鹿島が来季ACL出場に望み繋ぐ逃げ切り勝ち、FC東京はリーグ戦3連敗に…【明治安田J1第33節】
2021.10.23 16:17 Sat
明治安田生命J1リーグ第33節、FC東京vs鹿島アントラーズが23日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの鹿島が1-2で勝利した。
ホームの9位FC東京(勝ち点46)は前節、川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”に0-1で敗れると、中断期間に行われた名古屋グランパスとのYBCルヴァンカップの準決勝でも敗退。3位争いに参加するには離れすぎている状況だが、しっかりと来シーズンに繋がる戦いを見せたい。
対する6位の鹿島(勝ち点53)は、前節は横浜FCに1-2で敗戦。3週間の中断明けの一戦、7ポイント差の3位ヴィッセル神戸に少しでもプレッシャーをかけたい。
試合は3分、FC東京がいきなり決定機を迎える。永井が右サイドの裏のスペースに抜け出し、中央にグラウンダーの折り返し。これに走り込んだ高萩が合わせるも、ゴール左に外れた。
立ち上がりからサポーターを沸かせたホームチームはさらに分厚い攻撃を仕掛ける。18分、安部が左に展開すると、受けたアダイウトンがボックスに侵入し、右足のシュート。相手DFにブロックされたところに安部が詰めるも、今度はGKに防がれた。
37分には鹿島に大きなチャンス。ディエゴ・ピトゥカのスルーパスから上田がボックス右に抜け出し、右足でシュートを放つ。しかし、これも相手GKに弾かれてしまう。
鹿島が攻勢を強める中で、セットプレーから先手を取る。前半アディショナルタイム、常本がボックス手前右で倒されFKを獲得。キッカーのディエゴ・ピトゥカが左足でボックス内に質の高いボールを送ると、アルトゥール・カイキがゴール右にヘディングシュートを叩き込んだ。
1点を先行した鹿島は、後半も立ち上がりから攻勢を仕掛ける。まずは55分、ファン・アラーノの縦パスをボックス内で受けた上田が前を向き、右足のシュート。だが、これはゴール右に外れた。
65分にはロングカウンターから決定機。ファン・アラーノのスルーパスから、右サイドの裏のスペースに抜け出した土居がボックス中央へと折り返す。走り込んだ上田が左足で合わせると、一度は相手DFのブロックに遭うも、こぼれ球を自ら押し込み、リードを2点に広げた。
2点のビハインドを負ったFC東京は、74分に反撃を始める。左サイドでボールを受けた長友がファーサイドにクロス。これを受けた中村がもう一度折り返すと、中央の渡邉が右足で見事なボレーシュートを決めた。
1点を返された鹿島だが、再びカウンターから大きなチャンスを作る。83分、レオ・シルバが自陣から裏のスペースを狙ったスルーパスを送り、抜け出した荒木がボックス内に侵入。右足でシュートを放つも、精度を欠いて枠の上に外れた。
その後も両チーム攻め合う展開が続くも、大きなチャンスは生まれず1-2のまま終了。逃げ切った鹿島が来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に望みを繋いだ。一方のFC東京はこれでリーグ戦3連敗となった。
FC東京 1-2 鹿島アントラーズ
【FC東京】
渡邊凌磨(後30)
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(前46)
上田綺世(後20)
ホームの9位FC東京(勝ち点46)は前節、川崎フロンターレとの“多摩川クラシコ”に0-1で敗れると、中断期間に行われた名古屋グランパスとのYBCルヴァンカップの準決勝でも敗退。3位争いに参加するには離れすぎている状況だが、しっかりと来シーズンに繋がる戦いを見せたい。
試合は3分、FC東京がいきなり決定機を迎える。永井が右サイドの裏のスペースに抜け出し、中央にグラウンダーの折り返し。これに走り込んだ高萩が合わせるも、ゴール左に外れた。
立ち上がりからサポーターを沸かせたホームチームはさらに分厚い攻撃を仕掛ける。18分、安部が左に展開すると、受けたアダイウトンがボックスに侵入し、右足のシュート。相手DFにブロックされたところに安部が詰めるも、今度はGKに防がれた。
相手の猛攻をしのいだ鹿島はその流れからカウンター。一気に持ち上がったディエゴ・ピトゥカから、ボックス左でボールを受けた上田が中央へと折り返す。これに土居が合わせるも、相手GKのセーブに遭う。
37分には鹿島に大きなチャンス。ディエゴ・ピトゥカのスルーパスから上田がボックス右に抜け出し、右足でシュートを放つ。しかし、これも相手GKに弾かれてしまう。
鹿島が攻勢を強める中で、セットプレーから先手を取る。前半アディショナルタイム、常本がボックス手前右で倒されFKを獲得。キッカーのディエゴ・ピトゥカが左足でボックス内に質の高いボールを送ると、アルトゥール・カイキがゴール右にヘディングシュートを叩き込んだ。
1点を先行した鹿島は、後半も立ち上がりから攻勢を仕掛ける。まずは55分、ファン・アラーノの縦パスをボックス内で受けた上田が前を向き、右足のシュート。だが、これはゴール右に外れた。
65分にはロングカウンターから決定機。ファン・アラーノのスルーパスから、右サイドの裏のスペースに抜け出した土居がボックス中央へと折り返す。走り込んだ上田が左足で合わせると、一度は相手DFのブロックに遭うも、こぼれ球を自ら押し込み、リードを2点に広げた。
2点のビハインドを負ったFC東京は、74分に反撃を始める。左サイドでボールを受けた長友がファーサイドにクロス。これを受けた中村がもう一度折り返すと、中央の渡邉が右足で見事なボレーシュートを決めた。
1点を返された鹿島だが、再びカウンターから大きなチャンスを作る。83分、レオ・シルバが自陣から裏のスペースを狙ったスルーパスを送り、抜け出した荒木がボックス内に侵入。右足でシュートを放つも、精度を欠いて枠の上に外れた。
その後も両チーム攻め合う展開が続くも、大きなチャンスは生まれず1-2のまま終了。逃げ切った鹿島が来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に望みを繋いだ。一方のFC東京はこれでリーグ戦3連敗となった。
FC東京 1-2 鹿島アントラーズ
【FC東京】
渡邊凌磨(後30)
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(前46)
上田綺世(後20)
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