ポステコグルー監督が日本人3人に言及、前田大然については「夏に獲得したかった」

2022.01.09 12:18 Sun
©︎J.LEAGUE
セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、今冬に獲得した日本人3選手について語った。クラブ公式サイトが伝えた。
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今シーズンからチームの指揮を執るポステコグルー監督。夏にはヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧を獲得すると、その古橋は大活躍。ここまで公式戦26試合で16ゴール5アシストを記録。リーグカップ制覇にも古橋は大きく貢献した。
そのポステコグルー監督は予てから日本人選手の獲得を目指しているとされた中、ガンバ大阪の元日本代表MF井手口陽介(25)、川崎フロンターレの日本代表MF旗手怜央(24)を完全移籍で、横浜F・マリノスの日本代表FW前田大然(24)を買い取り義務のレンタル移籍で獲得した。

噂されていた3人の同時獲得を12月中に発表できたセルティック。ポステコグルー監督は満足感を示した。

「夏のウィンドウでは、日本人選手の獲得が難しいことは分かっていたが、1月のウィンドウは我々が取り組めると考えていた」
「また、日本のクラブや代理人からも大きな協力を得ることができ、こんなに早く選手を獲得できたことを嬉しく思っている」

それぞれの選手についても言及。横浜FM時代に指導し、2021シーズンは明治安田生命J1リーグで23ゴールを決めて得点王を受賞した前田については「ダイゼンのことはよく知っている。彼は本当に決然とした性格で、より上達したいと思っている」と知った選手だとし、チームにフィットすると語った。

「彼は我々のプレースタイルを知っている選手であり、夏の間に是非獲得したいと思っていた。彼の特性はよく分かっており、我々にとって良い結果をもたらすだろう」

これまではライバルであった川崎Fでプレーし、FWの他、サイドバックやインサイドハーフなど様々なポジションでプレーした旗手についても期待を寄せた。

「レオは、私が日本で見てきた選手だ。彼の古巣である川崎フロンターレは、過去5年間のJリーグで最も優れたチームであり、とんでもない才能を持った選手が何人もいるが、レオもその1人だ」

「彼は毎週勝利を目指すクラブでプレーし、多くの成功を収めてきた。それはこのクラブと似ているように思う。彼は真面目な性格で、時間をかけて成長していくと思う」

また、井手口に関してはオーストラリア代表監督時代から目をつけていたとコメント。当時日本代表の主軸だった井手口の才能を買っているようだ。

「ヨウスケは私がオーストラリア代表を率いていた時から追いかけ、スカウトしてきた選手だ」

「彼はエキサイティングな若い才能を持つ選手で、彼を迎え入れ、一緒に仕事ができることを本当に嬉しく思っている」

また、前田はポルトガルのマリティモ、井手口はスペインのクルトゥラル・レオネサやドイツのグロイター・フュルトでプレー経験があり、2度目の 欧州挑戦となる。

特に前田は海外でのプレーを望んでいたと明かし、3人には力になってもらいたいと語った。

「ダイゼンはヨーロッパでやり残したことがあるようだった。もう1度チャンスが欲しいと思っていたようだ」

「日本とは全く異なる文化であり、多くの日本人選手にとって、初めての海外移籍はかなりチャレンジングなものになる」

「彼らはこのクラブを代表するためにここにいるのであり、その難しさも分かっている」

「3人の優秀な選手を獲得できたことは、チーム全体にとって喜ばしいことだ」

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