前ドイツ代表監督のレーブ氏が感謝の意 「17年間、代表チームの一員として活動させてくれて本当にありがとう」
2021.11.12 12:50 Fri
元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーブ氏がチームやファンに対する感謝を語った。ドイツサッカー協会(DFB)が伝えている。
レーブ氏は2004年夏、ドイツのアシスタントコーチに就任した。その後、2006年から指揮官の座に就くと、 2008年のユーロでは準優勝、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では3位の好成績を記録。そして、2014年のブラジルW杯ではアルゼンチン代表を下し、6大会ぶり4度目の優勝にチームを導いた。
しかし、そこからチームは徐々に下降線を辿り、2016年のユーロをベスト4で終えると、2018年のロシアW杯ではまさかのグループステージ敗退。その後はUEFAネーションズリーグでも不甲斐ない戦いが続き、事前に大会後の退任が発表された状態で臨んだ今夏のユーロでもベスト16と結果を残せず、チームを去ることになった。
後任となったハンジ・フリック監督に率いられたチームは好調を維持しており、すでに2022年のカタールW杯本大会出場を決めている。こうした状況のなかで迎えた11日のカタールW杯欧州予選グループJ第9節のリヒテンシュタイン代表戦では試合前にレーブ氏への別れのセレモニーが開催。スタジアムにやってきたレーブ氏に対しては、選手やファンから温かい拍手が送られている。
レーブ氏はDFBの公式サイトにおいて、感謝の意を表明。代表チームで過ごした17年間は、かけがえのない日々だったと振り返った。
「自分の国を代表してスポーツをすることほど、偉大で美しいことはない。我々は勝利の後には共に声援を送り、失望や敗北の後には互いを高め合い、慰め合ってきた。そして、皆が一緒になって常に望んでいた場所、夢見ていた場所に到達したのだ。我々は共に、世界王者となった」
「少し距離を置いてから代表監督だった日々を振り返ってみると、黄金のW杯トロフィーは見えないんだ。代わりに、素晴らしい思い出、一生忘れられない出会いや会話に象徴されるような、多くの顔が浮かび上がってくるよ。何年にもわたって育まれてきた友情、共有してきた大会やユニークな体験が見える。それはピッチ上だけでなく、人生において我々を形成してきたものだね」
「ハンジ・フリックとチームの新たなスタートは、5戦5勝と絶対的な成功を収めている。私は皆がベストを尽くし、我々の代表チームで多くのエキサイティングな成功を収めることを祈っているよ。それだけの価値があるのだから。私は常にファンであり続けるだろう」
「ドイツの皆、本当にありがとう。私にとって、大きな喜びだった」
レーブ氏は2004年夏、ドイツのアシスタントコーチに就任した。その後、2006年から指揮官の座に就くと、 2008年のユーロでは準優勝、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では3位の好成績を記録。そして、2014年のブラジルW杯ではアルゼンチン代表を下し、6大会ぶり4度目の優勝にチームを導いた。
後任となったハンジ・フリック監督に率いられたチームは好調を維持しており、すでに2022年のカタールW杯本大会出場を決めている。こうした状況のなかで迎えた11日のカタールW杯欧州予選グループJ第9節のリヒテンシュタイン代表戦では試合前にレーブ氏への別れのセレモニーが開催。スタジアムにやってきたレーブ氏に対しては、選手やファンから温かい拍手が送られている。
レーブ氏はDFBの公式サイトにおいて、感謝の意を表明。代表チームで過ごした17年間は、かけがえのない日々だったと振り返った。
「親愛なる選手、チームやそれを支える人々、DFB、ファンへ。17年間、代表チームの一員として活動させてくれて、本当にありがとう。この17年間は感謝に満ちた、素晴らしい時間だった」
「自分の国を代表してスポーツをすることほど、偉大で美しいことはない。我々は勝利の後には共に声援を送り、失望や敗北の後には互いを高め合い、慰め合ってきた。そして、皆が一緒になって常に望んでいた場所、夢見ていた場所に到達したのだ。我々は共に、世界王者となった」
「少し距離を置いてから代表監督だった日々を振り返ってみると、黄金のW杯トロフィーは見えないんだ。代わりに、素晴らしい思い出、一生忘れられない出会いや会話に象徴されるような、多くの顔が浮かび上がってくるよ。何年にもわたって育まれてきた友情、共有してきた大会やユニークな体験が見える。それはピッチ上だけでなく、人生において我々を形成してきたものだね」
「ハンジ・フリックとチームの新たなスタートは、5戦5勝と絶対的な成功を収めている。私は皆がベストを尽くし、我々の代表チームで多くのエキサイティングな成功を収めることを祈っているよ。それだけの価値があるのだから。私は常にファンであり続けるだろう」
「ドイツの皆、本当にありがとう。私にとって、大きな喜びだった」
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