鮮やかミドルの脇坂が1G2A! 王者川崎Fが鹿島を下し準決勝進出!《天皇杯》
2021.10.27 20:05 Wed
天皇杯・準々決勝の川崎フロンターレvs鹿島アントラーズが27日に等々力陸上競技場で行われ、3-1で川崎Fが勝利した。
ラウンド16で清水エスパルスを下した川崎Fと、V・ファーレン長崎を退けた鹿島による一戦。今季2度の対戦では共に2-1で川崎Fが勝利しており、2試合とも後半アディショナルタイムに得点が生まれた試合でもある。
スターティングメンバーは、互いに勝利を収めた直近のリーグ戦と同じ11人を採用。まずは4分に川崎Fが右サイドのクロスからマルシーニョのシュートでゴールに迫る。また、守備ではボールホルダーへの素早いチェックで起点を作らせない。
そんな鹿島がゴールに迫ったのは20分を過ぎてから。右サイドのファン・アラーノのクロスからカイキがヘディングシュートを放つが、ここはGKの正面。その直後には、カウンターから再びチャンスを作った鹿島に対し、川崎Fもその攻撃を跳ね返してカウンター返し。最後はマルシーニョのシュートとなったがゴールには至らなかった。
30分過ぎには川崎Fが洗練されたコンビネーションでビッグチャンスを作ると、そのプレーで左CKを獲得。脇坂のクロスをマルシーニョが頭で合わせて先制に成功した。
これで2点差とした川崎F。さらに相手を突き放しにいく。51分、今度は右サイドから家長のドリブルで攻撃開始し、守備ラインを下げつつ中央へ配球。これを受けた脇坂がボックス手前右から左足を一閃。強烈な一発がゴール右上に突き刺さった。
これで勝利がさらに遠のいた鹿島。カイキとファン・アラーノを下げて和泉と荒木を投入すると、60分にかけて両選手がチャンスメイク。しかし、ゴールを脅かすまでには至らない。68分には安西のシュートなどで波状攻撃を仕掛けたが、これも実らず。
さらに、77分に土居が見せた渾身のバイシクルシュートもGKチョン・ソンリョンにスーパーセーブの餌食に。ただ、3失点目以降は確実に鹿島ペース。84分には途中出場のエヴェラウドのラストパスが相手のオウンゴールになりかけるなど、少しずつゴールが近づいていく。
すると90分、川崎Fをゴール前に押し込む中で、安西のグラウンダーのクロスに対応した谷口のクリアが荒木に当たってゴールイン。ラッキーな形ではあったが、これで鹿島が一矢報いた。
それでも逆転までの時間は残されておらず、試合は3-1で川崎Fが勝利。今季の鹿島戦を3連勝とし、前回王者が準決勝へ駒を進めた。
川崎フロンターレ 3-1 鹿島アントラーズ
【川崎F】
OG(前32)
旗手怜央(後3)
脇坂泰斗(後6)
【鹿島】
荒木遼太郎(後45)
ラウンド16で清水エスパルスを下した川崎Fと、V・ファーレン長崎を退けた鹿島による一戦。今季2度の対戦では共に2-1で川崎Fが勝利しており、2試合とも後半アディショナルタイムに得点が生まれた試合でもある。
そんな鹿島がゴールに迫ったのは20分を過ぎてから。右サイドのファン・アラーノのクロスからカイキがヘディングシュートを放つが、ここはGKの正面。その直後には、カウンターから再びチャンスを作った鹿島に対し、川崎Fもその攻撃を跳ね返してカウンター返し。最後はマルシーニョのシュートとなったがゴールには至らなかった。
30分過ぎには川崎Fが洗練されたコンビネーションでビッグチャンスを作ると、そのプレーで左CKを獲得。脇坂のクロスをマルシーニョが頭で合わせて先制に成功した。
その後もペースを崩さず後半を迎えたホームチーム。その立ち上がりの48分に、左サイドの高い位置でマルシーニョからパスを受けた脇坂がボックス左へ侵入し、右足でシュートともとれるボールを出すと、ゴール前の旗手が頭で逸らしてゴールイン。自身も驚いた表情を見せたゴールは、運と実力が合わさった追加点となった。
これで2点差とした川崎F。さらに相手を突き放しにいく。51分、今度は右サイドから家長のドリブルで攻撃開始し、守備ラインを下げつつ中央へ配球。これを受けた脇坂がボックス手前右から左足を一閃。強烈な一発がゴール右上に突き刺さった。
これで勝利がさらに遠のいた鹿島。カイキとファン・アラーノを下げて和泉と荒木を投入すると、60分にかけて両選手がチャンスメイク。しかし、ゴールを脅かすまでには至らない。68分には安西のシュートなどで波状攻撃を仕掛けたが、これも実らず。
さらに、77分に土居が見せた渾身のバイシクルシュートもGKチョン・ソンリョンにスーパーセーブの餌食に。ただ、3失点目以降は確実に鹿島ペース。84分には途中出場のエヴェラウドのラストパスが相手のオウンゴールになりかけるなど、少しずつゴールが近づいていく。
すると90分、川崎Fをゴール前に押し込む中で、安西のグラウンダーのクロスに対応した谷口のクリアが荒木に当たってゴールイン。ラッキーな形ではあったが、これで鹿島が一矢報いた。
それでも逆転までの時間は残されておらず、試合は3-1で川崎Fが勝利。今季の鹿島戦を3連勝とし、前回王者が準決勝へ駒を進めた。
川崎フロンターレ 3-1 鹿島アントラーズ
【川崎F】
OG(前32)
旗手怜央(後3)
脇坂泰斗(後6)
【鹿島】
荒木遼太郎(後45)
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