先制ゴールで初優勝に貢献の前田、CKの形は狙い通りとコメント 「この舞台で決めることができて嬉しい」
2021.10.30 19:46 Sat
名古屋グランパスのFW前田直輝が、初優勝を果たしたルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪戦を振り返った。
30日に行われた名古屋vsC大阪のルヴァンカップ決勝。27日の天皇杯準々決勝でも戦った両者が、埼玉スタジアム2002で再び相まみえた。
試合はC大阪が圧倒的にボールを支配し、前半をゴールレスで終える。それでも47分、名古屋はFW相馬勇紀の蹴った左CKに、ファーサイドで構えていた前田がヘディングで合わせて先制に成功。その後も攻め続けられたものの、79分にカウンターからMF稲垣祥のボレーシュートで追加点を挙げて、2-0で勝利。11年ぶり4つ目のタイトルを獲得した。
試合後、ヘディングでの先制点について聞かれた前田。ファーサイドから合わせる形はトレーニングで落とし込まれていたようだ。
「練習していた形だったけど、最後に僕が外すシーンが多くて。チームメイトに『ファーサイドに入るのやめたら?』とよく言われてましたが、それでもこの舞台で決めることができてとても嬉しいです」
そして、前田はこの試合でゴールを奪った後、58分にFW齋藤学と代わってピッチを後にしている。そこから試合終了までの体感時間は「とても長く感じた」ようで、自身は交代後もピッチ脇からチームメイトを鼓舞していたという。
「稲垣選手のゴールで少し安心はしましたが、人生で味わったことのない30分間でした。交代すると決まってからは味方を信じて見守るだけでした」
「自分で点を取ったから、その1点で勝ってほしいと思っていましたし、ベンチから必死に声も出していました」
また、2018シーズンから名古屋でプレーする前田は、加入初年度にギリギリのところでのJ1残留を経験。厳しいチーム状況から今回のルヴァンカップ制覇まで上り詰めたが、当時とは違った充足感を感じているようだ。
「当時は半年間で勝ち点9しか取れずに、その後なんとかJ1残留という大きなことを成し遂げました。それはものすごく大きな自信につながりました」
「それでも今回タイトルを獲得できて、あの時とは違った達成感があります。この景色をもう一度と言わず、二度でも三度でも見たいという欲が湧いています」
試合が終わった後はサポーターのもとに1人で駆け付け、大きな歓声を浴びた前田。いつも応援してくれているファンに対する愛を語った。
「僕は名古屋に来てから長い時間を過ごしたわけではないですが、サポーターとは苦しいことや嬉しいことを共有してきました。どんなときでも支えてくれているので、感謝の気持ちを一番最初に伝えたかったです」
「みなさんは『こいつ誰だ?』というところから始まった僕をすごく暖かく受け入れてくれました。少しでも良い報告ができるように頑張ってきた結果、今日こうして喜びを分かち合うことができたと思います」
30日に行われた名古屋vsC大阪のルヴァンカップ決勝。27日の天皇杯準々決勝でも戦った両者が、埼玉スタジアム2002で再び相まみえた。
試合後、ヘディングでの先制点について聞かれた前田。ファーサイドから合わせる形はトレーニングで落とし込まれていたようだ。
「練習していた形だったけど、最後に僕が外すシーンが多くて。チームメイトに『ファーサイドに入るのやめたら?』とよく言われてましたが、それでもこの舞台で決めることができてとても嬉しいです」
「この試合では相手GKを邪魔すると見せかけてファーサイドを狙っていました。ゾーンで守る相手の間に上手く入れたと思います」
そして、前田はこの試合でゴールを奪った後、58分にFW齋藤学と代わってピッチを後にしている。そこから試合終了までの体感時間は「とても長く感じた」ようで、自身は交代後もピッチ脇からチームメイトを鼓舞していたという。
「稲垣選手のゴールで少し安心はしましたが、人生で味わったことのない30分間でした。交代すると決まってからは味方を信じて見守るだけでした」
「自分で点を取ったから、その1点で勝ってほしいと思っていましたし、ベンチから必死に声も出していました」
また、2018シーズンから名古屋でプレーする前田は、加入初年度にギリギリのところでのJ1残留を経験。厳しいチーム状況から今回のルヴァンカップ制覇まで上り詰めたが、当時とは違った充足感を感じているようだ。
「当時は半年間で勝ち点9しか取れずに、その後なんとかJ1残留という大きなことを成し遂げました。それはものすごく大きな自信につながりました」
「それでも今回タイトルを獲得できて、あの時とは違った達成感があります。この景色をもう一度と言わず、二度でも三度でも見たいという欲が湧いています」
試合が終わった後はサポーターのもとに1人で駆け付け、大きな歓声を浴びた前田。いつも応援してくれているファンに対する愛を語った。
「僕は名古屋に来てから長い時間を過ごしたわけではないですが、サポーターとは苦しいことや嬉しいことを共有してきました。どんなときでも支えてくれているので、感謝の気持ちを一番最初に伝えたかったです」
「みなさんは『こいつ誰だ?』というところから始まった僕をすごく暖かく受け入れてくれました。少しでも良い報告ができるように頑張ってきた結果、今日こうして喜びを分かち合うことができたと思います」
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