W杯プレーオフ行きとなったイタリア、元指揮官はチームを激励「誰にでも勝てると思わなければならない」
2021.11.18 15:10 Thu
元イタリア代表監督であるロベルト・ドナドーニ氏が、代表チームを擁護した。イタリア『ラ・レプブリカ』が伝えている。
イタリア代表は今夏に開催されたユーロ2020で、53年ぶり2度目の優勝を達成。ロベルト・マンチーニ監督やチームに対しては、絶賛の声が数多く寄せられた。
一方で、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選では思うように白星をつかめず苦戦すると、15日に行われた最終節の北アイルランド代表戦では最後まで得点を挙げられずゴールレスドローに終わり、グループ首位から陥落。これにより、本大会ストレートインを逃したイタリアは、プレーオフに回ることとなった
欧州王者に起こったまさかの事態に対して、メディアやファンからは代表チームに対する批判も生じている。『ラ・レプブリカ』のインタビューに応じたドナドーニ氏は、擁護の構えを見せつつ現在のチームの問題点を指摘。そのうえで、プレーオフに挑む際には強いメンタリティが必要になると強調した。
「私は今の状況について、過剰なことは考えていないよ。ユーロ期間中は、チームにとって有利な状況がいくつかあったことは事実だろう。とはいえ、敗北主義に陥ってはいけない。残念ながら、サッカーの世界でバランスをとるのはいつだって難しいのだ」
「(プレーオフに回った)ポルトガルも我々と同じ条件である以上、彼らとの対戦は避けるべきという考えは一切持っていない。そう感じてしまう時点で、すでにちょっとした敗北となってしまうものだ。それは弱さの表れだよ。我々はリベンジの精神を持ち、誰にでも勝てると思わなければならない」
イタリア代表は今夏に開催されたユーロ2020で、53年ぶり2度目の優勝を達成。ロベルト・マンチーニ監督やチームに対しては、絶賛の声が数多く寄せられた。
欧州王者に起こったまさかの事態に対して、メディアやファンからは代表チームに対する批判も生じている。『ラ・レプブリカ』のインタビューに応じたドナドーニ氏は、擁護の構えを見せつつ現在のチームの問題点を指摘。そのうえで、プレーオフに挑む際には強いメンタリティが必要になると強調した。
「私は今の状況について、過剰なことは考えていないよ。ユーロ期間中は、チームにとって有利な状況がいくつかあったことは事実だろう。とはいえ、敗北主義に陥ってはいけない。残念ながら、サッカーの世界でバランスをとるのはいつだって難しいのだ」
「(北アイルランドと戦った)ベルファストでの試合は最高ではなかった。競争心の欠如と言われているが、モチベーションの問題というより、コンディションの悪さが気になったね。もう少し選手のプレー時間を短くすれば、よりチャンスはあっただろう」
「(プレーオフに回った)ポルトガルも我々と同じ条件である以上、彼らとの対戦は避けるべきという考えは一切持っていない。そう感じてしまう時点で、すでにちょっとした敗北となってしまうものだ。それは弱さの表れだよ。我々はリベンジの精神を持ち、誰にでも勝てると思わなければならない」
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