ルカクがチェルシーファンに謝罪! トゥヘルは謝罪受け入れチーム復帰を許可
2022.01.05 06:04 Wed
チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクが物議を醸した自身のインタビューでの発言を公に謝罪した。クラブ公式チャンネルがベルギー代表FWによる異例の謝罪コメントを伝えた。
ルカクは数週間前に収録された同インタビューにおいて、「チェルシーの状況には満足していない」、「夏にインテルから新契約のオファーがあったなら、今こうしてロンドンからではなく、ミラノから静かにインタビューを受けていた」、「自分のキャリアの最後ではなく、まだトップレベルにいるときにインテルに戻り、もっと一緒に勝ちたいと心から願っている」など、チェルシーでの現状への不満やインテル復帰願望を口にしていた。
巨額の資金を投じて呼び戻したクラブに対する裏切りにも取れるこの発言を受け、多くのファンやチーム関係者は憤りを覚えた。そして、起用法への不満を示されたトーマス・トゥヘル監督は、不必要な混乱を避けるため、2日に開催されたリバプール戦で同選手をメンバーから外すことを決断。さらに、試合翌日にこの一件に関する話し合いの場を持っていた。
その後、翌日のEFLカップ準決勝1stレグのトッテナム戦に向けた公式会見に出席したドイツ人指揮官は、「ロメル・ルカクは謝罪し、チームに戻ってきた。私にとって重要だったのは、あれ(インタビュー)がロメルの意図的なものではなかったということを理解することだ。これは、人々が望むほど大きなことではなく、小さくはないが、我々は落ち着いて、彼の謝罪を受け入れることができる」と、同選手の謝罪を受け入れ、翌日の試合に絡むことを明言した。
「ファンの皆さん、自分が原因で動揺させてしまい申し訳ありませんでした」
「僕が10代の頃からこのクラブと繋がりがあることを、多くの方々が知っていることもあり、皆さんが動揺しているのはよく理解できます。もちろん、これから皆さんの信頼を回復し、トレーニング場や試合会場で毎日、試合に勝てるような努力をすることが僕の使命です」
「同様に監督、チームメート、幹部の方々にも謝罪します。これは適切なタイミングではありませんでした。これから前に進み、チームと共に多くの勝利を得るため、チームのために最善の方法でパフォーマンスを行うつもりです」
「彼らはそれ(コミットメント)を疑う必要はないと思います。結局のところ、僕はいつもここに来て成功したいと言ってきましたし、だからこそ5年契約にサインしました。チェルシーというクラブは、成功に相応しいと考えています」
「ここに来るプレーヤー全員が勝者であると思っていますし、僕にはこのクラブに対する特別な思いがあります。このクラブでそれを達成したいと考えていますし、何年もここで勝ち続けたいと思っています」
「そのために5年契約にサインしましたし、このクラブのため毎日のトレーニングや試合で自分のコミットメントをしっかり示したいと思います」
ひとまずチーム関係者、ファンへの謝罪を行い、ある程度事態を鎮静化させられたルカクだが、信頼回復に向けてはピッチ上でのパフォーマンスが重要になるはずだ。
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ルカクは今夏の移籍市場でインテルからチェルシーのクラブ史上最高額の9750万ポンド(約151億円)でロンドンに帰還。直近のリーグ戦では2試合連続ゴールを挙げるなど、徐々にコンディションを上げていたが、先日に公開されたイタリア『スカイ・スポルト』でのインタビューでのコメントが物議を醸すことになった。巨額の資金を投じて呼び戻したクラブに対する裏切りにも取れるこの発言を受け、多くのファンやチーム関係者は憤りを覚えた。そして、起用法への不満を示されたトーマス・トゥヘル監督は、不必要な混乱を避けるため、2日に開催されたリバプール戦で同選手をメンバーから外すことを決断。さらに、試合翌日にこの一件に関する話し合いの場を持っていた。
その後、翌日のEFLカップ準決勝1stレグのトッテナム戦に向けた公式会見に出席したドイツ人指揮官は、「ロメル・ルカクは謝罪し、チームに戻ってきた。私にとって重要だったのは、あれ(インタビュー)がロメルの意図的なものではなかったということを理解することだ。これは、人々が望むほど大きなことではなく、小さくはないが、我々は落ち着いて、彼の謝罪を受け入れることができる」と、同選手の謝罪を受け入れ、翌日の試合に絡むことを明言した。
また、ルカクかクラブの主導かは不明だが、今回同選手はクラブ公式チャンネルを通じて、ファンに対して直接謝罪を行った。
「ファンの皆さん、自分が原因で動揺させてしまい申し訳ありませんでした」
「僕が10代の頃からこのクラブと繋がりがあることを、多くの方々が知っていることもあり、皆さんが動揺しているのはよく理解できます。もちろん、これから皆さんの信頼を回復し、トレーニング場や試合会場で毎日、試合に勝てるような努力をすることが僕の使命です」
「同様に監督、チームメート、幹部の方々にも謝罪します。これは適切なタイミングではありませんでした。これから前に進み、チームと共に多くの勝利を得るため、チームのために最善の方法でパフォーマンスを行うつもりです」
「彼らはそれ(コミットメント)を疑う必要はないと思います。結局のところ、僕はいつもここに来て成功したいと言ってきましたし、だからこそ5年契約にサインしました。チェルシーというクラブは、成功に相応しいと考えています」
「ここに来るプレーヤー全員が勝者であると思っていますし、僕にはこのクラブに対する特別な思いがあります。このクラブでそれを達成したいと考えていますし、何年もここで勝ち続けたいと思っています」
「そのために5年契約にサインしましたし、このクラブのため毎日のトレーニングや試合で自分のコミットメントをしっかり示したいと思います」
ひとまずチーム関係者、ファンへの謝罪を行い、ある程度事態を鎮静化させられたルカクだが、信頼回復に向けてはピッチ上でのパフォーマンスが重要になるはずだ。
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