江坂が圧巻2ゴール! 新生浦和レッズがJ1王者川崎Fを下し、16年ぶり制覇!《FUJIFILM SUPER CUP》
2022.02.12 15:28 Sat
FUJIFILM SUPER CUP2022、川崎フロンターレvs浦和レッズが12日に日産スタジアムで行われ、0-2で浦和が勝利した。
昨季のJ1王者である川崎Fと天皇杯王者の浦和による、新シーズンの開幕を告げる一戦。昨年の川崎Fは、圧倒的な強さでJ1を連覇し、ここ5年で4度目の優勝を成し遂げた。一方で天皇杯やルヴァンカップ、AFCチャンピオンズリーグでは目立った成績を残せず、今季は複数タイトルの獲得が目標となる。
対する浦和は、リカルド・ロドリゲス監督を迎えた1年目の昨季にチームスタイルを一新。リーグでは上位に行き損ねたが、天皇杯優勝という成果を残した。シーズン前には長年チームを支えた阿部や槙野、興梠が去った中、リカルドサッカーの申し子である岩尾や馬渡ら新戦力が到着。2人はこの試合で先発に起用されている。
盤石の川崎Fと、新生浦和の注目の試合は早々に動く。7分、右サイドを混戦の中を突破した浦和の酒井がグラウンダーで折り返すと、ボックス中央の江坂がダイレクトシュート。右足で丁寧に合わせたボールはゴール左に吸い込まれ、天皇杯王者が先制に成功した。
2019年の同大会では、川崎F相手に無得点で敗れた浦和にとって幸先の良い展開となったが、川崎Fも徐々にリズムに乗り、主導権を握っていく。新戦力のチャナティップが左サイドで起点となり、クロスで何度かチャンスを作る。30分手前には川崎Fが押し込む時間帯となるが、ジョアン・シミッチのシュートはブロックされた。
1点を追う川崎Fは、ハーフタイムにシミッチを下げてマルシーニョを投入。マルシーニョは左ウイングに入り、チャナティップは一列下のポジションへ移った。50分のFKのシーンでは、クロスの跳ね返りをボックス手前の山根がダイレクトシュート。後半初シュートはクロスバーのわずか上に外れた。
後半は川崎Fが攻勢をキープ。しばらくハーフコートゲームを展開し、浦和を押し込んでいく。しかし、水際で守る相手からなかなか得点できず、71分に脇坂とレアンドロ・ダミアンを下げて、知念と新加入の瀬古を送り出す。
77分にはチャナティップを代えて切り札の小林を投入。しかし、ここまで不動の浦和は81分、自陣からのロングボールで一気に局面を逆転させると、右サイドでキープした明本からボックス手前に走り込んでいた江坂へボールが渡る。江坂は右足ファーストタッチで谷口をかわし、すかさず左足でシュート。GKチョン・ソンリョンの逆を突く形でゴールが決まった。
残り10分となったところで追加点を決めた浦和。ここから次々と交代カードを切り、徹底して守りに入る。川崎Fは振り切った攻撃を見せるが、守りを固める浦和ゴールを崩し切れず試合終了。
結局、江坂が2ゴールの活躍を披露した浦和が2-0で勝利し、16年ぶりの同大会制覇を果たした。
川崎フロンターレ 0-2 浦和レッズ
【浦和】
江坂任(前7)
江坂任(後36)
昨季のJ1王者である川崎Fと天皇杯王者の浦和による、新シーズンの開幕を告げる一戦。昨年の川崎Fは、圧倒的な強さでJ1を連覇し、ここ5年で4度目の優勝を成し遂げた。一方で天皇杯やルヴァンカップ、AFCチャンピオンズリーグでは目立った成績を残せず、今季は複数タイトルの獲得が目標となる。
盤石の川崎Fと、新生浦和の注目の試合は早々に動く。7分、右サイドを混戦の中を突破した浦和の酒井がグラウンダーで折り返すと、ボックス中央の江坂がダイレクトシュート。右足で丁寧に合わせたボールはゴール左に吸い込まれ、天皇杯王者が先制に成功した。
2019年の同大会では、川崎F相手に無得点で敗れた浦和にとって幸先の良い展開となったが、川崎Fも徐々にリズムに乗り、主導権を握っていく。新戦力のチャナティップが左サイドで起点となり、クロスで何度かチャンスを作る。30分手前には川崎Fが押し込む時間帯となるが、ジョアン・シミッチのシュートはブロックされた。
しばらく守勢だった浦和も36分にビッグチャンス。岩尾のFKの流れから伊藤がシュートに持ち込むが、惜しくも枠の左へ。立て続けに酒井のクロスから再び伊藤がシュートを放つも、今度はGKチョン・ソンリョンに好守に遭った。
1点を追う川崎Fは、ハーフタイムにシミッチを下げてマルシーニョを投入。マルシーニョは左ウイングに入り、チャナティップは一列下のポジションへ移った。50分のFKのシーンでは、クロスの跳ね返りをボックス手前の山根がダイレクトシュート。後半初シュートはクロスバーのわずか上に外れた。
後半は川崎Fが攻勢をキープ。しばらくハーフコートゲームを展開し、浦和を押し込んでいく。しかし、水際で守る相手からなかなか得点できず、71分に脇坂とレアンドロ・ダミアンを下げて、知念と新加入の瀬古を送り出す。
77分にはチャナティップを代えて切り札の小林を投入。しかし、ここまで不動の浦和は81分、自陣からのロングボールで一気に局面を逆転させると、右サイドでキープした明本からボックス手前に走り込んでいた江坂へボールが渡る。江坂は右足ファーストタッチで谷口をかわし、すかさず左足でシュート。GKチョン・ソンリョンの逆を突く形でゴールが決まった。
残り10分となったところで追加点を決めた浦和。ここから次々と交代カードを切り、徹底して守りに入る。川崎Fは振り切った攻撃を見せるが、守りを固める浦和ゴールを崩し切れず試合終了。
結局、江坂が2ゴールの活躍を披露した浦和が2-0で勝利し、16年ぶりの同大会制覇を果たした。
川崎フロンターレ 0-2 浦和レッズ
【浦和】
江坂任(前7)
江坂任(後36)
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