スコットランド代表は12日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループF第9節でモルドバ代表と対戦し2-0で勝利した。
今節の結果次第でプレーオフ進出が決まる2位スコットランド(勝ち点17)は、3トップにマッギン、アダムス、アームストロングを並べた[3-4-3]の布陣を採用。
最下位に沈むモルドバ(勝ち点1)に対し、立ち上がりから攻勢を続けるスコットランドは17分、左サイドでパスを受けたロバートソンがトラップで相手DFのマークを外すとそのままボックス左まで侵攻。ボックス左深めの位置からシュートを放ったが、これは相手GKのセーブに阻まれた。
押し込みながらもゴールが遠いスコットランドは、22分にピンチ。レベンコの右クロスからゴール前のヨニツァにヘディングシュートを許したが、叩きつけたボールはGKゴードンが弾き出して難を逃れた。
その後は膠着状態が続いたが、スコットランドは38分にスコアを動かす。右サイドのギルモアが浮き球のパスをボックス内に供給すると、ボックス右のマッギンがワンタッチで落とし、最後は走り込んだパターソンがゴール左隅にシュートを流し込んだ。
先制したスコットランドは、65分にマッギンとのパス交換でボックス右深くまで侵入したパターソンのクロスをアダムスが流し込み、追加点を決めた。
その後、82分にPKのピンチを迎えたスコットランドだが、GKゴードンが左足に当てるファインセーブでこれを凌ぐと、試合はそのまま2-0でタイムアップ。モルドバに完勝したスコットランドが予選1試合を残しグループ2位を確定させ、プレーオフ進出を決めた。
