キミッヒ代役のザビッツァー、タメ過ぎて転倒し失点のきっかけに…

2021.11.20 15:45 Sat
Getty Images
バイエルンのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァーがアピールに失敗した。
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リーグ戦4連勝中で首位に立つバイエルンは、19日のブンデスリーガ第12節でアウグスブルクの敵地に乗り込んだ。ユリアン・ナーゲルスマン監督に引き抜かれる形で今夏に加入したザビッツァーも、MFヨシュア・キミッヒに代わってスタメンに名を連ねた。
立ち上がりから攻勢を続けたバイエルンだが、23分に失点を喫して追い掛ける展開となると、35分にも窮地に陥る。

ザビッツァーがキープ中に足をもつれさせ、ショートカウンターを受けると、そのまま失点。直後にFWロベルト・レヴァンドフスキが1点を返すも、最後まで追い付くことはできずに今季2敗目を喫することとなった。

精彩を欠いたザビッツァーも52分と、後半の早い時間にピッチを後に。これまでも途中出場が多く、リーグ戦では2試合目の先発出場となっていたが、アピールはうまくいかなかったようだ。


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