【J1注目プレビュー|第35節:仙台vs名古屋】残留へ正念場の仙台、3位争い名古屋も欲しい勝ち点「3」

2021.11.07 11:01 Sun
©超ワールドサッカー
【明治安田生命J1リーグ第35節】
2021年11月7日(日)
14:00キックオフ
ベガルタ仙台(19位/26pt) vs 名古屋グランパス(4位/61pt)
[ユアテックスタジアム仙台]

◆ノルマは勝ち点「7」、地の利を生かすか【ベガルタ仙台】
前節はアウェイでヴィッセル神戸と対戦。2-2と一時は追い上げたものの、その後突き放されてしまい4-2で敗れてしまった。

なんとしても勝ちたいという気持ちが2度の同点まではプラスに働いたが、3点目を奪いに行くところの精度で力負け。さらに後半を10人で戦うという苦しい状況下では、厳しかったと言わざるを得ない。

残された試合は4試合。残留権との勝ち点差は6に広がり、得失点差を考えても2勝する以外に残された道は無くなった。残り4試合は名古屋を含め、残留争い中の湘南ベルマーレ、少しでも上を窺いたいアビスパ福岡、そして3位争い中の鹿島アントラーズと簡単な相手はない。
ホームゲームは残り3試合。地の利を生かすことができるかどうか。課題の攻撃陣も2試合連続2ゴールを記録しているだけに、堅守相手にしっかりと勝ち点3を目指したい。

★予想スタメン[4-4-2]
GK:ヤクブ・スウォビィク
DF:真瀬拓海、吉野恭平、福森直也、石原崇兆
MF:関口訓充、フォギーニョ、上原力也、加藤千尋
FW:富樫敬真、赤﨑秀平
監督:手倉森誠
出場停止:アピアタウィア久

◆連戦終了、3位へ勝ち点3を【名古屋グランパス】

前節はホームに柏レイソルを迎えて2-0で勝利。3位争いで遅れをとることなくしっかりと勝ち点3を積み上げた。

1週間前にカップ王者となった名古屋。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、天皇杯、そしてルヴァンカップにリーグ戦と、どのクラブよりも試合を行ってきたが、ここでやっと一息つけることとなる。

しかし、ここからはアウェイ3連戦。神戸に離されないためにも、まずは自分たちが結果を残さなければいけない状況だ。

堅守を維持しながらゴールを奪うというミッションは、やはり前線からの守備が課題となる。良い形でボールを奪い、ゴールを仕留めることができるか。先制点を奪い、名古屋の戦いに引き込みたいところだ。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:ランゲラック
DF:成瀬竣平、中谷進之介、キム・ミンテ、吉田豊
MF:稲垣祥、木本恭生
FW:マテウス、柿谷曜一朗、森下龍矢
FW:シュヴィルツォク
監督:マッシモ・フィッカデンティ
関連ニュース

【J1注目プレビュー|第9節:川崎Fvs東京V】ともに白星が欲しい両者、“川崎”で勝利をあげるのは?

