオフ1stレグまとめ】最多王者セビージャがマルシャル初弾で先勝! ポルト&アタランタが逆転勝ち
2022.02.18 07:13 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントのプレーオフ1stレグが17日に開催された。
ELグループステージ2位通過8チームと、チャンピオンズリーグ(CL)の3位敗退8チームで争われる今回のプレーオフ。
CL3位敗退組として今大会に途中参加となった大会最多6度の優勝を誇るセビージャは、ディナモ・ザグレブと対戦し、3-1で先勝した。
本拠地サンチェス・ピスフアンで開催されるファイナル進出に向けて良いスタートを切りたいセビージャは、開始12分にボックス内でパプ・ゴメスが相手GKに倒されてPKを獲得。これをキッカーのラキティッチがきっちり決めて先制に成功した。
以降は前に出てきた相手の背後を狙う形で追加点を目指したが、徐々に相手に押し返されると、41分にはDFジエゴ・カルロスの拙い対応もあってオルシッチに同点ゴールを許す。それでも、慌てないホームチームは44分にセットプレーの二次攻撃からオカンポスの抑えの利いたボレーシュートでゴールをこじ開けて勝ち越しに成功。さらに、前半アディショナルタイムにはオカンポスの持ち上がりを起点とした鮮やかなカウンターからボックス右でパプ・ゴメスのラストパスを受けたマルシャルがDFの股間を抜く技ありのシュートを左隅へ流し込み、加入後初ゴールを奪った。
4大リーグの強豪クラブ同士の対戦となったRBライプツィヒvsレアル・ソシエダは、2-2のドローに終わった。
東京オリンピックで共闘したダニ・オルモ、オヤルサバル&メリノの同世代対決、フォルスベリ、イサクのスウェーデン代表の主力対決に注目集まった一戦は、前半序盤の9分にセットプレーの流れからル・ノルマンのゴールでアウェイチームが先手を奪う。
しかし、失点以降は完全に相手を押し込んだライプツィヒは30分、左サイド深くでアンヘリーニョが入れた正確なクロスを、ゴール前のエンクンクがコースを狙ったヘディングシュートで合わせ、前半の内にスコアをタイに戻した。
後半も試合のペースはライプツィヒが握るも、なかなかチャンスを決め切れずにいると、64分にはソシエダが勝ち越す。相手のボックス内でのハンドで得たPKを名手オヤルサバルが冷静に決めて劣勢のアウェイチームがリードを手にした。
それでも、諦めないホームチームは焦れずに攻勢を続けると、82分にはショボスライの仕掛けで得たPKをフォルスベリが決め、再び追いついた。その勢いを生かして逆転まで持っていきたいライプツィヒだったが、ソシエダの粘りの守備を前に2-2のままタイムアップを迎えることになった。
セルジオ・コンセイソン監督の古巣対決に注目が集まったポルトvsラツィオは、ホームのポルトが2-1で逆転勝利した。
試合はアウェイのラツィオが23分、右CKのショートコーナーからルイス・アルベルトの右クロスをザッカーニが技ありのワンタッチボレーで合わせて先制に成功する。だが、ホームのポルトは37分にジョアン・マリオからの精度の高い右クロスをトニ・マルティネスがストロングヘッドで合わせて同点に追いつくと、後半立ち上がりの49分には再びジョアン・マリオのアーリークロスをトニ・マルティネスが今度はスライディング気味のボレーで合わせ、試合を引っくり返した。
何とか反撃に出たいラツィオだったが、体調不良で遠征メンバー外のインモービレ不在の攻撃はポルトの堅守を前に決定機まで持ち込めない。逆に、相手の鋭いカウンターに晒されて3失点目を免れるのが精いっぱいという形で試合終了を迎えることになった。
また、優勝候補の一角にも挙がるアタランタは、ギリシャ王者のオリンピアコスと対戦し、2-1で逆転勝利した。
前半に相手のカウンターから先制を許したホームチームだったが、チームを救ったのは空中戦で強さを見せるディムスティ。61分に豪快なヘディングで同点ゴールを奪ったアルバニア代表DFは、直後の63分には同じくセットプレーの流れから右足のシュートを流し込み、セットプレーからの鮮やかな連続ゴールでチームを逆転に導いた。
その後は強度の高い守備でオリンピアコスの反撃を凌ぎ切ったアタランタが、ホームで先勝に成功した。
その他では今大会で無類の強さを見せるスペイン勢のベティスが敵地でゼニトに3-2と競り勝った。また、CLでレアル・マドリーを破るインパクトを残したモルドバ王者のシェリフは、ブラガを相手にホームで2-1の勝利を飾った。
◆ELプレーオフ1stレグ結果
▽2/17(木)
バルセロナ 1-1 ナポリ
ゼニト 2-3 ベティス
ドルトムント 2-4 レンジャーズ
シェリフ 2-1 ブラガ
セビージャ 3-1 ディナモ・ザグレブ
アタランタ 2-1 オリンピアコス
RBライプツィヒ 2-2 レアル・ソシエダ
ポルト 2-1 ラツィオ
