エイブラハム弾を守り抜いたローマが開幕以来の連勝!《セリエA》
2021.11.29 04:10 Mon
セリエA第14節、ローマvsトリノが28日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。
5位のローマ(勝ち点22)は前節、ジェノア相手に苦戦を強いられながらも、18歳の新星フェリックス・アフェナ=ギャンの圧巻のドッピエッタの活躍で2-0の勝利。リーグ戦の連敗をストップした。さらに、直近のヨーロッパ・カンファレンスリーグではザニオーロとエイブラハムの活躍でゾリャに4-0の快勝を収め、最終節を前にグループステージ突破を決めた。
公式戦3連勝を目指す今回のホームゲームでは11位のトリノ(勝ち点17)と対戦。モウリーニョ監督はこの一戦に向けて前節から先発3人を変更。累積警告のヴェレトゥに代えてディアワラ、クンブラとショムロドフに代えてスモーリング、ザニオーロを起用した。
立ち上がりから優勢に試合を進めるローマは、好調のザニオーロの積極的な縦への仕掛けを軸にチャンスを窺う。だが、10分過ぎには筋肉系のトラブルによってペッレグリーニがプレー続行不可能となり、15分にカルレス・ペレスのスクランブル投入を余儀なくされた。
以降はトリノの圧力に晒されて守勢に回ったローマだが、守護神パトリシオを中心に何とかピンチを凌ぐと、復調気配を見せる背番号9が決定的な仕事を果たす。32分、カウンターから左サイドでイバニェス、ムヒタリアンと繋ぎムヒタリアンから斜めのグラウンダーパスがボックス中央のエイブラハムの足元に入る。ここでエイブラハムは絶妙なファーストタッチと身体をうまく倒してシュートコースを作り出し、右足のシュートをゴール右隅へ流し込んだ。
1点リードで迎えた後半、ローマはコンディションで勝るアウェイチームの攻勢に晒されて序盤から耐える時間帯が続く。自陣の深い位置で再三のセットプレーを与えて幾度もフィニッシュまで持ち込まれるが、身体を張った守備で何とか耐え抜く。
以降は前がかりな相手に対してザニオーロやエル・シャーラウィの長い持ち上がりを生かしたカウンターを繰り出していくが、周囲のサポートや最後のプレー精度を欠きなかなかフィニッシュで攻撃を終われない。
後半半ばを過ぎてトリノは後ろを削ってザザやバゼッリ、ピアツァら攻撃的なカードを切っていくが、その中で足を痛めたベロッティがプレー続行不可能となり、サナブリアのスクランブル投入を余儀なくされるアクシデントも発生。
その後、最少得点差で試合終盤を迎えたローマは88分になってようやく最初の交代カードを切る。エル・シャーラウィを下げて負傷明けのビーニャをピッチに送り出した。さらに、後半アディショナルタイムにはクンブラの投入で相手のパワープレーを何とか凌いだローマは、リーグ2試合連続のクリーンシートで3連勝を達成した開幕以来の連勝を飾った。
5位のローマ(勝ち点22)は前節、ジェノア相手に苦戦を強いられながらも、18歳の新星フェリックス・アフェナ=ギャンの圧巻のドッピエッタの活躍で2-0の勝利。リーグ戦の連敗をストップした。さらに、直近のヨーロッパ・カンファレンスリーグではザニオーロとエイブラハムの活躍でゾリャに4-0の快勝を収め、最終節を前にグループステージ突破を決めた。
立ち上がりから優勢に試合を進めるローマは、好調のザニオーロの積極的な縦への仕掛けを軸にチャンスを窺う。だが、10分過ぎには筋肉系のトラブルによってペッレグリーニがプレー続行不可能となり、15分にカルレス・ペレスのスクランブル投入を余儀なくされた。
以降はトリノの圧力に晒されて守勢に回ったローマだが、守護神パトリシオを中心に何とかピンチを凌ぐと、復調気配を見せる背番号9が決定的な仕事を果たす。32分、カウンターから左サイドでイバニェス、ムヒタリアンと繋ぎムヒタリアンから斜めのグラウンダーパスがボックス中央のエイブラハムの足元に入る。ここでエイブラハムは絶妙なファーストタッチと身体をうまく倒してシュートコースを作り出し、右足のシュートをゴール右隅へ流し込んだ。
さらに、勢いづいて攻めるローマは直後の37分にもボックス内で仕掛けたエル・シャーラウィがDFボンジョルノに倒されてPKを獲得。だが、長いVARのレビューの結果、崩しの起点となった場面で微妙ながらもエイブラハムの戻りオフサイドを取られる。続く45分にはカルレス・ペレスからの左クロスをゴール前のエイブラハムがドンピシャのヘッドで合わすが、今度はGKミリンコビッチ=サビッチの驚異的な反応に阻まれた。
1点リードで迎えた後半、ローマはコンディションで勝るアウェイチームの攻勢に晒されて序盤から耐える時間帯が続く。自陣の深い位置で再三のセットプレーを与えて幾度もフィニッシュまで持ち込まれるが、身体を張った守備で何とか耐え抜く。
以降は前がかりな相手に対してザニオーロやエル・シャーラウィの長い持ち上がりを生かしたカウンターを繰り出していくが、周囲のサポートや最後のプレー精度を欠きなかなかフィニッシュで攻撃を終われない。
後半半ばを過ぎてトリノは後ろを削ってザザやバゼッリ、ピアツァら攻撃的なカードを切っていくが、その中で足を痛めたベロッティがプレー続行不可能となり、サナブリアのスクランブル投入を余儀なくされるアクシデントも発生。
その後、最少得点差で試合終盤を迎えたローマは88分になってようやく最初の交代カードを切る。エル・シャーラウィを下げて負傷明けのビーニャをピッチに送り出した。さらに、後半アディショナルタイムにはクンブラの投入で相手のパワープレーを何とか凌いだローマは、リーグ2試合連続のクリーンシートで3連勝を達成した開幕以来の連勝を飾った。
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