「全国の中でも一番悔しい思いをしていた」3度目の正直、晴れて優勝の青森山田MF松木玖生はチームメイトに感謝「団結力が素晴らしかった」
2022.01.10 20:45 Mon
青森山田高校のキャプテンを務めるMF松木玖生が、優勝を振り返った。10日、第100回全国高校サッカー選手権大会の決勝が行われ、青森山田(青森県)が4-0で大津(熊本県)を下し、3大会ぶりに全国制覇を達成した。
準決勝で高川学園(山口県)を0-6で下し、4大会連続で決勝へと駒を進めた青森山田。堅守を誇る大津との一戦は立ち上がりから攻め込むも、なかなかゴールを割らせてもらえない。
それでも37分、松木が自陣から独走したドリブル突破で得たCKから、丸山大和がヘディングで合わせて先制すると、41分には左サイドからのクロスを名須川真光が押し込み、前半で2点を奪う。
後半に入っても青森山田が押し込むと、55分には松木がヘディングでクロスに合わせて3点目。78分には渡邊星来もニアサイドに飛び込み頭で合わせてゴールを決め、0-4で勝利を収めた。
先制点が生まれる前、松木はドリブル突破でCKを獲得すると、味方に対して吠える。この喝がゴールに繋がったが、その意図については「チームに勢いがなくなっていた時間帯だったので、自分で仕掛けてCKを取るような形でクロスを上げて、うまくCKを取れました。それが得点につながったことが1番の収穫だと思いますし、そこに関しては、自分の気持ちが伝わったかなと思います」と、味方を鼓舞したことが結果に繋がったことを喜んだ。
松木は1年、2年と選手権でプレーしいずれも準優勝という結果に。3度目の正直となる自身の3年次に見事に優勝を果たした。
「自分がこの選手権で全国の中でも一番悔しい思いをしていました。でも、このチームなら絶対優勝できると思いましたし、チームメイトに感謝を伝えたいと思います」と、チームメイトのおかげだとした。
また、この優勝により、インターハイ、プレミアリーグ・イーストと合わせて3冠を達成。その点については「3冠を口にはしていましたが、1試合1試合を大事に戦うというところで、それを目標に矢印を向けられたことが3冠につながったと思います」と語り、目の前の試合をしっかり戦えたことが繋がったと振り返った。
キャプテンとして臨んだ決勝だが、松木は「ふうつの大会だと思っていた」とコメント。「決勝戦でも、ピッチ内では自分たちでモチベーションを高めながら最高のアップができたので、勝ったなと確信しました」と、試合前の時点で勝てると確信していたようだ。
そのチームについては「キャプテンとか関係なしに、チームに対して意見も言うし、聞く耳も持つという、団結力がチームとして素晴らしかったと思います」と語り、松木が自信を持てた理由も“団結力”があってこそなのだろう。
また、今大会では守備面もハードワークし、犠牲心を見せていた松木。「1年生の頃に関しては、凄く自由にやらせてもらっていて、2年生は個で行きたいという気持ちが芽生えていました」と過去を振り返り、「ただ、この3年生の大会では、自分が犠牲になってでもチームを勝たせたいと思って、頑張ってきました」と、チームの勝利のためにハードワークしてきたことを明かした。
さらにその結果で得られたものもあるとし「点数は自分でも決められるようになりました」とコメント。「今大会で得られた収穫だと思います」と、犠牲心によってゴールチャンスも増えたと語った。
小学生の頃に志した青森山田行き。中学、高校と6年間を過ごした最後に、大きな仕事をやってのけた。
改めてこの6年間を振り返った松木は「プロになりたい、選手権で優勝したいと思って進学してきて、なかなかそんな甘いものではないかなと感じていました」とコメント。「ただ、このチームになってキャプテンになってから凄く自信になって、絶対に勝てるなと思ったので、今後とも自分は違う道に行きますが、チームを勝たせられる貢献や結果を残していきたいです」と、プロに入ってからも、チームを引っ張れる存在になりたいと決意を新たにした。
松木はFC東京に加入が内定。今後のJリーグ、そして日本代表での活躍に期待が懸かる。
それでも37分、松木が自陣から独走したドリブル突破で得たCKから、丸山大和がヘディングで合わせて先制すると、41分には左サイドからのクロスを名須川真光が押し込み、前半で2点を奪う。
後半に入っても青森山田が押し込むと、55分には松木がヘディングでクロスに合わせて3点目。78分には渡邊星来もニアサイドに飛び込み頭で合わせてゴールを決め、0-4で勝利を収めた。
試合後、松木はメディアの取材に対し「今日の試合に関しては、シーズンを通して1番、2番を争えるぐらいの結果だったと思います」とコメント。出色の出来だったと語った。
先制点が生まれる前、松木はドリブル突破でCKを獲得すると、味方に対して吠える。この喝がゴールに繋がったが、その意図については「チームに勢いがなくなっていた時間帯だったので、自分で仕掛けてCKを取るような形でクロスを上げて、うまくCKを取れました。それが得点につながったことが1番の収穫だと思いますし、そこに関しては、自分の気持ちが伝わったかなと思います」と、味方を鼓舞したことが結果に繋がったことを喜んだ。
松木は1年、2年と選手権でプレーしいずれも準優勝という結果に。3度目の正直となる自身の3年次に見事に優勝を果たした。
「自分がこの選手権で全国の中でも一番悔しい思いをしていました。でも、このチームなら絶対優勝できると思いましたし、チームメイトに感謝を伝えたいと思います」と、チームメイトのおかげだとした。
また、この優勝により、インターハイ、プレミアリーグ・イーストと合わせて3冠を達成。その点については「3冠を口にはしていましたが、1試合1試合を大事に戦うというところで、それを目標に矢印を向けられたことが3冠につながったと思います」と語り、目の前の試合をしっかり戦えたことが繋がったと振り返った。
キャプテンとして臨んだ決勝だが、松木は「ふうつの大会だと思っていた」とコメント。「決勝戦でも、ピッチ内では自分たちでモチベーションを高めながら最高のアップができたので、勝ったなと確信しました」と、試合前の時点で勝てると確信していたようだ。
そのチームについては「キャプテンとか関係なしに、チームに対して意見も言うし、聞く耳も持つという、団結力がチームとして素晴らしかったと思います」と語り、松木が自信を持てた理由も“団結力”があってこそなのだろう。
また、今大会では守備面もハードワークし、犠牲心を見せていた松木。「1年生の頃に関しては、凄く自由にやらせてもらっていて、2年生は個で行きたいという気持ちが芽生えていました」と過去を振り返り、「ただ、この3年生の大会では、自分が犠牲になってでもチームを勝たせたいと思って、頑張ってきました」と、チームの勝利のためにハードワークしてきたことを明かした。
さらにその結果で得られたものもあるとし「点数は自分でも決められるようになりました」とコメント。「今大会で得られた収穫だと思います」と、犠牲心によってゴールチャンスも増えたと語った。
小学生の頃に志した青森山田行き。中学、高校と6年間を過ごした最後に、大きな仕事をやってのけた。
改めてこの6年間を振り返った松木は「プロになりたい、選手権で優勝したいと思って進学してきて、なかなかそんな甘いものではないかなと感じていました」とコメント。「ただ、このチームになってキャプテンになってから凄く自信になって、絶対に勝てるなと思ったので、今後とも自分は違う道に行きますが、チームを勝たせられる貢献や結果を残していきたいです」と、プロに入ってからも、チームを引っ張れる存在になりたいと決意を新たにした。
松木はFC東京に加入が内定。今後のJリーグ、そして日本代表での活躍に期待が懸かる。
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