ベンテケ、今大会初先発でW杯出場決定を手繰り寄せる先制ゴール「今日はどうしてもゴールを決めたかった」

2021.11.14 18:00 Sun
Getty Images
クリスタル・パレスのベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケが、チームの勝利と自らのゴールに満足していると語った。

13日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループE第9節でエストニア代表とホームで対戦したベルギー。勝利すればW杯出場が決まる大一番で、ベンテケは今大会初の先発出場となった。
試合は、11分に左サイドのカラスコからのクロスをベンテケが流し込んで先制すると、53分にボックス手前中央でボールを受けたカラスコが左足で矢のようなミドルシュートを突き刺して追加点。その後、1点を返されたものの、MFトルガン・アザールがヘディングで3点目を決めて3-1で勝利し、3大会連続14度目のW杯出場を決めた。

10月のネーションズリーグでは代表メンバー外となっていたベンテケ。試合後のインタビューで起用してくれた監督への感謝を語ると、今後も成長していかなくてはいけないと向上する姿勢を示した。

「僕を信じてくれた監督に感謝するためにも、今日はどうしてもゴールを決めたかった。代表チームに定期的に参加しながらほとんどプレーできていないという状況は、僕にとって簡単なことではなかったよ。だから今日はいい気分だ」
「ファンの前でゴールを決められたことも良かったね。チームには僕と同じポジションの若い選手が何人か入ってきているけど、僕は自分のやるべきことをやり続け、力を発揮するチャンスに備えてステップアップしていかなきゃならない」

そして、巡ってきたチャンスをものにしたゴールを振り返り、W杯出場権の獲得と勝利の喜びを語った。

「僕らは自分たちを誇りに思うよ。今日は自分の力を発揮するチャンスだったから、とても良い気分だ。出場時間を得ることは難しいけど、今日はそのチャンスをものにできたんだ。ヤニクがあのエリアでクロスを好むことはわかっていたし、そこからゴールを決めて勝利に貢献できたことにとても満足しているよ」

「僕はネーションズ・リーグでここにいたかったけど、それは監督が決めることだ。ピッチに立っている時、僕は常にベストを尽くしているよ」
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