ミランとの契約交渉が難航のロマニョーリ…選手本人は条件面に不満か

2022.01.28 15:28 Fri
Getty Images
ミランのイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリ(27)は、クラブの対応に不満を持っているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2015年夏にローマからミランへ加入したロマニョーリは、守備の柱として公式戦通算240試合に出場。2018-19シーズンからはキャプテンとして、チームを牽引し続けてきた。
しかし、昨シーズン後半からはDFシモン・ケアーとDFフィカヨ・トモリが好調を維持したこともあり出場機会が減少。迎えた今シーズンはここまで公式戦19試合に出場しているが、12月にケアーが負傷するまではベンチに座る試合も見られた。

そんなロマニョーリとミランの契約は今年の夏までとなっているが、いまだ契約延長の交渉は進展していない。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ロマニョーリは現在年俸550万ユーロ(約7億円)を受け取っているが、ミランが新たに用意する契約では減俸となるようだ。

ロマニョーリ側はこの条件に不満を示しており、現在のままでは契約を延長する可能性が低いという。仮に契約満了による退団となった場合、ロマニョーリにはユベントスが関心を示しているとされており、今後の動向が注目されている。
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