補償金問題で争う名古屋とジョー、CASの判決には最大8カ月を要する可能性
2021.12.03 20:10 Fri
かつて所属した名古屋グランパスと補償金問題で争っているコリンチャンスの元ブラジル代表FWジョーだが、弁護を表明した。ブラジル『グローボ』が伝えた。
2018年に名古屋グランパスへと加入したジョーは、加入1年目から活躍し、明治安田J1で24ゴールを挙げ、得点王とベストイレブンを受賞。しかし、2年目は思うような活躍ができず6ゴールにとどまっていた。
そのジョーは2020シーズンはケガの影響もあり出遅れると、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断期間中にコリンチャンスへと移籍。しかし、名古屋は退団の際に契約問題についてFIFA(国際サッカー連盟)の選手やチーム間係争などを取り扱う紛争解決室に委ねると、昨年11月にコリンチャンスとジョーが340万ドル(約3億8500万円)を支払うという裁定が下されていた。
この決定に対してジョーとコリンチャンスは支払う気がないことを主張。スポーツ仲裁裁判所(CAS)へと控訴していたが、その審理が今週開催され、そこでもコリンチャンスとジョーは法的闘争について弁明を行っていた。
ジョーの弁護人であるブレノ・タンヌリ氏は「非常に難しいケースなので、結果を待つ必要がある。我々は、自分の防衛手段を提示し、相手も同様に提示するだろう。この決定が発表されるまでには、最大で8カ月かかるかもしれない」とコメント。判決が出るまで時間がかかるだろうという見方をしている。
2018年に名古屋グランパスへと加入したジョーは、加入1年目から活躍し、明治安田J1で24ゴールを挙げ、得点王とベストイレブンを受賞。しかし、2年目は思うような活躍ができず6ゴールにとどまっていた。
この決定に対してジョーとコリンチャンスは支払う気がないことを主張。スポーツ仲裁裁判所(CAS)へと控訴していたが、その審理が今週開催され、そこでもコリンチャンスとジョーは法的闘争について弁明を行っていた。
ジョーの弁護人であるブレノ・タンヌリ氏は「非常に難しいケースなので、結果を待つ必要がある。我々は、自分の防衛手段を提示し、相手も同様に提示するだろう。この決定が発表されるまでには、最大で8カ月かかるかもしれない」とコメント。判決が出るまで時間がかかるだろうという見方をしている。
また、スポーツ法を専門とするクリスティアーノ・カウス弁護士は「FIFAの決定を保つという傾向があるが、ルールではない。しかし、CASがFIFAの処分を維持し、罰則の一部を取り上げる可能性もある。プロセスの中にはいくつかの計算があり、最終的な結論は変わる可能性がある」と語り、最終判決がどうなるかは読めないようだ。
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