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 16:00キックオフ 川崎フロンターレ(16位/7pt) vs 東京ヴェルディ(15位/8pt) [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] <span class="paragraph-subtitle">◆“川崎"たる所以を示せるか【川崎フロンターレ】</span> どうしても波に乗れないチーム。前節はセレッソ大阪とアウェイで対戦した中、0-1で敗戦。シーズン2度目の連敗となった。 攻撃を武器にしてきた川崎Fの影はどこへ。3試合連続無得点、当然勝利はついてこない。 どうしてもチームとして勢いがつかない試合が多く、積極性にかけるプレーが目立つ。結果が出てないからなのか、それとも組み合わせの問題か。システムを変えて一時期は復調の可能性もあったが、再び難しい状況に陥っている。 “川崎"のプライドをかけて、かつて“川崎"を本拠地としていた相手には負けられない。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:チョン・ソンリョン DF:瀬川祐輔、大南拓磨、佐々木旭、橘田健人 MF:瀬古樹、山本悠樹 MF:家長昭博、脇坂泰斗、マルシーニョ FW:エリソン 監督:鬼木達 U-23日本代表活動参加:高井幸大 <span class="paragraph-subtitle">◆遠い2勝目、戻ってきた“川崎"で勝利を【東京ヴェルディ】</span> 前節はFC東京との“東京ダービー"を戦い、優位に試合を進めながらも終盤にまたしても痛恨の失点。2-2のドローに終わった。 2勝目が遠く、16年ぶりのJ1で善戦はしているが、終盤の戦い方に問題があることは明らか。長年離れていたからなのか、パワーをかけられて押し切られてしまう。 失点を防いでいくことがJ1昇格のカギだったが、それをJ1の舞台で発揮できていても90分は持たない。加えて、今節はDF谷口栄斗が負傷により欠場。より一層気を引き締めたいところだ。 幸いにして攻撃面は全試合でゴールを記録しており、形もある。攻撃に難を抱えているものの、本来は攻撃的な川崎Fをどう封じるのか。J1で16年ぶりに戻ってきた“川崎"の地で2勝目をあげたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:宮原和也、千田海人、林尚輝、深澤大輝 MF:齋藤功佑、稲見哲行、森田晃樹、見木友哉 FW:木村勇大、染野唯月 監督:城福浩 U-23日本代表活動参加:山田楓喜 2024.04.20 13:55 Sat

【J1注目プレビュー|第9節:浦和vsG大阪】両者の鍵は“連動性”、攻撃で違いを見せられるのは?

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 16:00キックオフ 浦和レッズ(11位/11pt) vs ガンバ大阪(10位/12pt) [埼玉スタジアム2002] <span class="paragraph-subtitle">◆また完封負け、全体の連動がカギ【浦和レッズ】</span> 前節はアウェイで柏レイソルと対戦。1-0で敗れてしまった。前々節のサガン鳥栖では3-0で勝利。しかし、連勝はまだない状況。苦しいシーズンは続いている。 柏戦では強度の高い相手に対して攻撃が上手く機能せず。課題の1つと考えられ、しっかりと組み立てができなければ、強度の高いチームの餌食になる可能性がある。 一方で、チームとしては守備がハマらないと上手く攻撃ができないことも明白に。しっかりとプレスをかけ、前から後ろまで連動した守備を出せるかどうかが肝に。しっかりとボールを保持してくるであろうG大阪相手に、押し込み続けれるかがポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、佐藤瑶大、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨 MF:伊藤敦樹、サミュエル・グスタフソン、小泉佳穂 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、松尾佑介 監督:ペア・マティアス・ヘグモ U-23日本代表活動参加:大畑歩夢 <span class="paragraph-subtitle">◆ポイント攻撃、いかに連動性を持てるか【ガンバ大阪】</span> 前節は鳥栖を相手に三浦弦太の劇的なゴールで勝利を収めたG大阪。連敗をストップさせて、波に乗っていきたい。 開幕5試合は負けなしで過ごしたが、攻撃面の不安はやはり的中。連敗中を含め3試合ノーゴールとなり、いかに攻撃が機能できるかがポイントだ。 チャンスの数は多く、ボールも握れているが、攻撃面の連動性に欠けている。エース宇佐美に頼りきりになりがちな攻撃をいかにしてユニットで崩せるかだ。 しっかりとボールを握っていきたいところだが、浦和は前からのプレスをかけてくる可能性が高く、強度も高い。その中でいかにして崩していけるのか。今こそ攻撃での力を見せるときだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:中野伸哉、三浦弦太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:岸本武流、坂本一彩、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス U-23日本代表活動参加:半田陸 2024.04.20 13:10 Sat

