後半終盤の2ゴールでジェラード率いる新生ビラが白星発進! ブライトン撃破で連敗を「5」でストップ《プレミアリーグ》

2021.11.21 02:29 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第12節、アストン・ビラvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが20日にビラ・パークで行われ、ホームのアストン・ビラが2-0で勝利した。
PR
直近のリーグ5連敗で16位に低迷するビラは、ディーン・スミス前監督を解任し、リバプールのレジェンドであり、昨シーズンにスコットランドのレンジャーズでリーグ無敗優勝に導いたスティーブン・ジェラード監督を新指揮官に招へい。その注目の初陣となった今節はホームに7位のブライトンを迎え撃った。
このプレミアリーグ初陣に[4-3-3]の布陣を採用したブエンディア、イングス、ワトキンスを前線に配置。ホームサポーターの後押しを受け積極的な入りを見せる。12分にはターゲットの左クロスに逆のサイドバックのキャッシュが飛び込む形で惜しい場面も作り出した。

以降はアウェイのブライトンにボールを握られる展開を強いられ、31分には左サイドの深い位置に抜け出したククレジャの折り返しからゴール前のトロサールに決定的なシュートを許すが、ここはGKマルティネスのファインセーブで凌いだ。

劣勢ながらも0-0で試合を折り返したビラは後半立ち上がりにセットプレーの流れからミングスがゴールに迫ったが、以降はブライトンの安定したパスワークに押し込められて耐える時間帯が続く。
それでも、冷静にピンチの芽を摘み続けるホームチームは、ベイリー、ヤング、エル・ガジとフレッシュな選手の投入で徐々に流れを引き戻す。すると、84分には自陣深くからロングカウンターを発動。中央で粘りの突破を見せたヤングから左サイドで背後のスペースを狙うワトキンスにパスが繋がると、そのままドリブルでボックス中央まで切り込んだワトキンスが見事な右足のコントロールシュートをゴール右上隅に突き刺した。

見事なカウンターの流れからエースがゴールをこじ開けたビラは、その勢いに乗って89分にもセットプレーの二次攻撃からボックス手前右のマッギンが入れたクロスのこぼれ球を攻め残っていた主将DFミングスが豪快に右足で蹴り込んで試合を決定づける2点目とした。

その後、ブライトンの反撃をきっちり凌ぎ切ったビラがジェラード監督の初陣を劇的勝利で飾り、前体制下で続いていたリーグ連敗を「5」でストップしている。

PR
関連ニュース

浜野まいか初ゴールの一戦で、GKがPA外横っ飛びセーブし開始4分で一発退場…「正しい行動だったかどうか」「どうしてそこまで…」

試合に大きく影響を与えたプレーが議論の的となっている。 17日に行われたFA女子スーパーリーグ(FAWSL)第19節のチェルシーvsアストン・ビラで、アストン・ビラのニュージーランド女子代表GKアナ・リートがキックオフからわずか4分で一発退場となった。 アストン・ビラは最終ラインを高くしてのビルドアップをセンターサークル内でカットされ、シェーケ・ニュスケンのシュートを浴びると、GKリートがボックス外で手を使ってのセービング。これが得点機会の阻止と判断され、リートにはレッドカードが提示された。 シュートが抜ければ間違いなくゴール。結果として開始早々での失点を防ぐことはできたが、失点は取り戻せるが退場は取り戻せないなど、85分以上の数的不利をチームに強いたこのプレーは議論を呼ぶこととなった。 「何と言っていいのか…」、「どうしてそこまで上がっていたんだ」、「ゴールを防いだが、それが正しい行動だったかどうかについて議論することができた」、「素敵なセーブでした。残念ながら、ペナルティエリアのはるか外にいたが」 優勝争い中のチェルシーにとっては願ってもない好機となり、浜野まいかの加入後初ゴール含む3点を奪って勝利に。長谷川唯所属の2位マンチェスター・シティと勝ち点「46」で並ぶ中、得失点差で「2」上回ることとなり、シーズンの結果いかんでは再び議論の種となりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】横っ飛びで見事な好セーブ!ただしPA外のため一発退場に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Aston Villa’s goalkeeper Anna Leat sees a straight red card after diving outside the box four minutes into the match <br><br>Tune in NOW to <a href="https://twitter.com/paramountplus?ref_src=twsrc%5Etfw">@paramountplus</a> for all the action<a href="https://t.co/HMnHS1o4vU">pic.twitter.com/HMnHS1o4vU</a></p>&mdash; Attacking Third (@AttackingThird) <a href="https://twitter.com/AttackingThird/status/1780659914639126980?ref_src=twsrc%5Etfw">April 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.19 18:45 Fri

