ルカク弾でアル・ヒラルを下したチェルシーがパウメイラスの待つ決勝へ《クラブ・ワールドカップ》
2022.02.10 03:30 Thu
FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2021準決勝のアル・ヒラル(サウジアラビア)vsチェルシー(イングランド)が9日に行われ、0-1でチェルシーが勝利した。
準々決勝で開催国王者のアル・ジャシーラに圧勝したアジア王者のアル・ヒラルは、その試合のスタメンからアブドゥルハミドをチャン・ヒョンスに代えた以外は同じメンバーを採用。準々決勝で共にゴールを挙げたイガロを1トップに据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
一方、準決勝から参加のヨーロッパ王者チェルシーは、新型コロナウイルス感染によってトゥヘル監督不在となった中、4日前に行われたFAカップ4回戦のプリマス・アーガイル(3部)戦からスタメンを3人変更。マウントやハドソン=オドイ、サールに代えてハヴァーツ、マルコス・アロンソ、チアゴ・シウバをスタメンで起用した。
開始早々にイガロのミドルシュートで幕を開けた一戦は、地力で勝るチェルシーが先にチャンスを創出する。10分、アスピリクエタの横パスをボックス手前で受けたツィエクがダイレクトシュートで狙ったが、これは枠の左上に外れた。
主導権を握るチェルシーは、26分にもコバチッチのロングスルーパスに反応したルカクがボックス左まで侵攻。相手DFを背負いながらの反転シュートで左足を振り抜いたが、これは相手GKの正面を突いた。
ハーフタイムにかけても優位に試合を進めるチェルシーだったが、ルカクらの再三のシュートはアル・アハリ守備陣が身体を張ったブロックで阻止し、前半は1-0で終了した。
迎えた後半、チェルシーはジョルジーニョを下げてカンテを投入。すると60分、ボックス右手前でボールを受けたカンテが供給したクロスをルカクが頭で落とすと、最後はボックス手前のツィエクがハーフボレーで合わせたが、シュートは相手GKのセーブに防がれた。
対するアル・ヒラルは63分、マテウス・ペレイラの縦パスに反応したマレガがゴールエリア右付近からシュートを放ったが、これは飛び出したGKケパがブロック。さらに68分には、カンノが狙いすましたミドルシュートでチェルシーゴールに迫ったが、これもGKケパの好セーブに阻まれた。
なかなか追加点を奪えないチェルシーは、72分にツィエクを下げてマウントを投入。一方のアル・ヒラルは、81分にアル=ドサリとマテウス・ペレイラを下げてカリージョとミカエルをピッチに送り出した。
1点のリードを保ったまま時間を進めるチェルシーは、87分にマルコス・アロンソを下げてサールとより守備的な交代カードを切って逃げ切りを図ると、試合終盤は冷静にボールを動かして時計を進めていき0-1のまま試合をクローズ。
ルカク弾で逃げ切ったチェルシーが、2012年以来の決勝へ進出し、南米王者パウメイラスの待つファイナルへ勝ち上がった。
また、同日に行われた5位決定戦のモンテレイ(メキシコ)vsアル・ジャジーラ(UAE)は、フネス・モリらのゴールで3点を奪ったモンテレイが3-1で勝利。この結果、モンテレイが5位で大会を終えた。
準々決勝で開催国王者のアル・ジャシーラに圧勝したアジア王者のアル・ヒラルは、その試合のスタメンからアブドゥルハミドをチャン・ヒョンスに代えた以外は同じメンバーを採用。準々決勝で共にゴールを挙げたイガロを1トップに据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
開始早々にイガロのミドルシュートで幕を開けた一戦は、地力で勝るチェルシーが先にチャンスを創出する。10分、アスピリクエタの横パスをボックス手前で受けたツィエクがダイレクトシュートで狙ったが、これは枠の左上に外れた。
主導権を握るチェルシーは、26分にもコバチッチのロングスルーパスに反応したルカクがボックス左まで侵攻。相手DFを背負いながらの反転シュートで左足を振り抜いたが、これは相手GKの正面を突いた。
膠着状態が続く中、チェルシーは32分に先制する。ボックス左深くまで侵入したハヴァーツのクロスが相手DFに当たると、ゴール前へこぼれたボールをルカクがゴールに叩き込んだ。
ハーフタイムにかけても優位に試合を進めるチェルシーだったが、ルカクらの再三のシュートはアル・アハリ守備陣が身体を張ったブロックで阻止し、前半は1-0で終了した。
迎えた後半、チェルシーはジョルジーニョを下げてカンテを投入。すると60分、ボックス右手前でボールを受けたカンテが供給したクロスをルカクが頭で落とすと、最後はボックス手前のツィエクがハーフボレーで合わせたが、シュートは相手GKのセーブに防がれた。
対するアル・ヒラルは63分、マテウス・ペレイラの縦パスに反応したマレガがゴールエリア右付近からシュートを放ったが、これは飛び出したGKケパがブロック。さらに68分には、カンノが狙いすましたミドルシュートでチェルシーゴールに迫ったが、これもGKケパの好セーブに阻まれた。
なかなか追加点を奪えないチェルシーは、72分にツィエクを下げてマウントを投入。一方のアル・ヒラルは、81分にアル=ドサリとマテウス・ペレイラを下げてカリージョとミカエルをピッチに送り出した。
1点のリードを保ったまま時間を進めるチェルシーは、87分にマルコス・アロンソを下げてサールとより守備的な交代カードを切って逃げ切りを図ると、試合終盤は冷静にボールを動かして時計を進めていき0-1のまま試合をクローズ。
ルカク弾で逃げ切ったチェルシーが、2012年以来の決勝へ進出し、南米王者パウメイラスの待つファイナルへ勝ち上がった。
また、同日に行われた5位決定戦のモンテレイ(メキシコ)vsアル・ジャジーラ(UAE)は、フネス・モリらのゴールで3点を奪ったモンテレイが3-1で勝利。この結果、モンテレイが5位で大会を終えた。
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