4大会連続決勝進出の青森山田、黒田剛監督は「見失っていた」サッカーを反省し準決勝の戦いに言及「吹っ切れて良い入りができた」
2022.01.08 22:25 Sat
青森山田高校の黒田剛監督が準決勝を振り返った。
8日、第100回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が行われ、高川学園(山口県)vs青森山田(青森県)の試合は0-6で青森山田が勝利。4大会連続で決勝へ駒を進めた。
準決勝で今大会最も良いパフォーマンスを見せた青森山田。黒田監督は試合を振り返り「過去の3試合を振り返った中で、もっと青森山田らしいサッカーをしようというのが今日の試合のテーマでありました」とコメント。「相手をリスペクトすることももちろんですが、あまりにも研究したものが頭に入りすぎて、自分たちのサッカーを見失っていたなと。この3試合の中でも大きな反省点でもありました」と、これまでの戦い方はらしくないものが続いていたとした。
高川学園といえば、特徴的なセットプレーが大きな話題に。選手が手を繋いで円を作りマークをさせないという手法が大会で話題となったが、この試合ではそのシーンは見られなかった。
黒田監督は「高川学園もトリックプレーをしてくるなど色々想定はしていましたが、できるだけリスタートを与えず、CKを与えず、シュートを打たせず、本来我々がインターハイやプレミアで志向してきたハイプレスのサッカーをしていこうというところから入っていったので、選手たちも吹っ切れて良い入りができたのかなと思います」と、相手の得意な部分を消すことがしっかりできたと振り返っている。
高川学園対策については「一番は(セットプレーを)与えないことです。おそらくCKは1本もなかったと思います。シュートを打たせれば体に当たってCKになることもあるので、シュートを打たせないことも含めて、我々がプレミアや年間を通じて志向していることなので、そこに関しては決定打も作られることなくやれたのは良かったです」と選手たちがしっかりとパフォーマンスを見せたことを喜んだ。
また、「リスタートも特に効果的なリスタートというのがあるわけではなく、基本に準じて惑わされることなく、マークをしっかりつけることがトレーニングでもしっかりできていたので、そんなに恐れることなく、やってきたことをやろうという感じでした。今日は驚くこともなく、順調に行けたと思います」と、やるべきことができたと振り返った。
この試合で求めた青森山田らしさについては「ハードワーク、ハイプレッシャー、リスタートからもパスを繋ぎながらもバイタルを攻略していける。それが山田の強さ、なんでもできることを志向して1年間ここまでやってきました」と語り、「それをまずきちっとやろうと入ったことで、肩の荷が降りて伸び伸びとプレーできたのかなと思います」と、4試合目で最も良い試合の入りになったことを分析した。
また、準決勝のもう1カードを戦う予定だった関東第一(東京B)は、選手2名が新型コロナウイルスの陽性反応を示して辞退。大きなショックもあったが「選手だけでなく指導者、関係者も含めて、この大会のあり方、準決勝がどうなっていくのかというメンタルや思考の部分は難しい部分がありました」と黒田監督はコメント。「1年間通して全国で3冠を目指してやってきましたし、サポートしてくれた学校関係者、保護者、様々な方への気持ちは、他がどうであれブレるわけにはいかないということで、まずは自分たちのサッカー、ブレずに自分たちが目指していたものを獲りに行こうと話して試合に向かっていきました」と、強い気持ちを持って準決勝に臨んだとした。
決勝へは、「コロナの陽性が出なければ無事に1日空けて決勝に向かえるので、大会が無事に開催されることに感謝しながら、しっかり準備したいと思います」と、無事に戦えることを願うとした。
8日、第100回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が行われ、高川学園(山口県)vs青森山田(青森県)の試合は0-6で青森山田が勝利。4大会連続で決勝へ駒を進めた。
高川学園といえば、特徴的なセットプレーが大きな話題に。選手が手を繋いで円を作りマークをさせないという手法が大会で話題となったが、この試合ではそのシーンは見られなかった。
黒田監督は「高川学園もトリックプレーをしてくるなど色々想定はしていましたが、できるだけリスタートを与えず、CKを与えず、シュートを打たせず、本来我々がインターハイやプレミアで志向してきたハイプレスのサッカーをしていこうというところから入っていったので、選手たちも吹っ切れて良い入りができたのかなと思います」と、相手の得意な部分を消すことがしっかりできたと振り返っている。
10日には大津(熊本県)との決勝が待っているが、「中1日ということで、非常に疲労面を考えると大変な決勝戦になると思いますが、ちょっと今日交代選手も多く使えたということで、大きなケガなく今日1日を終えられたことが良かったと思います」と語り、「昨年も準決勝5-0で勝っておきながら、決勝で負けている現実もありますので、しっかりと気持ちを引き締めながら、明後日の決勝で良いゲームができるように準備していきたいと思います」と、4大会連続での決勝進出も、しっかりと気を引き締めた。
高川学園対策については「一番は(セットプレーを)与えないことです。おそらくCKは1本もなかったと思います。シュートを打たせれば体に当たってCKになることもあるので、シュートを打たせないことも含めて、我々がプレミアや年間を通じて志向していることなので、そこに関しては決定打も作られることなくやれたのは良かったです」と選手たちがしっかりとパフォーマンスを見せたことを喜んだ。
また、「リスタートも特に効果的なリスタートというのがあるわけではなく、基本に準じて惑わされることなく、マークをしっかりつけることがトレーニングでもしっかりできていたので、そんなに恐れることなく、やってきたことをやろうという感じでした。今日は驚くこともなく、順調に行けたと思います」と、やるべきことができたと振り返った。
この試合で求めた青森山田らしさについては「ハードワーク、ハイプレッシャー、リスタートからもパスを繋ぎながらもバイタルを攻略していける。それが山田の強さ、なんでもできることを志向して1年間ここまでやってきました」と語り、「それをまずきちっとやろうと入ったことで、肩の荷が降りて伸び伸びとプレーできたのかなと思います」と、4試合目で最も良い試合の入りになったことを分析した。
また、準決勝のもう1カードを戦う予定だった関東第一(東京B)は、選手2名が新型コロナウイルスの陽性反応を示して辞退。大きなショックもあったが「選手だけでなく指導者、関係者も含めて、この大会のあり方、準決勝がどうなっていくのかというメンタルや思考の部分は難しい部分がありました」と黒田監督はコメント。「1年間通して全国で3冠を目指してやってきましたし、サポートしてくれた学校関係者、保護者、様々な方への気持ちは、他がどうであれブレるわけにはいかないということで、まずは自分たちのサッカー、ブレずに自分たちが目指していたものを獲りに行こうと話して試合に向かっていきました」と、強い気持ちを持って準決勝に臨んだとした。
決勝へは、「コロナの陽性が出なければ無事に1日空けて決勝に向かえるので、大会が無事に開催されることに感謝しながら、しっかり準備したいと思います」と、無事に戦えることを願うとした。
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