強靭すぎるメンタル...GKマルティネスが“敵国”フランスでPK戦2本セーブ、挑発とダンスも健在「これは僕の運命」

アストン・ビラのアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが、“敵国”フランスで再び強靭なメンタルを披露した。 アストン・ビラは18日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝2ndレグでリールとのアウェイゲームに臨み、1-2で敗戦。この結果、2戦合計3-3で延長戦、さらにはPK戦へと進み、最終的にはPK戦を制してベスト4進出を決めた。 勝利の立役者は守護神マルティネス。敵地フランスはPK戦のコートも相手サポーターが集結する側となるも、リールのキック2本をストップすることに。 言うまでもなく、マルティネスはフランス国民にとって憎き存在。 22年カタールW杯決勝にて、アルゼンチン代表守護神としてフランス代表と対峙したマルティネスは、この時もPK戦でフランスのキック2本をストップしただけでなく、優勝セレモニーなどで披露した行為諸々がフランスに対する侮辱とも捉えられかねないものとなり、批判を浴びることに。ただ、本人は謝罪の意を見せつつも、“王者”としての余裕も垣間見せた。 今回の一戦、120分間で両軍選手に計10枚、リールのパウロ・フォンセカ監督とビラのウナイ・エメリ監督にそれぞれ1枚ずつ、計12枚のイエローカードが提示されるなど、やや荒れ気味に推移。 前半に遅延行為で1枚頂戴していたマルティネスは、PK戦でリールのキックをストップするたびに、背中からブーイングを浴びせるサポーターを向いて挑発的ポーズを取り、恒例の“ダンス”も。遂にこの日2枚目のイエローカードをもらってしまう。 ただ、これで退場とはならず。規則として試合中(〜延長120分間)のイエローカードはPK戦に持ち越されない、とされているのだ。 ヒーロー・マルティネスは試合後、イギリス『TNT Sport』のインタビューで「僕はキャリアを通じて地獄を味わった経験がある。だが同時に努力家で、今日のPK戦は僕の運命とも言えるんだ。監督は昨日のCLレアル・マドリーを観て、僕に『PK戦もあり得る』と言った…この戦い(PK戦)は僕が主役になる運命だ」と、PK戦に対する絶対の自信を語る。 同時に、イエロー2枚については「ルールがよくわからない(笑)」と笑いつつ、1枚目の警告を「主審が何をしたかったのかよくわからない。ボールボーイにボールを求めていたらカードが出た」と不満げ。PK戦での2枚目に肝を冷やしたことについては素直に認めた。 もはや“敵国”といってもよいフランス勢を相手に、またもPK戦で輝き、そしてあの時と同じように相手陣営を挑発したマルティネス。20代後半までアーセナルのベンチにいるか、レンタル移籍でたらい回しにされまくっていた31歳は、その反骨心から鋼のメンタルを培ったのだろうか。 2024.04.19 10:50 Fri

