琉球監督退任の樋口靖洋氏、出身地クラブのJFL三重が新天地に! 「自分も『いつかは地元の三重で』と…」

2021.11.26 13:35 Fri
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日本フットボールリーグ(JFL)のヴィアティン三重は26日、来季からの新指揮官として、樋口靖洋氏(60)の就任を発表した。

樋口監督はモンテディオ山形や大宮アルディージャ、横浜FC、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府、Y.S.C.C.横浜の監督を歴任。2019年から琉球を指揮した。
琉球の監督として3年目の今季は明治安田生命J2リーグで開幕5連勝スタートを切るなど、一時J1昇格圏内の2位に位置。だが、徐々に落ち込み、先月に解任された。

自身の出身地でもある三重県のクラブを新たに率いる樋口新監督は意気込みを語っている。

「この度、ヴィアティン三重の監督に就任し、来シーズンの指揮を執らせていただくことになりました、樋口 靖洋です。監督就任にあたり、クラブから熱意と誠意あるオファーをいただいたことに感謝申し上げます」
「ヴィアティン三重が総合型スポーツクラブとして掲げる理念に感銘を受け、クラブのミッション・ビジョンに共感し、価値観を共有出来ると確信しました。また、自分も『いつかは地元の三重で』という想いを持っていましたが、60歳を迎えたこのタイミングでオファーをいただいたことに強い『縁』を感じています」

「JFLにはいろいろな形態のクラブが混在し、それぞれの立ち位置・目的を持って戦うリーグであると認識しています。その中でヴィアティン三重は、『J3昇格』という明確な目標を掲げるクラブです。難しく、厳しいリーグですが、『闘う』チームを作り、『躍動感』と『一体感』のある試合をし、『攻撃的なサッカー』でチャレンジしていきたいと思います」

「三重県のスポーツ、サッカーの発展にはJリーグのチームが必要です。ヴィアティン三重がその先駆けとなるよう全力を尽くします。ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、共に闘いましょう! よろしくお願い致します」

なお、三重は24日、ゼネラルマネージャー職を兼任しながら監督も務めた山本好彦氏(63)の退任を発表している。
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