セビージャが敵地でバレンシアとドロー…連勝ストップで首位マドリーに圧力かけられず《ラ・リーガ》
2022.01.20 07:35 Thu
ラ・リーガ第21節、バレンシアvsセビージャが19日にメスタージャで行われ、1-1のドローに終わった。
相手サポーターの愚行の影響によって試合途中の中止、翌日の無観客開催での再開となったコパ・デル・レイのベティスとのダービーを落としたロペテギ率いるチームは、バウンスバックを図る一戦に向けて先発3人を変更。クンデがスタメンを外れた一方、フェルナンドが復帰した。
新型コロナウイルス感染によってロペテギ監督不在で臨んだアウェイのセビージャは、アグレッシブなバレンシアのプレッシャーに手を焼く。
だが、開始7分には得意のサイドアタックから先制点を奪う。味方とのパス交換で右サイド深くに抜け出したモンティエルが高速クロスを入れると、ファーのラファ・ミルの手前でクリアを試みたDFディアカビに当たったボールがそのままゴールネットに吸い込まれた。
それでも、幾度かカウンターからチャンスを作り出す中、38分には左サイド深くから内に切り込んだラファ・ミルが決定的なシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩く。
すると、チャンスの後にピンチあり。前半終了間際の44分には左サイド深くでガヤにフリーで上げられたクロスをゴール前のゴンサロ・ゲデスにドンピシャのヘディングで合わせられ、ハーフタイム直前に痛恨の同点ゴールを許した。
1-1のイーブンで後半へ折り返したセビージャは前半終了間際の小競り合いで1枚カードをもらっていたアクーニャを下げて、セビージャ・ダービーで相手サポーターの投げた筒が頭部に直撃し、検査入院を余儀なくされたジョルダンを投入。この交代でフェルナンドがセンターバック、レキクが左サイドバックにポジションを移した。
この交代で再び流れを引き寄せたいセビージャだったが、追いついた勢いで球際でのタフなプレーを継続するバレンシアを前になかなか攻撃のリズムを作れず。とりわけ、遅攻の局面ではなかなか効果的な縦パスを入れられず、完全にボールをもたされる展開に。
互いに決定機まで持ち込めない膠着状態が続く中、74分にはパプ・ゴメスを下げて直前のベティス戦で新天地デビューを果たしたヘスス・コロナを投入する。
すると、足元でボールを受けるパプ・ゴメスと異なり、背後を狙う意識が強いコロナを起点にアウェイチームが徐々にチャンスを作り始める。そして、85分にはジエゴ・カルロスからのロングフィードに抜け出したコロナがボックスぎりぎりの位置で飛び出したGKの頭上を抜くループシュートを放つ。だが、劇的ラ・リーガデビュー弾かに思われたこのシュートはわずかに枠の左へ外れた。
その後、89分にバレンシアのガヤが2枚目のイエローカードで退場となり数的優位を手にしたセビージャは、勝ち越しを目指して攻勢を強めたが、専守防衛の構えを見せたホームチームから2点目を奪うことはできなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地から勝ち点1を持ち帰るに留まったセビージャは、首位とのポイント差を「4」に縮めている。
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リーグ2連勝で首位レアル・マドリーを5ポイント差で追う2位のセビージャは、10位のバレンシアを相手に3連勝を目指した。新型コロナウイルス感染によってロペテギ監督不在で臨んだアウェイのセビージャは、アグレッシブなバレンシアのプレッシャーに手を焼く。
だが、開始7分には得意のサイドアタックから先制点を奪う。味方とのパス交換で右サイド深くに抜け出したモンティエルが高速クロスを入れると、ファーのラファ・ミルの手前でクリアを試みたDFディアカビに当たったボールがそのままゴールネットに吸い込まれた。
幸先よく先制に成功したセビージャだが、失点後に[3-5-2]から[4-4-2]の並びに変更し、ボランチにギジャモン、ディアカビと屈強なセンターバック2枚を置き、前がかりな守備を見せるバレンシアの肉弾戦に苦戦し始める。
それでも、幾度かカウンターからチャンスを作り出す中、38分には左サイド深くから内に切り込んだラファ・ミルが決定的なシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩く。
すると、チャンスの後にピンチあり。前半終了間際の44分には左サイド深くでガヤにフリーで上げられたクロスをゴール前のゴンサロ・ゲデスにドンピシャのヘディングで合わせられ、ハーフタイム直前に痛恨の同点ゴールを許した。
1-1のイーブンで後半へ折り返したセビージャは前半終了間際の小競り合いで1枚カードをもらっていたアクーニャを下げて、セビージャ・ダービーで相手サポーターの投げた筒が頭部に直撃し、検査入院を余儀なくされたジョルダンを投入。この交代でフェルナンドがセンターバック、レキクが左サイドバックにポジションを移した。
この交代で再び流れを引き寄せたいセビージャだったが、追いついた勢いで球際でのタフなプレーを継続するバレンシアを前になかなか攻撃のリズムを作れず。とりわけ、遅攻の局面ではなかなか効果的な縦パスを入れられず、完全にボールをもたされる展開に。
互いに決定機まで持ち込めない膠着状態が続く中、74分にはパプ・ゴメスを下げて直前のベティス戦で新天地デビューを果たしたヘスス・コロナを投入する。
すると、足元でボールを受けるパプ・ゴメスと異なり、背後を狙う意識が強いコロナを起点にアウェイチームが徐々にチャンスを作り始める。そして、85分にはジエゴ・カルロスからのロングフィードに抜け出したコロナがボックスぎりぎりの位置で飛び出したGKの頭上を抜くループシュートを放つ。だが、劇的ラ・リーガデビュー弾かに思われたこのシュートはわずかに枠の左へ外れた。
その後、89分にバレンシアのガヤが2枚目のイエローカードで退場となり数的優位を手にしたセビージャは、勝ち越しを目指して攻勢を強めたが、専守防衛の構えを見せたホームチームから2点目を奪うことはできなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地から勝ち点1を持ち帰るに留まったセビージャは、首位とのポイント差を「4」に縮めている。
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