ベルナルド2発のシティが公式戦7連勝! チェルシー抜き今季初のリーグ首位浮上!《プレミアリーグ》

2021.12.05 04:27 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第15節、ワトフォードvsマンチェスター・シティが4日にヴィカレージ・ロードで行われ、アウェイのシティが1-3で勝利した。
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前節、アストン・ビラとの接戦を2-1で制してグアルディオラ体制のプレミアリーグ150勝目を手にすると共に、公式戦6連勝を飾った2位のシティ(勝ち点32)。7連勝を目指す今節は17位のワトフォード(勝ち点13)とアウェイで対戦した。
グアルディオラ監督はビラ戦から先発5人を変更。アケとジンチェンコに代えて出場停止明けのラポルテとウォーカー、中盤から前線ではフェルナンジーニョとガブリエウ・ジェズス、マフレズに代えてギュンドアン、フォーデン、グリーリッシュが復帰した。

キックオフ直後から攻勢を仕掛けるシティは開始4分にいきなりゴールを奪う。ベルナルド・シウバからの大きな展開を受けたフォーデンがボックス左から絶妙なクロスを上げると、これにファーで反応したスターリングがヘディングで合わせた。

幸先よく先制に成功したシティは、序盤から制空権を握るセットプレーからラポルテ、さらに11分にはフォーデンのラストパスからボックス中央に抜け出したグリーリッシュに絶好機も、ここは相手GKの好守に遭う。
以降も70%を超えるボール支配で試合の主導権を握り続けるアウェイチームは、以降も幾度か決定機を作り出すと、31分に絶好調のポルトガル代表MFが魅せる。カウンターからスターリング、ベルナルド・シウバ、ギュンドアンと流れるようにパスが繋がり、ボックス内でのギュンドアンのシュートはGKの好守に阻まれるが、ボックス右でこぼれを拾ったベルナルド・シウバが冷静に利き足とは逆の右足のシュートをゴール左隅へ突き刺した。

ベルナルド・シウバの2試合連続ゴールによって2点リードで試合を折り返したシティは、後半も同じメンバーを継続。対して終始劣勢を強いられたワトフォードのラニエリ監督はクレバリー、ルーザの中盤2枚を下げてクチョ・エルナンデスとクツカを同時投入した。

しかし、後半もシティが圧倒的に押し込む展開に変化はなく立ち上がりにはスターリング、フォーデンが決定的なシュートを放ち3点目に迫っていく。

早い時間帯に相手の心を折りたいシティは63分に決定的な3点目を奪う。中央でグリーリッシュ、フォーデン、ウォーカーと繋いで右に流れたベルナルド・シウバにボールが渡る。ベルナルド・シウバは鋭いカットインでDFローズを完璧に振り切ると、左足のコントロールシュートをゴール左上隅の完璧なコースに突き刺し、この試合の自身2点目とした。

これで勝利を確信したグアルディオラ監督は67分にギュンドアンとグリーリッシュを下げてマフレズと、新型コロナウイルスから回復したデ・ブライネを同時投入。過密日程の中で主力のコンディションを考慮した交代策を行う。

その後も危なげなく時計を進めていくシティだったが、74分には一瞬の隙を突かれてボックス付近のクチョ・エルナンデスにあっさりとシュートを打たれると、一度目のシュートは左ポストに救われたが、跳ね返りに反応した2本目のシュートを流し込まれて1点を返される。

後半終盤にかけてはこの1点で息を吹き返したワトフォードにやや押し返される場面を作られたシティだったが、要所を締める守備でこれ以上の失点を喫することなく、きっちり試合をクローズした。

ベルナルド・シウバの2ゴールの活躍でワトフォードに完勝のシティが、公式戦7連勝を飾ると共に今節敗れたチェルシーを抜いて今季初めてリーグ首位に浮上した。

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