3試合が延長&PK戦突入の激戦…アストン・ビラや本間至恩のC・ブルージュがベスト4進出【ECL】

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝の2ndレグが18日に行われた。 今ラウンド屈指の好カードとなったリールvsアストン・ビラは、2戦合計3-3で並んだ中、PK戦を3-4で制したアストン・ビラが準決勝進出を決めた。 アストン・ビラが1stレグを2-1で制していた中、この2ndレグではホームのリールが圧倒。前半の15分に左サイドのスペースへ抜け出したグズムンドソンからの折り返しをゴール前のヤズジュが左足ワンタッチで合わせて先制に成功する。 これで2戦合計スコアでイーブンになると、後半に入っても攻勢を継続するホームチームが、67分に左CKからハラルドソンのクロスをキャプテンのアンドレが頭で合わせたボールがクロスバーの内側を掠めてゴールネットを揺らした。 以降もリールが危なげなく時計を進めたが、アストン・ビラが相手のミスを突いて土壇場で追いつく。87分、ハイボールに対して味方と交錯したGKシュヴァリエがファンブルしたボールをキャッシュが冷静にゴールネットへ流し込んだ。 その後、一進一退の延長戦では決着が付かず、準決勝進出の行方はPK戦に委ねられると、互いに1人ずつ失敗した中で迎えた5人目で先攻のアストン・ビラのドウグラス・ルイスが決めたのに対して、後攻リヨンのアンドレのシュートはGKマルティネスが見事にストップ。この結果、激闘を制したアストン・ビラの4強入りが決定した。 昨季準優勝のフィオレンティーナはビクトリア・プルゼニと対戦し、2試合共に90分間ではゴールレスに終わったが、延長戦を2-0で制して準決勝進出を決めた。 ホームで立ち上がりから攻勢を仕掛けたものの、クアメらが再三の決定機を仕留め切れずにゴールレスで試合を折り返す。後半半ばにはカジュが一発退場となり数的優位を得たが、専守防衛のチェコの強豪の堅守に手を焼いた。 それでも、延長戦に入った直後のセットプレーの流れからゴール前の混戦でニコラス・ゴンサレスが利き足とは逆の右足の強烈なシュートでゴールをこじ開けると、延長後半にもカウンターからキャプテンのビラーギがダメ押しのゴールを記録。苦しみながらも2シーズン連続でのベスト4進出を決めた。 MF本間至恩を擁するクラブ・ブルージュはPAOKと対戦し、敵地で0-2の勝利。この結果、2戦合計0-3でべスト4進出を決めた。なお、本間はベンチ入りも出場機会はなかった。 ホームでの1stレグを1-0で先勝したクラブ・ブルージュは、敵地でのリターンレグでも試合の主導権を掌握。前半の33分と45分にジュグラが続けてゴールネットを揺らした。後半は相手に押し返されてなかなか決定機を作れなかったが、きっちりクリーンシートでリードを守り抜いた。 フェネルバフチェとオリンピアコスのUEFA主催大会常連対決は、2戦合計3-3で並んだ中、PK戦を2-3で制したオリンピアコスが準決勝進出を決めた。 オリンピアコスがホームでの1stレグを3-2で先勝した中、フェネルバフチェホームの2ndレグではホームチームが前半序盤にイルファンの2試合連続ゴールで早々に先制した。 これで2戦合計スコアでイーブンとなった試合はホームチームが主導権を握ったものの、なかなか決定機まで持ち込むことができず。後半と延長戦ではオリンピアコスが押し返したが、こちらも決め手を欠いた。 そして、延長戦終了間際にはノトイの退場でオリンピアコスが数的不利を背負ったものの、準決勝への切符はPK戦に委ねられることになった。 そのPK戦ではカタールW杯の日本代表戦でクロアチア代表の守護神として圧巻のパフォーマンスを見せたフェネルバフチェGKリヴァコビッチが2本のPKをストップする活躍を見せたが、オリンピアコスの守護神ツォラキスがそれを上回る3本のPKストップ。この結果、名門対決を制したオリンピアコスが準決勝進出を決めた。 ◆ECL準々決勝2ndレグ結果 リール 2-1(AGG:3-3[PK3-4]) アストン・ビラ フィオレンティーナ 2-0(AGG:2-0) ビクトリア・プルゼニ PAOK 0-2(AGG:0-3) クラブ・ブルージュ フェネルバフチェ 1-0(AGG:3-3[PK2-3]) オリンピアコス ◆ECL準決勝対戦カード アストン・ビラ vs オリンピアコス フィオレンティーナ vs クラブ・ブルージュ 2024.04.19 06:58 Fri