【J1注目プレビュー|第9節:鳥栖vs鹿島】守備崩壊の鳥栖、攻撃に難ありの鹿島…どちらが輝きを放つか

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 14:00キックオフ サガン鳥栖(20位/4pt) vs 鹿島アントラーズ(6位/13pt) [駅前不動産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆崩壊している守備を立て直せるか【サガン鳥栖】</span> 最下位に転落している鳥栖。前節はアウェイでのガンバ大阪戦で連敗を回避できるかと思われたが、ラストプレーで痛恨の被弾。またしても守り切れずに終わった。 勝利した北海道コンサドーレ札幌戦、引き分けたヴィッセル神戸戦と、勝ち点を獲得した試合はいずれも無失点。一方でその他の試合は全て複数失点と、開幕前から懸念されていた守備の問題が明確に浮き彫りとなっている。 G大阪戦は普段よりも引き気味の守備となった中、押し込まれ続けるという事態に。どういった方針で進めるのか、迷っていれば泥沼にハマる可能性もある。 一方で、攻撃面も決して良くはない。攻守は表裏一体。悪い守備を改善するには良い攻撃も必要。失点を意識して守り抜くか、それとも攻撃に出て勝利を目指すか。チームとしての意思統一も課題となる。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、丸橋祐介 MF:河原創、手塚康平 MF:富樫敬真、堀米勇輝、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 出場停止:堺屋佳介 U-23日本代表活動参加:木村誠二 <span class="paragraph-subtitle">◆沈黙する攻撃陣、上昇には復活不可欠【鹿島アントラーズ】</span> 前節はホームに京都サンガF.C.を迎えて1-0で勝利。連敗中のチームをストップさせることができた。 しかし、ミッドウィークにはJ3のヴァンラーレ八戸とYBCルヴァンカップで対戦し、延長戦までもつれてしまう展開に。格下相手に苦戦しながらもなんとか勝利したが、チームは大きな移動も強いられるなど、良い状態ではない。 確実に鳥栖とのコンディション差はある。ただ、そこで弱音を吐いていては始まらない。ポイントはどう見ても攻撃陣。リーグ戦でもゴールが遠く、格下相手にもゴールが遠かった。2点目を取れない現状は、停滞にもつながっていく。 いかにして出力を上げていくか。サイド攻撃も武器とする中で、得点力が上がっていかなければ苦戦は必至。そろそろ攻撃陣の奮起に期待したい。 ★予想スタメン[4-4-1-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:藤井智也、知念慶、佐野海舟、チャヴリッチ FW:樋口雄太、鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ 2024.04.20 11:47 Sat

