勝てば残留だった札幌と負の5年周期断った福岡、0-0のドロー…互いに決定機生かせず【明治安田J1第33節】
2021.10.24 16:05 Sun
明治安田生命J1リーグ第33節の1試合が24日に札幌ドームで行われ、北海道コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡は0-0のドローに終わった。
勝てば5年連続となるJ1残留が決まる11位札幌は用いる[3-4-2-1]の最前線でジェイを久々に先発起用。一方、昇降格を繰り返す5年周期のジンクスを打破した8位福岡は[3-4-3]のシステムを敷いて、ドウグラス・グローリ、カウエ、志知、杉本、渡、ブルーノ・メンデスがスタートから出場した。
両チームともに記念ユニフォームを着用しての一戦はここ4試合のホーム戦で白星から遠ざかる札幌がボールを握って入るが、福岡も縦に素早い仕掛けやセットプレーで反攻。押し上げる形こそ少ない福岡だが、集中した守りで札幌にシュートすら持ち込ませず、イーブンの展開で試合を進めていく。
それでも、飲水タイム明けもボールの主導権を握り、攻め崩そうと攻撃に力を注ぐ札幌は31分、小柏が青木の絶妙なスルーパスで最終ラインの背後を抜け出して決定機。ボックス右で飛び出した相手GKも交わして、フィニッシュに持ち込もうとするが、足を滑らせて、絶好のチャンスを逃してしまう。
狙い通りの戦いを披露し続け、一進一退の攻防で折り返した福岡はハーフタイム明けに中村、山岸を送り込むと、50分にカウンターに持ち込み、渡が前がかるあまりに不揃いだった相手のハイラインを突き、相手GKと一対一の状況に。福岡にとって千載一遇の絶好機だったが、GK菅野が好守で凌ぐ。
何とかこじ開けようと、最後の交代でミラン・トゥチッチも投入した札幌だが、福岡の守りを崩せず、2試合ぶりの勝利ならず。勝てば残留確定だったが、決められなかった。福岡も3試合未勝利となったが、勝ち点「50」の目標に向けて敵地で1ポイントを掴み、「47」に伸ばした。
北海道コンサドーレ札幌 0-0 アビスパ福岡
勝てば5年連続となるJ1残留が決まる11位札幌は用いる[3-4-2-1]の最前線でジェイを久々に先発起用。一方、昇降格を繰り返す5年周期のジンクスを打破した8位福岡は[3-4-3]のシステムを敷いて、ドウグラス・グローリ、カウエ、志知、杉本、渡、ブルーノ・メンデスがスタートから出場した。
それでも、飲水タイム明けもボールの主導権を握り、攻め崩そうと攻撃に力を注ぐ札幌は31分、小柏が青木の絶妙なスルーパスで最終ラインの背後を抜け出して決定機。ボックス右で飛び出した相手GKも交わして、フィニッシュに持ち込もうとするが、足を滑らせて、絶好のチャンスを逃してしまう。
狙い通りの戦いを披露し続け、一進一退の攻防で折り返した福岡はハーフタイム明けに中村、山岸を送り込むと、50分にカウンターに持ち込み、渡が前がかるあまりに不揃いだった相手のハイラインを突き、相手GKと一対一の状況に。福岡にとって千載一遇の絶好機だったが、GK菅野が好守で凌ぐ。
その後、勝利を目指す両軍のベンチワークも活性化するが、試合時間が10分ちょっとを残すところに差しかかってもスコアに動きなし。1点が勝負の行方を分ける時間帯に入るなか、84分に金森のスルーパスでボックス中央にフアンマ・デルガドが抜け出すが、右足フィニッシュは田中のカバーに遭う。
何とかこじ開けようと、最後の交代でミラン・トゥチッチも投入した札幌だが、福岡の守りを崩せず、2試合ぶりの勝利ならず。勝てば残留確定だったが、決められなかった。福岡も3試合未勝利となったが、勝ち点「50」の目標に向けて敵地で1ポイントを掴み、「47」に伸ばした。
北海道コンサドーレ札幌 0-0 アビスパ福岡
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