【ECL準々決勝プレビュー】初戦拮抗でベスト4進出を懸けた第2戦も激戦必至

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝の2ndレグが18日に開催される。ベスト4進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 ◆ECL準々決勝2ndレグ ▽4/11(木) 《25:45》 リール vs(AGG:1-2) アストン・ビラ フィオレンティーナ vs(AGG:0-0) ビクトリア・プルゼニ 《28:00》 PAOK vs(AGG:0-1) クラブ・ブルージュ フェネルバフチェ vs(AGG:2-3) オリンピアコス ◆4カードいずれも拮抗 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240417_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 先週に行われた1stレグでは、ゴールレスドローに終わったフィオレンティーナvsビクトリア・プルゼニを始め、4カードすべてが1点差以内での決着となっており、今回の2ndレグに向けても延長戦を含めた拮抗した戦いが想定される。 最注目カードとなったアストン・ビラとリールの初戦は、ホームのアストン・ビラが2-1で先勝した。 試合を通して拮抗した展開の中、アストン・ビラはFWワトキンスとMFマッギン、リールはDFディアキテといずれもセットプレーからゴールを奪取。リールは流れの中でも前半により多くの決定機を作り出したが、GKマルティネスの再三の好守に阻まれ、最終的には決定力と勝負の際の部分でウナイ・エメリのチームが上回った印象だ。 この勝利でアドバンテージを手にしたアストン・ビラは、先週末のプレミアリーグでも首位のアーセナルとのアウェイゲームをFWベイリー、ワトキンスの後半終盤の2ゴールによって勝利。上位対決で消耗を強いられたものの、良いメンタル状態で今回のアウェイゲームに臨めるはずだ。 対するリールはパリ・サンジェルマン、マルセイユ同様に先週末のリーグ・アンの試合がリーグ側の配慮で24日に延期されたことで、十分な休養とこの一戦に万全の準備を整えた状態で臨める。攻撃のキーマンの一人であるMFシェグロヴァの負傷離脱は痛恨も、FWデイビッドやFWヤズジュ、MFカベラといった好タレントが本来の力を出せれば、ホームでの逆転は十分に可能だ。 昨季準優勝チームのフィオレンティーナは敵地でのビクトリア・プルゼニ戦を0-0のドローで終えた。試合を通して主導権は握ったものの、相手の粘り強い守備を最後まで崩し切れなかった。直近のセリエAのジェノア戦では同じような試合内容でジェノアと1-1で引き分けており、今回の一戦ではFWベロッティやFWニコラス・ゴンサレス、FWベルトランといったアタッカー陣の奮起を期待したい。 MF本間至恩を擁するクラブ・ブルージュはPAOKとのアウェイゲームで逃げ切りを図る。ホームでの1stレグは、開始6分にMFヴェトレセンのゴールで幸先よく先制に成功。だが、後半半ばに獲得したPKをFWイゴール・チアゴが失敗したことで、ギリシャの名門に2ndレグでの望みを与える結果となった。この一戦では累積警告によってディフェンスラインの主力2人を欠き守備面で不安を抱えるため、主砲イゴール・チアゴを中心に攻撃陣が確実にチャンスで仕留め切ることが求められる。なお、本間は初戦に続きベンチ入りが見込まれる。 フェネルバフチェとオリンピアコスの初戦は、ホームのオリンピアコスが3-2で先勝した。下馬評ではタレントの質で勝るトルコの名門優位と見られたが、蓋を開けてみればギリシャの名門が圧倒。MFフォルトゥニス、FWヨベティッチ、MFシキーニョの連続ゴールで3点を先行。これで万事休すかに思われたが、フェネルバフチェもMFタディッチのPKとMFイルファンのゴールで追い上げをみせ、ホームでの2ndレグに望みを繋いだ。 ホームアドバンテージを考えれば、再びフェネルバフチェ優位との見方が強いが、昨季セビージャでEL制覇を成し遂げたメンディリバル率いるオリンピアコスが逃げ切る可能性は十二分にある。 2024.04.18 18:30 Thu

