バイエルン以外のブンデス勢を批判のマガト氏、唯一ハーランドを称賛 「彼は他の選手と貪欲さが違う」

2021.10.26 17:48 Tue
Getty Images
かつてバイエルンやヴォルフスブルクで指揮をとったフェリックス・マガト氏がバイエルン以外のブンデスリーガ勢に苦言を呈しつつ、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを称賛した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。

ブンデスリーガは現在、リーグ9連覇中のバイエルンが今季も9試合を消化した時点で首位を快走。2位ドルトムントが1ポイント差で追いかけているものの、王者の盤石ぶりは変わっていない。また、チャンピオンズリーグ(CL)においてもバイエルンはバルセロナやベンフィカら強豪と同組でありながら、ここまでグループステージ3戦3勝。欧州の舞台であっても万全を誇っている。
一方で、先週行われたCLグループステージ第3節ではバイエルン以外のブンデスリーガ3チーム(ライプツィヒ、ドルトムント、ヴォルフスブルク)が全て敗戦。こうした点からも、絶対王者とその他クラブとの力量差が明らかになっている。

ドイツ『Sport1』に出演したマガト氏は、バイエルン以外のブンデスリーガのクラブは勝つための取り組みを怠っていると苦言。選手の意識についても、バイエルンとその他クラブには大きな差があると語った。

「問題は勝ちたい気持ちがあるかどうかではなく、勝つために何をしているかだ。近年ではバイエルン以外のクラブは明らかにその部分が低下している」
「そしてバイエルン以外のクラブの選手からは勝ちたいという欲が見えない。だからこそ、(ヨシュア・)キミッヒ、(レオン・)ゴレツカ、(ロベルト・)レヴァンドフスキを擁するバイエルンは今も強いのだ」

また、マガト氏はバイエルン以外で強い欲を持つ選手として、ドルトムントのハーランドに言及。同クラブのキャプテンであるMFマルコ・ロイスと比較したうえで、ハーランドの持つ野心を称えた。

「ハーランドが他の選手と違うのはまさにその貪欲さにある。技術ではなくね。彼にはロイスが持っているようなクオリティはないだろう。それでも、ハーランドはロイスの2、3倍の野心を持っているのだ」
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