J1最多191ゴールのFW大久保嘉人が20年間の現役生活を引退「苦しいことが一番多かった」
2021.11.19 18:25 Fri
セレッソ大阪は19日、元日本代表FW大久保嘉人(39)の現役引退を発表した。大久保は福岡県出身で、国見高校から2001年にC大阪へと入団。高卒ルーキーながらJ1で20試合に出場し2得点を記録。2年目はJ2での戦いとなったが、29試合で18得点と一気に点取り屋としての才能を開花させる。
2004年11月にはアテネ・オリンピックでの活躍が目に留まり、マジョルカへと期限付き移籍。2005年1月にラ・リーガデビューを果たすと、1シーズン半を過ごして39試合で5ゴールを記録した。
2006年夏にC大阪へと復帰すると、2007年にヴィッセル神戸へと完全移籍。2009年1月にはブンデスリーガのヴォルフスブルクへと完全移籍し、長谷部誠(現フランクフルト)とともにブンデスリーガを制覇。しかし、シーズン終了後に神戸へと復帰していた。
2013年に川崎フロンターレへと移籍すると、この移籍がキッカケでかつての得点力が復活。3シーズン連続でJ1得点王に輝くなどした。2017年にはFC東京へ完全移籍するも、翌年には川崎Fへ復帰。2018年夏からはジュビロ磐田でプレーすると、2020年に東京ヴェルディへと移籍し、今シーズンC大阪へ復帰していた。
J1通算474試合191得点、J2通算48試合18得点、リーグカップ通算38試合12得点、天皇杯通算39試合21得点、AFCチャンピオンズリーグでは18試合2得点を記録した。また、ブンデスリーガでは9試合で1アシストだった。なお、J1での191得点は歴代最多ゴール記録となっている。
大久保は、現役引退についてクラブを通じてコメントしている。
「今シーズンをもちまして引退することを決断しました。20年間という長い期間、プロサッカー選手として走り続けられたのは、日本サッカー界、そして所属させてもらったクラブの関係者、ファン・サポーターの皆さまのおかげです。本当に感謝しかありません」
「この20年間、苦しいことも楽しいことも嬉しいこともいっぱいありましたが、苦しいことが一番多かったかもしれません。しかしそれが自分を強くしてくれたと思っています。そして、大久保嘉人のプレースタイルが、いろいろなチームの選手、ファン・サポーターの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています」
「また、どのクラブにいっても、どんな時でも変わらず声援を送り続け、そばで支えてくれたサポーターの皆さんの存在はいつも私を勇気づけてくれました。本当にありがとうございます」
「これからの人生の方が長く険しいものになると思いますが、このサッカー人生で学ばせていただいたことを生かして、また一から色々なことを学び、頑張っていきたいと思います。本当に20年間ありがとうございました」
◆スタッツ(2021/11/19 時点)
セレッソ大阪:173試合73得点
ヴィッセル神戸:170試合56得点
川崎フロンターレ:186試合104得点
FC東京:30試合9得点
ジュビロ磐田:41試合4得点
東京ヴェルディ:19試合0得点
マジョルカ:39試合5得点
ヴォルフスブルク:13試合0得点
日本代表:60試合6得点
2006年夏にC大阪へと復帰すると、2007年にヴィッセル神戸へと完全移籍。2009年1月にはブンデスリーガのヴォルフスブルクへと完全移籍し、長谷部誠(現フランクフルト)とともにブンデスリーガを制覇。しかし、シーズン終了後に神戸へと復帰していた。
2013年に川崎フロンターレへと移籍すると、この移籍がキッカケでかつての得点力が復活。3シーズン連続でJ1得点王に輝くなどした。2017年にはFC東京へ完全移籍するも、翌年には川崎Fへ復帰。2018年夏からはジュビロ磐田でプレーすると、2020年に東京ヴェルディへと移籍し、今シーズンC大阪へ復帰していた。
また、日本代表としても60試合に出場し6得点を記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ、2014年のブラジル・ワールドカップに出場していた。
J1通算474試合191得点、J2通算48試合18得点、リーグカップ通算38試合12得点、天皇杯通算39試合21得点、AFCチャンピオンズリーグでは18試合2得点を記録した。また、ブンデスリーガでは9試合で1アシストだった。なお、J1での191得点は歴代最多ゴール記録となっている。
大久保は、現役引退についてクラブを通じてコメントしている。
「今シーズンをもちまして引退することを決断しました。20年間という長い期間、プロサッカー選手として走り続けられたのは、日本サッカー界、そして所属させてもらったクラブの関係者、ファン・サポーターの皆さまのおかげです。本当に感謝しかありません」
「この20年間、苦しいことも楽しいことも嬉しいこともいっぱいありましたが、苦しいことが一番多かったかもしれません。しかしそれが自分を強くしてくれたと思っています。そして、大久保嘉人のプレースタイルが、いろいろなチームの選手、ファン・サポーターの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています」
「また、どのクラブにいっても、どんな時でも変わらず声援を送り続け、そばで支えてくれたサポーターの皆さんの存在はいつも私を勇気づけてくれました。本当にありがとうございます」
「これからの人生の方が長く険しいものになると思いますが、このサッカー人生で学ばせていただいたことを生かして、また一から色々なことを学び、頑張っていきたいと思います。本当に20年間ありがとうございました」
◆スタッツ(2021/11/19 時点)
セレッソ大阪:173試合73得点
ヴィッセル神戸:170試合56得点
川崎フロンターレ:186試合104得点
FC東京:30試合9得点
ジュビロ磐田:41試合4得点
東京ヴェルディ:19試合0得点
マジョルカ:39試合5得点
ヴォルフスブルク:13試合0得点
日本代表:60試合6得点
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