ELグループステージ2位通過8チームと、チャンピオンズリーグ(CL)の3位敗退8チームで争われる今回のプレーオフ。
本拠地サンチェス・ピスフアンで開催されるファイナル進出に向けて良いスタートを切りたいセビージャは、開始12分にボックス内でパプ・ゴメスが相手GKに倒されてPKを獲得。これをキッカーのラキティッチがきっちり決めて先制に成功した。
以降は前に出てきた相手の背後を狙う形で追加点を目指したが、徐々に相手に押し返されると、41分にはDFジエゴ・カルロスの拙い対応もあってオルシッチに同点ゴールを許す。それでも、慌てないホームチームは44分にセットプレーの二次攻撃からオカンポスの抑えの利いたボレーシュートでゴールをこじ開けて勝ち越しに成功。さらに、前半アディショナルタイムにはオカンポスの持ち上がりを起点とした鮮やかなカウンターからボックス右でパプ・ゴメスのラストパスを受けたマルシャルがDFの股間を抜く技ありのシュートを左隅へ流し込み、加入後初ゴールを奪った。
後半は立ち上がりのピンチを守護神ブヌの連続セーブで凌いだセビージャが、積極的に交代カードを切りながらゲームをコントロール。試合終盤には長期離脱明けのヘスス・ナバスが途中出場で戦列復帰を果たした。そして、このまま3-1のスコアで逃げ切ったホームチームが大きなアドバンテージを持って敵地での2ndレグに臨むことになった。
4大リーグの強豪クラブ同士の対戦となったRBライプツィヒvsレアル・ソシエダは、2-2のドローに終わった。
東京オリンピックで共闘したダニ・オルモ、オヤルサバル&メリノの同世代対決、フォルスベリ、イサクのスウェーデン代表の主力対決に注目集まった一戦は、前半序盤の9分にセットプレーの流れからル・ノルマンのゴールでアウェイチームが先手を奪う。
しかし、失点以降は完全に相手を押し込んだライプツィヒは30分、左サイド深くでアンヘリーニョが入れた正確なクロスを、ゴール前のエンクンクがコースを狙ったヘディングシュートで合わせ、前半の内にスコアをタイに戻した。
後半も試合のペースはライプツィヒが握るも、なかなかチャンスを決め切れずにいると、64分にはソシエダが勝ち越す。相手のボックス内でのハンドで得たPKを名手オヤルサバルが冷静に決めて劣勢のアウェイチームがリードを手にした。
それでも、諦めないホームチームは焦れずに攻勢を続けると、82分にはショボスライの仕掛けで得たPKをフォルスベリが決め、再び追いついた。その勢いを生かして逆転まで持っていきたいライプツィヒだったが、ソシエダの粘りの守備を前に2-2のままタイムアップを迎えることになった。
セルジオ・コンセイソン監督の古巣対決に注目が集まったポルトvsラツィオは、ホームのポルトが2-1で逆転勝利した。
試合はアウェイのラツィオが23分、右CKのショートコーナーからルイス・アルベルトの右クロスをザッカーニが技ありのワンタッチボレーで合わせて先制に成功する。だが、ホームのポルトは37分にジョアン・マリオからの精度の高い右クロスをトニ・マルティネスがストロングヘッドで合わせて同点に追いつくと、後半立ち上がりの49分には再びジョアン・マリオのアーリークロスをトニ・マルティネスが今度はスライディング気味のボレーで合わせ、試合を引っくり返した。
何とか反撃に出たいラツィオだったが、体調不良で遠征メンバー外のインモービレ不在の攻撃はポルトの堅守を前に決定機まで持ち込めない。逆に、相手の鋭いカウンターに晒されて3失点目を免れるのが精いっぱいという形で試合終了を迎えることになった。
また、優勝候補の一角にも挙がるアタランタは、ギリシャ王者のオリンピアコスと対戦し、2-1で逆転勝利した。
前半に相手のカウンターから先制を許したホームチームだったが、チームを救ったのは空中戦で強さを見せるディムスティ。61分に豪快なヘディングで同点ゴールを奪ったアルバニア代表DFは、直後の63分には同じくセットプレーの流れから右足のシュートを流し込み、セットプレーからの鮮やかな連続ゴールでチームを逆転に導いた。
その後は強度の高い守備でオリンピアコスの反撃を凌ぎ切ったアタランタが、ホームで先勝に成功した。
その他では今大会で無類の強さを見せるスペイン勢のベティスが敵地でゼニトに3-2と競り勝った。また、CLでレアル・マドリーを破るインパクトを残したモルドバ王者のシェリフは、ブラガを相手にホームで2-1の勝利を飾った。
◆ELプレーオフ1stレグ結果
▽2/17(木)
バルセロナ 1-1 ナポリ
ゼニト 2-3 ベティス
ドルトムント 2-4 レンジャーズ
シェリフ 2-1 ブラガ
セビージャ 3-1 ディナモ・ザグレブ
アタランタ 2-1 オリンピアコス
RBライプツィヒ 2-2 レアル・ソシエダ
ポルト 2-1 ラツィオ
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