【J1注目プレビュー|第9節:札幌vs広島】復調のキッカケを掴むか、無敗継続か…“ミラーゲーム”のポイントは決定力

【明治安田J1リーグ第9節】 2024年4月20日(土) 14:00キックオフ 北海道コンサドーレ札幌(19位/5pt) vs サンフレッチェ広島(2位/16pt) [札幌ドーム] <span class="paragraph-subtitle">◆復調の兆しを掴みたい【北海道コンサドーレ札幌】</span> 前節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦して1-1のドロー。先制しながらも終盤に失点し、連勝を逃す形の勝ち点1となった。 とはいえ、第2節からの泥沼の5連敗を考えれば、チームは復調の兆しを見せている状況。ガンバ大阪戦ではホームで初勝利を収めており、再びのホームゲームで勝利を掴みたいところだ。 迎え撃つは監督の古巣であり、今季ここまで無敗の広島。上位を相手に結果を残すことができれば、この良い流れを掴むことに繋がりそうだ。 攻撃面はまだまだ改善の余地あり。そして、守備面も前節はリードしながら追いつかれており、チームが良い状態にあるとは言えない。それでも目指すは勝利のみ。再び泥沼にハマって行かないためにも、上位相手にしっかりと結果を残して勝ち点を拾うことが重要になりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:髙尾瑠、岡村大八、菅大輝 MF:浅野雄也、荒野拓馬、宮澤裕樹、近藤友喜 MF:青木亮太、スパチョーク FW:駒井善成 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 出場停止:大森真吾 <span class=“paragraph-subtitle”>◆無敗継続も勝ち切りたい【サンフレッチェ広島】</span> 前節はアウェイでアビスパ福岡と対戦し、1-1のドロー。無敗は継続したが、4勝4分けと白星が先行してほしいところだろう。 とはいえ2位につけており、首位で無敗のセレッソ大阪をぴったりマーク。着実に勝ち点を積み上げていきたいところだ。 今節を皮切りに、広島はカップ戦などを含めて最大で10連戦を迎えることとなる。信じられないほどのタフな戦いが待っている中で、チームは良い結果を出し続けたいところ。ケガ人の影響もあり、ほぼ固定と言えるメンバーで戦い続けることはできないだけに、底上げもしたいところだ。 前節は福岡とのミラーゲームで苦戦を強いられた。噛み合ってしまうシステムを相手にどう崩していくかもポイントとなる。特に札幌はマンツーマンのディフェンスであり、より局面を打開することにアイデアが必要に。運動量を落とさずに決定力の差を見せつけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:塩谷司、中野就斗、佐々木翔 MF:新井直人、松本泰志、川村拓夢、東俊希 MF:満田誠、加藤陸次樹 FW:大橋祐紀 監督:ミヒャエル・スキッべ 2024.04.20 11:35 Sat

【J1注目プレビュー|第8節:G大阪vs鳥栖】 攻撃を立て直したいG大阪、守備を立て直したい鳥栖

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月14日(日) 15:00キックオフ ガンバ大阪(12位/9pt) vs サガン鳥栖(19位/4pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <span class="paragraph-subtitle">◆攻撃陣の奮起で5試合ぶり勝利を【ガンバ大阪】</span> 開幕から5試合無敗を続けてきたG大阪だが暗雲が立ち込めている。 ミッドウィークの横浜FM戦は、前半こそ良い戦いを見せたもののフィニッシュのクオリティが欠如。一方で横浜FMにその精度を見せつけられて2-0で敗戦となった。 アウェイでの北海道コンサドーレ札幌戦で敗れていたチームはこれで連敗。さらに3試合連続でノーゴールと無敗継続から一気に暗雲が立ち込めている。 ケガ人続出というエクスキューズはあるものの、やはり攻撃面の課題は昨シーズンから付き纏い続けている。チャンスメイクとゴールを奪う間にある大きな差をどう埋めるのか。開幕3試合連続ゴールの宇佐美貴史に頼りきりにならない2人目が出てきて欲しいところだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:中野伸哉、三浦弦太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:食野亮太郎、石毛秀樹、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス U-23日本代表活動参加:半田陸 <span class="paragraph-subtitle">◆守備崩壊中、どこから立て直すか【サガン鳥栖】</span> 今シーズンの鳥栖は苦しみが続いている。第2節に北海道コンサドーレ札幌を下したものの、それ以外は勝利なし。7戦で1勝1分け5敗と苦しんでいる。 今節先に試合を行った札幌が引き分けたことで暫定的に最下位に転落。勝ち点差がまだ詰まっている状況なだけに、1つ勝てば大きくジャンプアップはするが、余裕はない。 前節は早い時間に失点して浦和レッズに3-0で完敗。失点後のパフォーマンスダウンが今シーズンは顕著に。局面ではファイトしているものの、チームとしてプレーに繋げられていない。 ピッチ内での選手たちの判断を尊重する川井健太監督。開幕前から不安視された守備面が完全に崩壊しており、バランスを崩している今どう立て直すか。キッカケを掴む結果を手にしたいところだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、上夷克典 MF:福田晃斗、河原創 MF:菊地泰智、堀米勇輝、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 U-23日本代表活動参加:木村誠二 2024.04.14 12:30 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly