サウサンプトンのクラブ買収完了! セルビア人実業家率いる『Sport Republic』が新オーナーに
2022.01.05 06:00 Wed
サウサンプトンは4日、ロンドンに拠点を置くスポーツおよびエンターテインメント業界への投資会社である『Sport Republic』によるクラブ買収を発表した。
サウサンプトンは、2017年に中国『ランダー・ホールディングス』の会長を務めるガオ・チーシェン氏が80パーセントの株式を取得し新オーナーに就任。しかし、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを受け、本業で深刻な経済的ダメージを受けていた同オーナーは一昨年の段階からクラブ売却の道を探っていた。
そういった中、買い手として名乗りを上げたのが、前述の『Sport Republic』。東欧で通信事業を取り扱う『United Group』の創設者であるセルビア人実業家ドラガン・ショラク氏がリードインベスターを務める『Sport Republic』は、スポーツビジネスとスポーツテクノロジー企業に、独自のインテリジェンスとデータ分析を提供する事業を展開している。
そして、この度ガオ・チーシェン氏が保有していた80パーセントの株式を取得し、サウサンプトンの新たなオーナーに就任することになった。
なお、今回の買収によってショラク氏と、『Sport Republic』のヘンリック・クラフト会長、同社の共同設立者で過去にブレントフォード、デンマークのミッティランで幹部職を務めたラスムス・アンカーセン氏の3氏が、少数株主のカタリーナ・リーバー氏と共にクラブ運営を主導することになる。
新オーナーに就任するショラク氏はクラブ公式サイトを通じて以下のようなコメントを残している。
「私とパートナーは、スポーツおよびエンターテインメント業界における長期投資の経験があります。Sport Republicは、この専門知識を結集し、市場にユニークなものを提供するために設立されました」
「サウサンプトンは、私たちがメジャーなスポーツ組織に求めていた資質をたくさん持っています。素晴らしい経営陣、優れた人材育成、魅力的なフットボールをする有能なチーム、熱心なファン層があります。私たちは、投資戦略の実行の第一歩として、この買収を完了することができ、大変嬉しく思っています。サウサンプトンは、私たちが計画している組織の礎となることでしょう」
サウサンプトンは、2017年に中国『ランダー・ホールディングス』の会長を務めるガオ・チーシェン氏が80パーセントの株式を取得し新オーナーに就任。しかし、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを受け、本業で深刻な経済的ダメージを受けていた同オーナーは一昨年の段階からクラブ売却の道を探っていた。
そして、この度ガオ・チーシェン氏が保有していた80パーセントの株式を取得し、サウサンプトンの新たなオーナーに就任することになった。
なお、今回の買収によってショラク氏と、『Sport Republic』のヘンリック・クラフト会長、同社の共同設立者で過去にブレントフォード、デンマークのミッティランで幹部職を務めたラスムス・アンカーセン氏の3氏が、少数株主のカタリーナ・リーバー氏と共にクラブ運営を主導することになる。
また、現クラブCEOのマーティン・ゼメンズ氏は新オーナーと連携し、引き続きクラブ運営に携わることになる。
新オーナーに就任するショラク氏はクラブ公式サイトを通じて以下のようなコメントを残している。
「私とパートナーは、スポーツおよびエンターテインメント業界における長期投資の経験があります。Sport Republicは、この専門知識を結集し、市場にユニークなものを提供するために設立されました」
「サウサンプトンは、私たちがメジャーなスポーツ組織に求めていた資質をたくさん持っています。素晴らしい経営陣、優れた人材育成、魅力的なフットボールをする有能なチーム、熱心なファン層があります。私たちは、投資戦略の実行の第一歩として、この買収を完了することができ、大変嬉しく思っています。サウサンプトンは、私たちが計画している組織の礎となることでしょう」
|
関連ニュース