リバプールが後半苦戦もパレス撃破で公式戦3連勝! 南野拓実は後半途中から出場《プレミアリーグ》
2022.01.24 01:00 Mon
プレミアリーグ第23節、クリスタル・パレスvsリバプールが23日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのリバプールが1-3で勝利した。なお、リバプールのFW南野拓実は60分から途中出場している。
なお、アーセナル戦からは先発2人を変更。ケレハーに代わって守護神アリソン、カイデ・ゴードンに代わってオックスレイド=チェンバレンが復帰した。
戦前の予想通り、立ち上がりからボールを握って相手を押し込むリバプールは、両サイドバックが常に高い位置を取って攻撃の起点を担う。そして、8分には左サイドバックの正確な左足が早速ゴールを演出した。左CKの場面でキッカーのロバートソンがアウトスウィングのボールを入れると、ニアに勢いを持って走り込んできたファン・ダイクがドンピシャのヘディングシュートをゴール左上隅に突き刺した。
幸先よく先制に成功したリバプールは、ここから一気呵成の攻撃とはいかないが、攻守両面でがっちりと主導権を掴んでゲームをコントロール。その流れの中でオックスレイド=チェンバレン、ファビーニョらが良い形でシュートまで持ち込んでいくが、最後の精度を欠く。
これでセーフティーリードを得たリバプールはややプレーのリズムを落とすと、前半終盤にかけてその隙をパレスに突かれる。39分にはDFマティプの不用意な横パスをボックス手前でオリーズにカットされてそのままシュートに持ち込まれるが、ここはGKアリソンのファインセーブで阻止。続く42分にはオリーズのスルーパスに抜け出したマテタにアリソンがかわされてシュートを打たれるが、これは枠の左に外れて事なきを得た。
終わり方こそ良くなかったものの、ほぼ完ぺきな戦いを見せた前半の内に2点のリードを手にしたリバプールだが、後半の入りは押し込まれる展開に。開始直後の48分のエドゥアールのゴール至近距離からのヒールシュートはGKアリソンの好守で凌ぐが、前半のピンチと似たようなハイラインの背後を取られる形で1点を返される。
55分、シュラップのスルーパスに反応したマテタに完璧に背後を取られると、GKアリソンが1対2の数的不利の対応を強いられた中、並走したエドゥアールにマテタからのプレゼントパスを難なく流し込まれた。さらに、バタつくアウェイチームは直後の58分にもアンデルセンに際どい左足のミドルシュートを打たれる。
この守勢の展開を受け、クロップ監督は60分にオックスレイド=チェンバレンを下げて南野を最初の交代カードとして投入。南野はオックスレイド=チェンバレンと同じ右ウイングに入った。
この交代によって相手の攻勢を鎮静化させることに成功したリバプールだが、流れを完全に引き寄せるまでには至らず。後半は幾度かシュートを放つものの、なかなか決定機を作り出せない。そういった中、83分にはオリーゼに完全に背後を取られて際どいループシュートを枠に飛ばされるが、ここはGKアリソンの身体を張ったセーブで辛くも凌いだ。
依然として1点差の状況が続き緊迫感のある展開が続くリバプールだったが、最後の最後に突き放す。86分、アレクサンダー=アーノルドからのフィードに抜け出したジョタがボックス内でGKグアイタと交錯。オンフィールドの結果、微妙な判定ながらもPKが与えられる。これをキッカーのファビーニョがきっちり決めて89分の3点目とした。
この3点目でパレスの気勢を完全に削いだリバプールがこのまま3-1で試合をクローズ。前半の楽勝ムードから一転、後半は苦しい展開を強いられたが、見事な勝負強さを発揮して公式戦3連勝。首位シティとの勝ち点差を9ポイントに縮めている。