ガスペリーニ、クロップ、アルテタ…個性豊かな名将に師事してきたソクラティスの“特別なボス”とは「師匠のサッカーは…」

レアル・ベティスの元ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスが、これまで師事してきた名だたる指揮官たちを振り返った。 ギリシャを代表するフットボーラー、35歳ソクラティス。ミランやドルトムント、アーセナルといった強豪に在籍歴を持つ歴戦の雄だ。 そんな彼は20年近いプロキャリアの中で名だたる指揮官たちに師事。 例えば、19歳で加入したジェノアにて、当時のボスは現在アタランタで長期政権を敷くジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督。“個”を伸ばすマジシャンであり、普段は温厚かつ選手に対する平等な姿勢から人望も厚い男として知られる。 ジェノアからのレンタル移籍で10-11シーズンに1年間だけ在籍したミランでは、セリエA優勝メンバーの一員に。ボスは当時まだ40代前半で、青年指揮官として評価急上昇中だったマッシミリアーノ・アッレグリ監督。 ドルトムントではユルゲン・クロップ監督の“深い愛”に始まり、トーマス・トゥヘル監督体制下でレギュラーポジションを確保。アーセナル時代はウナイ・エメリ監督およびミケル・アルテタ現監督と共闘した。 現所属ベティスでも、指導者として世界各地を渡り歩いた老将マヌエル・ペジェグリーニ監督に師事。スペイン『Relevo』のインタビューで“ボスたち”を振り返ったソクラティスは、それぞれの特徴を語っていく。そこに負の記憶はない。 「誰もがそれぞれ異なる特徴を持っているのは面白いよね。クロップなんか、ピッチを離れれば選手の友達じゃないか(笑) 心理学者のように選手の内側を見透かしていく。信頼されるはずだ」 「トゥヘルとアルテタは似ているかも。戦術面に強くて、それらを試合で表現するための努力を絶対に怠らない。僕はアルテタの下で長くプレーできなかったけど、負の感情はない。優れたボスであることは就任初日から明らかだったんだ」 「エメリもいわゆる“真面目タイプ”かな(笑) 熱心に仕事に取り組む一方、選手との対話にも時間を割く。そうだね、僕のキャリアで最も重要な1人はエメリだ」 そんななかでも「特別な人」がいると言う。 「特別な人は…やっぱりガスペリーニかな。師匠のサッカーは本当に難しくて、最初の1カ月は混乱しっぱなしだったよ(笑) ようやく理解し起用して貰えるようになり、彼の下での経験は今の僕の基礎となっているよ」 「アッレグリを含め、総じてイタリアの指揮官は『戦術面』に明るい。僕がディフェンダーだからなのか、カルチョの戦術は本当にレベルが高いと感じる。あの経験は大きかったよ」 このように歴代の名だたるボスたちを振り返ったソクラティス。現在師事するぺジェグリーニ監督からロッカールームのリーダーを託される35歳は、引退後の将来をどう考えているのか。 「マヌエル(ぺジェグリーニ監督)にはとてつもなく長いキャリアがあって、僕は彼に何でも相談することができる。常に冷静で、それは40年の経験値からなせるものだよ。いつか僕もそうなれるか?...まだ考えたこともないな(笑)」 多くの名将に師事してきたソクラティスにも監督業を期待したいところだが、今のところ、自身はその名将たちの足元にも及ばないと考えているようだ。 2024.04.18 17:20 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly