アーセナルが2022年初白星! マルティネッリ退場で終盤防戦一方も好調ウルブスに競り勝つ《プレミアリーグ》
2022.02.11 06:59 Fri
プレミアリーグ第24節、ウォルバーハンプトンvsアーセナルが10日にモリニュー・スタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋はベンチ外となった。
今週末に開催予定のチェルシー戦の延期に伴い、日程面でアドバンテージを得た中で臨んだアウェイゲームに向け、アルテタ監督は前節のバーンリー戦から先発3人を変更。冨安が間に合わなかった右サイドバックに負傷明けのセドリックが入った他、サスペンション明けのジャカとトーマスがサンビ・ロコンガ、スミス・ロウに代わって中盤の底に入った。
試合は立ち上がりから球際でバチバチとやり合うアグレッシブな展開に。アーセナルが[4-2-3-1]、ウルブスが[3-4-3]の布陣で臨んだ中で、互いに布陣のミスマッチを意識した遅攻、中盤でのボール奪取から手数をかけない速攻でチャンスを窺う。
なかなか決定機まで至らない状況が続く中、アーセナルがセットプレーからゴールをこじ開ける。25分、左CKの二次攻撃からボックス左のホワイトが頭で折り返すと、GKジョゼ・サと交錯する寸前でラカゼットが右足で触ったボールがゴール前にこぼれる。これをガブリエウが冷静に押し込んだ。
一方、得点後はなかなか攻撃の形を作れずにいたアーセナルだが、セットプレーやサカの個人技での突破からラカゼットが鋭いダイレクトシュートを放つなど、やや盛り返してハーフタイムに入った。
アウェイチームの1点リードで折り返した試合は、後半も拮抗した展開が続く。前半終盤同様にウルブスがより押し込む形を作り出すが、最後の精度を欠く。
その後、ウルブスは62分にトリンコン、マルカルを下げてシキーニョ、アイ=ヌーリを同時投入。よりリスクを冒してゴールを奪いに行く。
対するアーセナルは68分にウーデゴールを下げてスミス・ロウを投入したが、この直後にアクシデントが発生。69分、マルティネッリが相手のスローインを妨害した上、シキーニョの突破に対して後ろからプッシング。すると、主審はこの2つのファウルに対して1枚ずつイエローカードを掲示し、ひとつのプレーの流れから退場となった。
これを受け、サカを下げてホールディングを投入し、[5-3-1]の布陣に変更したアーセナルは、72分にガブリエウの縦パスに反応したラカゼットがオフサイドぎりぎりで抜け出してGKと一対一の絶好機を得るが、ここはシュートを枠の右へ外してしまった。
すると、試合はここから数的優位のホームチームが猛攻を見せていく。74分にはクロスのこぼれ球に反応したサイスが枠を捉えたシュートを放つが、ここは素早く体勢を戻したGKラムズデールが好守で凌ぐ。
さらに、DFコーディを削ってストライカーのファビオ・シウバを投入したウルブスは、サイドから際どいクロスを幾度も上げると、デンドンケルらに決定機が訪れたが、守護神ラムズデールを中心に決死の守備を見せたアーセナル守備陣にことごとく撥ね返された。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、マルティネッリの退場で試合終盤は防戦一方を強いられたアーセナルだったが、チーム一丸となった戦いで3連勝中のウルブスを破り2022年初白星を手にした。
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2022年に入って公式戦5試合未勝利(3敗2分け)が続く6位のアーセナル(勝ち点36)は、ウィンターブレーク明け初戦で8位のウルブス(勝ち点34)を相手に新年初勝利を狙った。試合は立ち上がりから球際でバチバチとやり合うアグレッシブな展開に。アーセナルが[4-2-3-1]、ウルブスが[3-4-3]の布陣で臨んだ中で、互いに布陣のミスマッチを意識した遅攻、中盤でのボール奪取から手数をかけない速攻でチャンスを窺う。
なかなか決定機まで至らない状況が続く中、アーセナルがセットプレーからゴールをこじ開ける。25分、左CKの二次攻撃からボックス左のホワイトが頭で折り返すと、GKジョゼ・サと交錯する寸前でラカゼットが右足で触ったボールがゴール前にこぼれる。これをガブリエウが冷静に押し込んだ。
幸先よく先制に成功したアーセナルだが、以降はホームチームに押し返される展開に。右の中間ポジションでボールを引き出すトリンコンのドリブル突破、ウイングバックへの大きな展開を軸に相手陣内深い位置でのプレーを増やしていく。そして、37分にはセメドの右クロスからヒメネスのヘディングシュート、42分には再びセメドが左足のミドルシュートを放っていくが、いずれも同点ゴールには繋がらない。
一方、得点後はなかなか攻撃の形を作れずにいたアーセナルだが、セットプレーやサカの個人技での突破からラカゼットが鋭いダイレクトシュートを放つなど、やや盛り返してハーフタイムに入った。
アウェイチームの1点リードで折り返した試合は、後半も拮抗した展開が続く。前半終盤同様にウルブスがより押し込む形を作り出すが、最後の精度を欠く。
その後、ウルブスは62分にトリンコン、マルカルを下げてシキーニョ、アイ=ヌーリを同時投入。よりリスクを冒してゴールを奪いに行く。
対するアーセナルは68分にウーデゴールを下げてスミス・ロウを投入したが、この直後にアクシデントが発生。69分、マルティネッリが相手のスローインを妨害した上、シキーニョの突破に対して後ろからプッシング。すると、主審はこの2つのファウルに対して1枚ずつイエローカードを掲示し、ひとつのプレーの流れから退場となった。
これを受け、サカを下げてホールディングを投入し、[5-3-1]の布陣に変更したアーセナルは、72分にガブリエウの縦パスに反応したラカゼットがオフサイドぎりぎりで抜け出してGKと一対一の絶好機を得るが、ここはシュートを枠の右へ外してしまった。
すると、試合はここから数的優位のホームチームが猛攻を見せていく。74分にはクロスのこぼれ球に反応したサイスが枠を捉えたシュートを放つが、ここは素早く体勢を戻したGKラムズデールが好守で凌ぐ。
さらに、DFコーディを削ってストライカーのファビオ・シウバを投入したウルブスは、サイドから際どいクロスを幾度も上げると、デンドンケルらに決定機が訪れたが、守護神ラムズデールを中心に決死の守備を見せたアーセナル守備陣にことごとく撥ね返された。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、マルティネッリの退場で試合終盤は防戦一方を強いられたアーセナルだったが、チーム一丸となった戦いで3連勝中のウルブスを破り2022年初白星を手にした。
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