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前節、ブレントフォードに3-0の快勝を収めた2位のリバプール(勝ち点45)は、ミッドウィーク開催のEFLカップ準決勝でもアーセナルに完勝し、ファイナル進出を成し遂げた。サラー、マネ不在を感じさせない力強い戦いぶりで公式戦連勝中のクロップ率いるチームは、11位のクリスタル・パレス(勝ち点24)相手のアウェイゲームで3連勝を狙った。戦前の予想通り、立ち上がりからボールを握って相手を押し込むリバプールは、両サイドバックが常に高い位置を取って攻撃の起点を担う。そして、8分には左サイドバックの正確な左足が早速ゴールを演出した。左CKの場面でキッカーのロバートソンがアウトスウィングのボールを入れると、ニアに勢いを持って走り込んできたファン・ダイクがドンピシャのヘディングシュートをゴール左上隅に突き刺した。
幸先よく先制に成功したリバプールは、ここから一気呵成の攻撃とはいかないが、攻守両面でがっちりと主導権を掴んでゲームをコントロール。その流れの中でオックスレイド=チェンバレン、ファビーニョらが良い形でシュートまで持ち込んでいくが、最後の精度を欠く。
それでも、相手に1本のシュートも許さない圧倒ぶりを見せるアウェイチームは30分過ぎに再びロバートソンのお膳立てからゴールをこじ開ける。32分、左サイドで大きな展開を受けたロバートソンがボックス右でボールを呼び込むオックスレイド=チェンバレンに絶妙なクロスを供給。ここで冷静に胸トラップした背番号15がピッチへ叩きつける左足のボレーシュートを流し込んだ。
これでセーフティーリードを得たリバプールはややプレーのリズムを落とすと、前半終盤にかけてその隙をパレスに突かれる。39分にはDFマティプの不用意な横パスをボックス手前でオリーズにカットされてそのままシュートに持ち込まれるが、ここはGKアリソンのファインセーブで阻止。続く42分にはオリーズのスルーパスに抜け出したマテタにアリソンがかわされてシュートを打たれるが、これは枠の左に外れて事なきを得た。
終わり方こそ良くなかったものの、ほぼ完ぺきな戦いを見せた前半の内に2点のリードを手にしたリバプールだが、後半の入りは押し込まれる展開に。開始直後の48分のエドゥアールのゴール至近距離からのヒールシュートはGKアリソンの好守で凌ぐが、前半のピンチと似たようなハイラインの背後を取られる形で1点を返される。
55分、シュラップのスルーパスに反応したマテタに完璧に背後を取られると、GKアリソンが1対2の数的不利の対応を強いられた中、並走したエドゥアールにマテタからのプレゼントパスを難なく流し込まれた。さらに、バタつくアウェイチームは直後の58分にもアンデルセンに際どい左足のミドルシュートを打たれる。
この守勢の展開を受け、クロップ監督は60分にオックスレイド=チェンバレンを下げて南野を最初の交代カードとして投入。南野はオックスレイド=チェンバレンと同じ右ウイングに入った。
この交代によって相手の攻勢を鎮静化させることに成功したリバプールだが、流れを完全に引き寄せるまでには至らず。後半は幾度かシュートを放つものの、なかなか決定機を作り出せない。そういった中、83分にはオリーゼに完全に背後を取られて際どいループシュートを枠に飛ばされるが、ここはGKアリソンの身体を張ったセーブで辛くも凌いだ。
依然として1点差の状況が続き緊迫感のある展開が続くリバプールだったが、最後の最後に突き放す。86分、アレクサンダー=アーノルドからのフィードに抜け出したジョタがボックス内でGKグアイタと交錯。オンフィールドの結果、微妙な判定ながらもPKが与えられる。これをキッカーのファビーニョがきっちり決めて89分の3点目とした。
この3点目でパレスの気勢を完全に削いだリバプールがこのまま3-1で試合をクローズ。前半の楽勝ムードから一転、後半は苦しい展開を強いられたが、見事な勝負強さを発揮して公式戦3連勝。首位シティとの勝ち点差を9ポイントに縮めている。
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