札幌がタイ代表MFチャナティップの移籍について声明、相手は明言せずもクラブ間合意を発表
2022.01.08 10:50 Sat
北海道コンサドーレ札幌は8日、タイ代表MFチャナティップ(28)の移籍に関する報道についての声明を発表した。
“タイのメッシ”という愛称でタイ国内で絶大な人気を誇る同国史上最高の選手とも言われるチャナティップ。ムアントン・ユナイテッドから2017年夏に札幌へ期限付き移籍で加入すると、2019年からは完全移籍で加入した。
高いテクニックと献身的なプレーで、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で輝くと、札幌での在籍4シーズン半でJ1通算115試合に出場し14得点を記録するなど、攻撃を牽引していた。
2021シーズンも明治安田生命J1リーグで23試合に出場し1得点を記録していた。
そのチャナティップは、12月にはスズキカップ(東南アジア選手権)にタイ代表として参加し見事に優勝。新シーズンの活躍も期待される中、一部の報道機関が明治安田生命J1リーグを連覇している川崎フロンターレへの移籍を報じていた。
「一部報道機関において弊クラブ所属 チャナティップ選手の移籍に関する報道がありましたが、現時点で先方クラブからの打診があったのは事実です」
「1回目の打診の時にはクラブとして当時でてきた違約金など含め難しいとお断わりさせて頂きました。クラブの方針通りに本人にも連絡を入れ、当初本人からは「できればこのチャンスをいかしたい」という話がありました。12月末に改めて先方より再度提案があり、国内の移籍における移籍金としては過去最高と思われるくらいの金額提示を受けました」
「契約的なことを含め、色々な意味でもう一度チャナティップと話さなければいけませんでしたので、タイ代表選手として戦っていた合間を縫って改めてコンタクトをとりました」
「我々への新しい提案は同じようにチャナティップ本人の耳にも入っていたようで、本人からは「すごく大きなものをコンサドーレに残していけるんじゃないか。」その上で「自分としても新たなチャレンジ、もしかしたら最後のトライになるかもしない」と、本人が強い意志を示してきたという状況でありました。先方からの新しい提案及び、本人との意思確認を踏まえて、最終的にはクラブ間合意せざるを得ない事となり、先方へクラブ間合意ということを伝えさせていただきました」
「現状我々をサポートしていただいているサポーターの方、パートナーの方々、多くの方にご心配をおかけすると思っています。短中長期的に戦力的なものをきちんと考えていますし、今後もアジア戦略はクラブとしても引き続き行っていきたいと考えております。サポーター中心に、もしこの話が決定した場合には非常に寂しい思いをさせるとは思っております。一方で我々クラブが考えやってきたプロジェクトは、サポーターそしてパートナー企業である皆さんの賛同を得て、一緒になって支え育んできたと思っています。先方からからそのような評価を頂けたことは、クラブとしてひとつのプロジェクトとしては成功だと思います」
「そして成功したのもサポーターの皆さんやパートナー企業の皆さんのお力添え、一緒に来られたことが結果になったと思います」
“タイのメッシ”という愛称でタイ国内で絶大な人気を誇る同国史上最高の選手とも言われるチャナティップ。ムアントン・ユナイテッドから2017年夏に札幌へ期限付き移籍で加入すると、2019年からは完全移籍で加入した。
2021シーズンも明治安田生命J1リーグで23試合に出場し1得点を記録していた。
そのチャナティップは、12月にはスズキカップ(東南アジア選手権)にタイ代表として参加し見事に優勝。新シーズンの活躍も期待される中、一部の報道機関が明治安田生命J1リーグを連覇している川崎フロンターレへの移籍を報じていた。
札幌は三上大勝GM(ゼネラルマネジャー)がチャナティップの移籍について言及。獲得のオファーがあったことを認め、チャナティップとの話し合いを持ち、クラブ間合意に至っていることを明かした。
「一部報道機関において弊クラブ所属 チャナティップ選手の移籍に関する報道がありましたが、現時点で先方クラブからの打診があったのは事実です」
「1回目の打診の時にはクラブとして当時でてきた違約金など含め難しいとお断わりさせて頂きました。クラブの方針通りに本人にも連絡を入れ、当初本人からは「できればこのチャンスをいかしたい」という話がありました。12月末に改めて先方より再度提案があり、国内の移籍における移籍金としては過去最高と思われるくらいの金額提示を受けました」
「契約的なことを含め、色々な意味でもう一度チャナティップと話さなければいけませんでしたので、タイ代表選手として戦っていた合間を縫って改めてコンタクトをとりました」
「我々への新しい提案は同じようにチャナティップ本人の耳にも入っていたようで、本人からは「すごく大きなものをコンサドーレに残していけるんじゃないか。」その上で「自分としても新たなチャレンジ、もしかしたら最後のトライになるかもしない」と、本人が強い意志を示してきたという状況でありました。先方からの新しい提案及び、本人との意思確認を踏まえて、最終的にはクラブ間合意せざるを得ない事となり、先方へクラブ間合意ということを伝えさせていただきました」
「現状我々をサポートしていただいているサポーターの方、パートナーの方々、多くの方にご心配をおかけすると思っています。短中長期的に戦力的なものをきちんと考えていますし、今後もアジア戦略はクラブとしても引き続き行っていきたいと考えております。サポーター中心に、もしこの話が決定した場合には非常に寂しい思いをさせるとは思っております。一方で我々クラブが考えやってきたプロジェクトは、サポーターそしてパートナー企業である皆さんの賛同を得て、一緒になって支え育んできたと思っています。先方からからそのような評価を頂けたことは、クラブとしてひとつのプロジェクトとしては成功だと思います」
「そして成功したのもサポーターの皆さんやパートナー企業の皆さんのお力添え、一緒に来られたことが結果になったと思います」
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